トップページ > ハイキング&ウォーキング > 湯坂路 | 更新日:2020年10月25日 |
小涌谷駅BSのベンチで身支度。そして周辺調査。 国道1号を横断して進むと小涌谷駅。道標「千条の滝20分・浅間山50分」と「湯坂路コース案内図」あり。Googleフォトで案内図を見る 08:30 それでは出発!大きな「箱根小涌谷温泉ご案内」がある「千条の滝通り」へ。 【!】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
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舗装道路を上ると、左(南東)に浅間山。今から行くから待っててね。 「←千条の滝5分/蓬莱園5分↑」で左へ。木漏れ日の水平道を進み・・・ あっ!今回デビューしたGPSロガーがオフのまま。 オンにして、「何分ぐらいで衛星補足するかな?」とチェックしながら歩いていたら・・・ |
08:45 千条の滝(ちすじのたき)。「せんじょうのたき」ではありません。 迫力の滝ではなく、しとやかな滝です。 この先が登山道。登りになるので、小休憩。(ベンチあり) |
解説板。
千条の滝 この滝は、蛇骨川上流に位置し、苔むした岩肌をつたって流れ落ちるさまは、いく条もの糸のように見え、いつのころからか「千条の滝」と呼ばれるようになりました。その名にふさわしく優しく、幽玄な雰囲気をかもし出しています。
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「ハイキングコース案内図」もあります。Googleフォトで案内図を見る 08:50 続行!蛇骨川を橋で渡り・・・ |
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すぐに「←湯本130分・浅間山30分/鷹巣山40分・芦之湯70分↑」の分岐。 ちなみに、登山地図(2010年版)では「浅間山40分」。 箱根では道標に書かれたコースタイムは短めです。覚えておいてね。 参考までに・・・私たちの実績は「50分」でした。遅い?ふふ。 |
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最初は大きくジグザグ登り。ゴツゴツ石なので足元注意。 | |
植林内は根っこにも注意してね。 |
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09:35 やがて傾斜がゆるんで木漏れ日の分岐。 道標は「↓千条の滝20分/浅間山5分→/宮ノ下50分↑」。 【参考】もうひとつ「温泉小学校学校林」の標識。かつて宮ノ下にあった町立温泉小学校は、2008年に廃校となり、宮城野の「箱根の森小学校」として統合されたそうです。
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「宮ノ下」を分け、ゆるく下る道は快適! |
09:40 わずかに登り返したら鷹巣山(たかのすやま)分岐。 道標は「←大平台50分・湯本100分/千条の滝20分・小涌谷35分↓/鷹巣山25分・芦之湯55分→」。 すでに浅間山の山頂部で、細長く、L字に曲がった草原です。 |
ベンチで休憩。まだこの時間だから見かけたハイカーはひとり。 最初は電波塔がある上二子山が見えていましたが、やがて雲の中。 明るい草原に咲くツリガネニンジン。他にはキンミズヒキやシシウドなど。 |
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左(東)側にもベンチがあり、道の真ん中に三角点。上部が欠けて可哀想。 ここが浅間山。案内板では804m。登山地図(2010年版)では802.2m。地理院地図では801.6m。ふふ。 【学ぶ】浅間山(せんげんやま 804m) 昔は下鷹巣山と呼ばれていました。江戸時代富士山への信仰から浅間信仰が起こり、この山の中腹に浅間神社を祭ってから、浅間山と呼ばれるようになりました。鷹巣城があったのはこの山と思われます。
-箱根町-
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10:00 では、下山。道は広く、ゆるやか。そして明るい。気持ちいいね。 | |
シラヤマギク。白い野菊。秋を感じます。 | |
10:10 気持ちよく下っていくと大平台分岐。 道標は「←大平台40分/↓芦之湯65分・浅間山10分/湯本90分↑」。 この辺りはススキが多い。 |
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城山(743m)のピークは気付かずに過ぎ・・・ 秋の七草・オミナエシ。アキノタムラソウも咲いていました。 |
