■世附権現山・ミツバ岳

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 世附権現山・ミツバ岳 更新日:2008年12月26日

◆日付・天気

2007年04月21日(土曜日) 天気:晴れのち曇り・・・南風が強い一日でした。

◆コース(所要時間:5時間45分)

【起点】丹沢湖記念館トイレあり09:30…(5分)…09:35浅瀬入口…(25分)…10:00落合発電所貯水槽…(10分)…10:10P560…(20分)…10:30P661…(30分)…11:00P756…(50分)…11:50世附権現山お弁当ポイント[昼食]12:25…(50分)…13:15ミツバ岳お弁当ポイント13:20…(1時間)…14:20滝壺橋…(10分)…14:30望郷の碑休憩所14:50…(25分トイレあり[1])…15:15丹沢湖記念館トイレあり【終点】 KML
【参考】[1] 休憩所の少し先の駐車場にトイレあり。

◆コメント

登山地図では浅瀬入口…(赤破線)…世附権現山…(黒破線)…ミツバ岳…(記載なし)…滝壺橋です。しかし、近年になって誤称:ミツバ岳(正式名は大出山)付近のミツマタの大群落が有名になり、花の時期にはハイカーがどっと押し寄せるようになったと聞きます。
今回は見頃を過ぎたのを承知で訪れてみました。やや見頃は過ぎたとは言え、大群落は見応えがありました。喧騒の時期も終わったようで、静かな山歩きを楽しむことができました。
【注記】踏跡は明瞭でしたが、降雪で消された場合は細心の注意が必要でしょう。整備された一般ハイキングコースではないので足場の悪い個所もあります。初心者には不向きとの表示あり。
【参考】丹沢湖・永歳橋の北西に位置する権現山は、畦ヶ丸南東の権現山と区別するために前者を世附(よづく)権現山、後者を箒沢(ほうきさわ)権現山と呼ぶそうです。

◆アルバム

日の出 05:27 低く厚い雲と上空にも薄い雲。晴れなくても、大雨でなければ大丈夫さ。
さて、荷造りと弁当作り。
【移動】辻堂07:17==(JR東海道本線)==07:40国府津07:58==(JR御殿場線:JR計740円)==08:26谷峨08:51==(富士急湘南バス:420円)==09:20丹沢湖BS
谷峨駅でバス待ち時間は25分。少し長いけど、そんな時は・・・ストレッチ!
登山口の最寄は浅瀬入口BSですが、トイレのある丹沢湖記念館を起点にする方が何かと便利なので、ひとつ手前の丹沢湖BSで下車しました。
永歳橋を渡る 丹沢湖BSから少し歩けば丹沢湖記念館。トイレ後、身支度。

09:30 それでは出発!

永歳橋の先に見えるふたつのピークは手前がP560、奥がP661。このピークを越えて、ここからは見えない世附権現山に向かいます。
浅瀬入口の登山口 左は落合隧道。┤字路の角が登山口。わずかに直進すれば最寄の浅瀬入口BSです。

09:35 「権現山2.8km」の登山口には「権現山まで踏跡不明瞭、初心者の通行不向き」の看板があります。
コンクリート階段を上って山歩き開始!
防鹿柵 送電鉄塔までの登りは巡視路なのでしょう、プラスチック階段もあります。

09:45 最初の防鹿柵。「柵を越え、扉を閉めて進んでください」の看板と脚立がありますが、脚立越えが面倒なのか扉の金網は壊されていました。むごいことを・・・
柵越えは全部で4箇所ほど。植林の中をクネクネと登ります。
発電所貯水槽から大野山を見る 10:00 導水管を左に見て進むと何やら建物。東電落合発電所貯水槽だそうです。

振り返ると大野山。南にぼんやり箱根の明神ヶ岳。番ヶ平方向には前峰のP843
「元」展望所へ 貯水槽すぐ先に「←展望所」の道標。
寄ってみましたが、整備不良で荒れ、樹木が育って展望不良でした。

引き返してよく見ると「←『』展望所」と加筆あり。なるほどね。
↑権現山2.2km/丹沢湖0.6km↓」を見て先へ。
P560付近の水道基準点 10:10 スミレやキランソウの咲く道を進み、「↑権現山2.0km/丹沢湖0.8km↓」の手前左のピークがP560

ピークから南にわずかのところに基準点
大又沢ダムから引かれた水力発電用水路が直下を通っているのでしょう。こんな山の中を、いったいどのような工事でつないだの?すごいね。
引き返して尾根へ。
P661への急坂 P560から細尾根をひと登り。
赤テープ「←TEPCO新土沢」分岐は直進。

10:18 やがて広めの尾根になり、急坂をジグザグ登り。
風が強くて飛ばされそうでした。もちろん帽子はザックの中へ。

防鹿柵になったら左へ。逆コースの場合は直進しないように。
P661 10:30 柵に沿って登ったピークがP661
「↓丹沢湖1.1km/権現山1.7km→」でコースはやや右に曲がり、一旦下ります。
細尾根は要注意 左(南西)に開けたところでは番ヶ平(P867)から不老山の稜線が見え、樹間越しに眼下には丹沢湖も見えます。
堪能したら先へ。

10:40 足場の悪い細尾根は慎重に。
P756への登り 10:47 防鹿柵を離れる頃、右前方(北東)にやっと姿を現した世附権現山。葉の茂る夏場は見えないかな。

10:55 少しなだらか。あたりは芽吹き初めの淡い黄緑色。
権現山への急登 11:00 「↓丹沢湖1.9km/権現山0.9km→」のピークがP756
下ったのちの登り返しが本日の頑張りどころ。

10:07 石ゴロゴロ急登。ジグザグ登り。足元に気を付けて。そして石を落とさないようにね。
ブナ林の急登 11:30 石ゴロゴロを過ぎてもまだジグザグ急登。滑りやすいので気を付けて。

11:40 「↑権現山0.3km/丹沢湖2.5km↓」付近でなだらかになり、ブナの尾根道は穏やかで快適。
世附権現山 11:50 あら?最後はあっけなく世附権現山(1018.8m)。二等三角点があります。

山頂部の芽吹きはこれから。今だ冬枯れの木々の間から、わずかに周囲が望めましたが、葉を広げる夏季は展望は無理かな?
北に二本杉峠〜屏風岩山、西にミツバ岳への経路を確認したら・・・
お弁当 お待たせしました、お弁当。ベンチで昼食。今日は豆ご飯だよ。

この時、ミツバ岳方面から登ってきた熟年ペアハイカー。「こんにちは」と挨拶。
今回のコースで出会った最初で最後のハイカーでした。
山頂から菰釣山方向
食後は山座同定。木々の切れ目から北西に甲相国境尾根の菰釣山(こもつるしやま)。奥のなだらかなピークは山梨県の御正体山(みしょうたいさん)。いつの日か登ってみたいなぁ。
山頂の山の神 山頂の少し外れには山の神。寄り添う木は伐採されているけど、苔むす姿がお似合いだね。

12:25 安全を祈り、靴紐を締め直してミツバ岳経由で下山。
下りの途中で畦ヶ丸を見る 12:27 小さく可愛いマメザクラを見て、ブナ林のジグザグ下りの途中で右(北)に畦ヶ丸
一度しか登っていないけど、トウゴクミツバが咲く頃(2005年5月)だったね。
木の幹に表示あり 12:33 尾根は西に続きますが、ミツバ岳へは左(南西)に向きを変えます。
木の幹の「←ミツバ岳」の表示を見落とさないでね。
芽吹く山 12:40 山頂から200mぐらい下った標高800mちょっとの場所。芽吹く葉は緑だったり赤だったり。
標高差200mで雰囲気はずいぶん違うね。

やがて右が植林地のなだらかな鞍部になり、ミツマタを見かけるようになります。
ミツマタ群落地を歩く 13:05 ミツバ岳手前(北東)のなだらかなピーク付近は特に大群落となっています。
日当りの良い斜面はミツマタの淡い黄色で輝いていました。
ミツバ岳 13:15 あら?気付くとミツバ岳(834.5m)。
手作りの山頂標の立つ穏やかなピークで、ここでもミツマタが迎えてくれました。
【参考】正式名は「大出山(おおだやま)」で、「ミツバ岳」は誤称です。地権者は個人で、誤称で呼ばれることに不快感を持っているそうです。誤称の看板やマーキングは慎みましょう。
ミツバ岳からの展望
山頂の西側が切り開かれて良い眺め。不老山は雲の中。樹下の二人から湯船山、そして甲相国境尾根
ここまで、ところどころで姿を見せてくれた富士山は全く見えなくなりました。意地悪だね。
【参考】防鹿柵があるのですが、踏み潰されて哀れな姿でした。むごいことを・・・
13:20 展望を楽しんだら滝壺橋へ下山。南の尾根へ。
滝壺橋に下る 13:28 南東に向きを変えた後は、ジグザグの急坂下り
結局、滝壺橋まで延々急坂だったので、逆コースの場合は覚悟が必要ですね。

やがて左が植林地となり、沿うようにジグザグ下り。
書き込まれた看板 13:55 「水源協定林」の看板で東に向きを変えます。看板の裏に「←滝壺橋」の加筆あり。
表は・・・あら!ミツバ岳〜滝壺橋の経路が書き込まれている!

進むと滝壺沢の沢音が聞こえるようになります。
滝壺橋 樹間越しに湖岸の道路が見える頃、ヒトリシズカの群生を見かけました。

14:20 最後はコンクリート階段。下りたところが滝壺橋
左に進めば浅瀬入口、永歳橋です。
山肌(春と晩秋) 14:25 5ヶ月前に歩いた紅葉の丹沢湖と異なって、春の山肌は若々しい
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
東屋の休憩所 14:30 望郷の碑の立つ休憩所。
休まず進めば便の少ないバスにピッタリなのは分かっていたけど、急ぐわけでもないからね。
枝垂桜越しに丹沢湖と青い世附大橋を眺めながら柿ピーをポリポリ。
水没してしまったけど、昔は人々の営みがあったんだよ。

14:50 さて!腰を上げ、丹沢湖記念館に向かいました。
15:15 浅瀬入口BSを過ぎ、永歳橋を渡って丹沢湖記念館に到着。休まず歩けば滝壺橋〜記念館は35分でした。
トイレを借りて、館内のジオラマで今日の山歩きを再確認。少し時間がかかったけど、こんなもんかな?

◆おまけ

ビールで乾杯! バス時刻まで30分以上あるので、こんな時は・・・
丹沢湖BSの向かいのレストハウスで燃料補給。

ビールで乾杯!ついつい2本。お疲れさまでした。
【料金】ビール:550円+税、ワカサギフライ:800円+税
【移動】丹沢湖BS16:01==(富士急湘南バス:420円)==16:24谷峨16:31==(JR御殿場線)==16:59国府津17:07==(JR東海道本線:JR計740円)==17:35辻堂

◆メモ

  • 尾根分岐では本経路以外に踏跡も見かけました。表示もないので、下山時は特に注意が必要です。
  • ミツバ岳(正式名:大出山)は民有地で、入山規制がないのは地権者の好意だそうです。迷惑を掛けないようにしましょうね。
  • 旧東電落合発電所は三保ダムの完成で水没したそうです。丹沢湖記念館の横にある水車ランナーが当時の物のようです。現在の発電所は永歳橋・落合隧道側に新設されています。三保ダム天端から落合隧道方向を見ると、導水管が下部で「グン!」と右にドッグレッグしている理由がやっと理解できました。でも・・・現在も発電しているのかな?東京電力のサイト内検索でもヒットしないし・・・

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