■縄文杉コース

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 縄文杉コース 更新日:2008年10月18日

◆日付・天気

2008年10月10日(金曜日) 天気:雨のち曇り・・・屋久島らしい、しっぽり濡れたトレッキングでした。

◆コース(所要時間:9時間40分)

【起点】荒川登山口トイレあり06:15…(50分)…07:05小中学校跡お弁当ポイント[1]07:15…(1時間25分トイレあり[2])…08:40大株歩道入口トイレあり08:45…(30分)…09:15ウィルソン株…(1時間25分)…10:40縄文杉お弁当ポイント[3]11:30…(3時間15分。ウィルソン株、大株歩道入口での休憩を含む)…14:45小杉谷橋[4]15:10…(45分)…15:55荒川登山口トイレあり【終点】 KML
【参考】[1] 小中学校跡のすぐ先に休憩舎あり。 [2] 楠川分れの先にバイオトイレあり。 [3] 縄文杉から高塚小屋方向に進むと休憩舎あり。 [4] 河原に下りてティータイム。

◆コメント

コースタイムは大雑把に往復8〜9時間。休憩・食事を入れると所要時間は10時間ぐらいでしょう。きびしい急登はありませんが、距離があるので疲れます。そして、朝が早いのも・・・覚悟してね。
屋久島といえば。往路の途中までは雨でしたが、大雨になることはなく、屋久島らしい雰囲気。雨の山歩きが楽しいと感じたのは初めてでした。

◆アルバム

朝一で移動。自宅を出たのは05:30頃。
羽田空港[朝食]08:00==09:45鹿児島空港10:10==11:00金生町BS…ドルフィンポート[昼食]…11:55鹿児島港
美しい開聞岳 12:20 高速船・ロケットは、桜島に見送られて定刻に出港。
屋久島宮之浦港までは、1時間50分の船旅。

やがて右舷前方に小さく開聞岳(かいもんだけ)が見えてきて・・・

13:10頃 03時の方向に開聞岳が最大となる。
数人の老人たちが、右舷窓側に移動して熱心に撮影。
きびしく、悲しい思い出があるのかも知れない。
青空。高高度に一筋の飛行機雲。平和の喜びを噛み締める。

そして左に大隅半島の佐多岬に見送られる頃が、航路のおよそ半分。
14:10 定刻に宮之浦港に接岸。
この日は屋久島環境文化村センターを訪れただけ(観覧料:500円)。大型映像や展示を見て屋久島を学習。
明日が本番。長丁場だし、朝も早い。民宿では夕食のビールは控えめに、就寝も早めに。

04:30 民宿前。空には星々が輝いて、朝と言うより、まだ夜。そしてガイドさんの車が到着。
今回のツアー参加は計6人。他の4人は若い女性。「おはようございます。よろしくお願いします。」の挨拶の後、発車!

県道屋久島公園安房(あんぼう)線はターンしながら高度を上げ、やがて・・・あらまぁ!大粒の雨!
「この雨の中を歩くの?」少し心配。「あんなに星が輝いていたのに・・・」と私。「これが屋久島です。」とガイドさん。然り。

05:40頃 町道荒川線の終点が荒川登山口。駐車場は、すでに車があふれていました。
「車で朝のお弁当を食べなさい。トイレはそこよ。水場はあるから500mlでいいよ。濡れて困る物、不要な物は車に置いていきなさい。急がなくていいよ。出発は明るくなってからだよ。」ガイドさんの指示は的確。
車内でランタンの下、朝食。そして身支度。雨具は上だけ。カメラはザックの中へ。ザックカバーを掛けて準備完了。
トロッコ道を進む 06:15 私は殿(しんがり)の任を仰せ付かり、出発
トロッコ軌道の中央を踏んで進みます。枕木を踏み外さぬようにね。

07:05 小杉谷橋を渡ったところが小杉谷小中学校跡
解説板の運動会の写真が当時の賑わいを伝えます。
休憩はすぐ先の休憩舎で。

07:25 まだまだ続くトロッコ道。でも、小杉谷橋から板張りになったので歩きやすい。
やがて雨は小降り。これなら大丈夫。
三代杉 楠川分れ」で白谷(しらたに)雲水峡方面を分けて進むと・・・

07:45 三代杉。(樹高:38.4m、胸高周囲:4.4m、推定樹齢:500年)
1代目が約2000年で倒れ(現在は空洞)、倒木更新した2代目が約1000年で伐採され、現在は切株更新した3代目とのこと。
トロッコ道は終わり、大株歩道 時にヤクシカを見かけます。ニホンジカに比べて小さくて、かわいい。
人馴れしているのか、静かにしていれば、逃げたりしません。

08:40 大株歩道入口。(写真は橋から見た沢の上流方向)
軌道歩きはここまで。橋の手前で右が登山道
その前に休憩。トイレは橋を渡ったすぐ先でした。

入口からは斜面の谷道登り。岩場もありますが、整備されています。
ウィルソン株 09:15 ウィルソン株。(切り口周囲:13.8m、伐採時樹齢:3000年?)
こんな素人写真では分かりにくいですが、大きい!
伐採時の樹高は、どのぐらいだったのだろう?

内部は空洞で、小さな祠が祭られています。
そして・・・
ハートに和む 空洞の上部開口部は・・・見る角度で「ハート形」になります。
誰が最初に気付いたのでしょう?有名になりましたね。
深い緑 ウィルソン株の先は、急階段
でも、段差はそれほどでもないのでコツコツ登り。ふぅ。

10:05 小さなアップダウンが続きます。
豊かな緑清らかな水。深く、美しい森。
大王杉 10:10 大王杉。(樹高:24.7m、胸高周囲:11.1m、推定樹齢:3000年)
縄文杉が発見されるまでは「最大の屋久杉」とされました。
威風堂々。「大王」の名がふさわしい。

そして、少し先が・・・
夫婦杉 10:15 夫婦杉
歩道から見た左(下)が妻杉。(樹高:25.5m、胸高周囲:5.8m)
右(上)が夫杉。(樹高:22.9m、胸高周囲:10.9m)
名の由来は「手をつなぐように、つながった枝」。連理の契り
私たちも・・・照れながら・・・手をつないでみました。
しっとり冷たい 10:25 名はあるのかな?大きな杉。
木道歩道を外れてはいけないので、名木を見るのは少し離れた場所から。
でも、この木は直に触れます
「触ってごらん、冷たいよ。」とガイドさん。
なるほど、雨に濡れた幹は、ひんやり。君は、こうして何人と触れ合ったんだろうね。

歩き進むと、やがて展望デッキに続く階段。上りきると・・・
縄文杉 10:40 縄文杉。(樹高:25.3m、胸高周囲:16.4m、推定樹齢:2000年とも、7200年とも)
言葉は要らない。迫力!素人写真で伝えられないのが残念。

君に会いにきたんだ。長距離移動、早起き、トロッコ道、階段・岩場のアップダウン、おまけに雨中行軍。
この姿を記憶しよう!

「ハーイ、到着だよ。よく頑張ったね。カメラを貸して。写してあげるよ。バンザーイして!」とガイドさん。
皆の顔は、疲れを忘れて輝く。

堪能したら、高塚小屋方向に少し進んだ休憩舎昼食
今朝、4時過ぎには既に民宿に届いていたお弁当。感謝。
いただきまーす!ずいぶん塩が利いたおにぎりは・・・塩分補給を考えてくれたのかな?

「今、お湯を沸かすよ。インスタントだけど、お味噌汁があるからね。」
ガイドさんの気遣いが、うれしい。
見上げてみた 11:30頃 下山。同じ道を引き返します。

まだまだ縄文杉を目指して登ってくる人は多い。
登りを優先して、すれ違います。
脚力不安の年配者はつらそう。心の中で・・・「もう少しですよ!」

見上げたら、薄くガスがかかった山は神秘的
薄い霧が神秘的 緑は深い。
アニメ映画「もののけ姫」の木霊(こだま)たち。いるのかな?
「カラカラカラ・・・」と、音が聞こえてきそう。
ガイドさんと記念撮影 13:10 再び大株歩道入口。トイレ後、休憩(10分ぐらい)。

ここでガイドさんと記念撮影。
この先はトロッコ道。転んでも大ケガはないでしょう。
もっとも、橋から落ちたら別ですが・・・
最高のティーパーティー 14:45 左に小杉谷小中学校跡を見て進み、小杉谷橋

渡ったら、ガイドさんはコースを外れて踏跡へ。「ん?」
そこは橋を見上げる河原。巨石が、どっかり。
「裸足になって川に浸けてごらん。冷たいよ。疲れが取れるし、残らないよ。お湯を沸かしてコーヒーを飲もうね。甘いお菓子もあるよ。」とガイドさん。
インスタントコーヒーが、おいしい。ゴクン・・・ふぅ〜。
「山で食べたら、何でもおいしいね。」とガイドさん。然り。不思議だね。
一生忘れられない、すばらしいティータイム
ごちそうさま!そして再びトロッコ道。荒川登山口までは45分ぐらい。足を冷やした効果で、足が楽。なるほど!

15:55 予定通りに荒川登山口。「お疲れさま!」ガイドさんとハイタッチ。ちょっと転んだけど、ケガはなく、問題なし。
あの河原でのティータイムはマージンだったんだね・・・。脚力がないメンバーがいたら時間がかかるから。
若い女性陣に一生懸命に付いていった妻も、よく頑張りました。(拍手!)

民宿までは車で1時間以上。ガイドさんは、まだまだ気が抜けない。薄いガスの中、カーブの連続。町道を上り、県道を下ります。
「娘たちは眠ってしまったよ。」とガイドさん。ふふ。静かになった車内。心地よい・・・エンジン音。

お腹減ったね! 民宿に戻ったら、お風呂。ガイドさんに教えてもらった通り、冷水シャワーで足をクールダウン

そして夕食
同じ民宿だったツアーの女性ふたりも隣席になって、今日のツアーを振り返る。
自家製&揚げたての薩摩揚げはプリプリ。料理はすべておいしい!ビールも焼酎も!

◆メモ

  • 雨具は必須です。靴の防水処理も要。本降りになると、トロッコ道も登山道も「川」になるとのこと。
  • 路線バスを利用して「縄文杉コース」を歩くことも可能です。でも、以下の注意が必要です。(2008年10月現在)
    • 宮之浦地区からは早朝の2便だけ。帰りの登山口発も夕方の2便。(種子島屋久島交通、まつばんだ交通ともに朝夕各一便)
    • 冬季(12月〜2月)は運休。
    特に初心者は、送迎してくれるガイドさんを依頼する方が有益です。(時間管理、コース説明、ポイント紹介、動植物説明・・・など)
  • ハイシーズンのゴールデンウィーク8月は、荒川登山口への一般車両の乗り入れが規制され(駐車場スペースがボトルネック)、屋久杉自然館〜荒川登山口はシャトルバス利用になります。
  • 屋久島では樹齢1000年を超えるような杉を「屋久杉」と呼び、これに満たない杉を「小杉」と呼んで区別するそうです。想像を絶する「時の長さ」だね。

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