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送電線の下を通過。左に送電鉄塔(西-沼36号)。 巡視路の踏跡に進んでみたら、鉄塔基部は刈り払われて広場。 コース中にベンチはありませんが、ここなら弁当を食べるのによいかもね。 【参考】この手前にも右(南)に下る経路があり、少したどってみましたが、これも巡視路だったようです。(未確認です)
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10:40 「湯本60分↑」地点。以前は「湯坂城路」と誤表示でしたが「湯坂城跡」と修正されていました。 ここから400mほど下ったところが湯坂山(546.8m。三角点あり)だったようですが、今回も気付きませんでした。 |
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10:50 湯坂山を過ぎると左が植林。青々としたカエデやサクラの道をゆるく下ります。 紅葉の時期は絶対にきれいだと思います。 男性ふたりとすれ違う時、「湯坂山ってどこでしょう?」と問われ、「もう少し上だと思いますが、見落としました。三角点もあるようですね。」と答えました。 「ありがとうございます。」、「いえ。」 たったこれだけの会話でも何だかよい感じ。 |
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等高線がやや密な標高450〜500m帯はジグザグに下り・・・ 植林内は根っこに気を付けてね。 |
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11:20 石畳。歩きにくい(失礼な!)ので、けっこう疲れます。侮らないでね。 | |
一旦、石畳が終わると・・・ 11:30 湯坂城跡(ゆさかじょうし)。 【学ぶ】室町時代に城築。伊勢宗瑞(北条早雲)に滅ぼされた。後北条氏は豊臣秀吉との対決に備えて湯坂城も整備したと思われる。 -要約-
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「湯本20分↑」の先はジグザグ下り。 部分的に残る石畳やゴツゴツ石の道は歩きにくくて(失礼な!)疲れます。 |
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11:55 国号1号に降り立ったところが「湯坂路登り口」。「湯坂路(鎌倉古道)」の標柱あり。 箱根湯本駅までは10分ぐらいでしょう。旭橋までは歩道がないので注意してね。 お疲れさまでした。 【!】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
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汗ビチョビチョは想定内。こんな時は日帰り温泉へ。今回は和泉。登山口の隣です。 料金:1,200円|無料休憩室:あり|コインロッカー:100円は返却|備品:シャンプー、ボディソープ、ドライヤー 「早雲の湯」と「権現の湯」が男女日替わり。それぞれ内湯ひとつと小さめの外湯がふたつほど。 まだお昼なのでガラガラ。さっぱりしました。 |
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13:15 お腹ペコペコ。ハイカラ中華・日清亭で昼食。テレビや雑誌、グルメサイトでは有名らしい。 名物おじさん(?)がおすすめを紹介してくれて、妻は半ラーメン+半揚げワンタン+中華ちまき+グラスビール(1,000円)。私は従わず、タンメン(700円)と生ビール(450円) 手打ち麺ですが、すぐに伸びてしまいます。(ゆで時間1分とのこと) |
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今回使ったGPSロガー(I・O DATA製 旅レコ)。直径3cm、高さ7.5cm、70g ぐらい。 トラックデータを保存するだけで、位置を地図に表示することはできません。 迷子になって役立つわけでもありません。(経度緯度なら分かる) |
飛鳥時代以前? | 碓氷道 | 御殿場…乙女峠…仙石原…碓氷峠…宮城野…明神ヶ岳…関本…松田 |
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奈良・平安時代 | 足柄道 | 御殿場…竹之下…足柄峠…矢倉沢…関本…国府津 |
鎌倉・室町時代 | 湯坂路 | 三島…元山中…箱根峠…元箱根…精進池…芦之湯…鷹巣山…浅間山…湯本…小田原…国府津 |
江戸時代 | 旧東海道 | 三島…笹原…箱根峠…元箱根…甘酒茶屋…畑宿…湯本…小田原…国府津 |
現代 | 国道1号 | 三島…笹原…箱根峠…元箱根…精進池…芦之湯…小涌谷…宮ノ下…湯本…小田原…国府津 |
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【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト