■矢倉岳

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 矢倉岳 更新日:2014年03月30日

◆日付・天気

2014年03月22日(日曜日) 天気:晴れ・・・空気が澄んでいました。

◆コース(所要時間:5時間)

【起点】矢倉沢公民館トイレあり09:00…(10分)…09:10白山神社…(1時間50分)…11:00矢倉岳お弁当ポイント[昼食]11:45…(20分)…12:05山伏平…(1時間)…13:05足柄万葉公園BSお弁当ポイント…(10分)…13:15矢倉岳/地蔵堂分岐…(20分)…13:35あずま屋お弁当ポイント…(25分)…14:00地蔵堂BSトイレあり[1]【終点】 KML地理院地図
【参考】[1] 地蔵堂BS先の駐車場にトイレがあります。

◆コメント

足柄平野から西の富士山を見た時、手前にある「こんもりした三角形の山」が矢倉岳(やぐらだけ)で、「お椀をふせたような」と形容されます。
山頂はカヤの広場で、房総半島〜三浦半島〜相模湾〜足柄平野〜箱根の山々〜愛鷹山塊〜富士山と開けます。
展望がよく、登りやすい山なので人気があります。登山コースはいくつかあるので、コースを変えて何度も登ってみるのもよいでしょう。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

【移動】辻堂07:17==(JR東海道本線:480円)==07:49小田原08:00==(伊豆箱根鉄道・大雄山線:270円)==08:21大雄山・関本BS08:30==(箱根登山バス:300円)==08:42矢倉沢BS
【注意】大雄山(関本)〜地蔵堂間のバス便は1本/1時間程度です。本数が少ないので注意願います。
地蔵堂行きのバスは新松田駅が始発です。関本BSに到着して下車した人がいたので、ちょうど全員が座れました。乗客はほぼ全員がハイカー。ほとんど「ハイキング専用バス」状態!
公民館へ 矢倉沢BSで下車したのは他に5人ほど。残りは終点の地蔵堂BSまで行くのでしょう。

08:45 ザックからカメラを出して、身支度はこの先で。
横断歩道を渡って右(北西)の切り通しに進みます。
公民館前 バス停から数分で「観光案内」と「矢倉沢散策案内図」。矢倉沢公民館があります。
トイレ、駐車場、公園があるので、ここで身支度。

09:00 トイレ後、ストレッチ。それでは出発!

直進して川を渡り、正面の民家の壁面に書かれた矢印に従って左(西)へ。でも、なぜ壁に?
白山神社 道標に従って進み、途中で神社に寄ってみました。

09:10 白山神社。参道の石段は折れた枝が積もっていて、はて?
一箇月前の大雪のせい?あるいは春一番のせいでしょうか?
安全を祈ったら境内の左側へ。農道に合流します。
登山道 ミカン畑と茶畑の中の農道(コンクリート舗装)を上っていき・・・
Y字分岐を左に進むと「イノシシ被害対策」のゲート。開けて入り、ちゃんと閉めます。

09:30 作業小屋があるところが登山口。
ひと汗かいたので、一枚脱いで体温調節。水を飲んで水分補給。深呼吸をしたら山道へ。

最初は植林内をジグザグ登り
タンク跡 貯水タンクは壊れたまま。
冬枯れの雑木林 P600付近で植林が終わって明るくなり、一旦なだらかになります。
尾根道らしくなった登山道を登り・・・

10:15頃 標高650mぐらい。この先、標高750mぐらいまではやや急坂です。
「地上や枝先に花があるかな?」と思って探しましたが、まだ早かったようです。
御正体山 樹間から右に丹沢大山、左に明神ヶ岳を見て登り、振り返ると足柄平野。

10:50 肩のような小ピークを越えて緩んだところで右に山梨県の御正体山
もうひと頑張り ひと登りして、しだいに傾斜が緩んできたら・・・
矢倉岳 11:00 矢倉岳(870m)。迎えてくれるのは小さな石塔と矢倉明神を祭る石祠。そして富士山

あら?展望台がない!でも展望台の木材がベンチに活用されていました。
体を冷やさぬよう、すぐにウィンドブレーカーを着て・・・
展望
展望台がなくても展望は雄大。このすばらしい景色に出会うと、疲れは吹き飛びます。よい眺め!Googleフォトで大きな画像を見る (山座同定あり)
富士山 西には富士山。少し雲がかかっていましたが素晴らしい。
昨年、世界遺産に認定されて話題になったね。
昼食 展望を堪能しながら昼食。今日はカップ麺とパンだよ。
フ〜、フ〜、ズルルル。おいしいね!
登りが続き、ヘロヘロだった妻も復活しました。

11:45 少しずつハイカーが増えて20人ぐらい。では、下山
富士山を正面に見て西へ。
ぬかるみ 山伏平への道は北斜面ゆえ部分的に雪が残り、ぬかるんでいました(振り返って撮影)。
この写真では分かりづらいですが、ドロドロ。
こんなところでコケたら、ヌタ場で泥浴びしたイノシシ状態。
慎重に、ゆっくりでいいからね。
県境尾根を見る 傾斜が緩んで開けました
富士山から静岡/山梨/神奈川の県境尾根のパノラマ。ふ〜、よい眺め。Googleフォトで展望画像を見る (山座同定あり)
気を付けて まだ、部分的にぬかるみ。気が抜けない。

12:00 やがて右側が防鹿柵と植林になって傾斜が緩んできます。(標高750m付近)
ここまで下ると、ぬかるみはなくなりました。
山伏平 12:05 「←万葉公園・足柄峠/矢倉岳↓/21世紀の森・洒水の滝→」の分岐が山伏平
「平」の名ですが単なる分岐で、広場やベンチはありません。
【参考】登山地図(2013年版)ではここは「清水越」との記述です。

左(西)に行き、1〜2分で・・・
分岐 「↓矢倉岳・山伏平/地蔵堂↑/足柄万葉公園→」分岐
ここから地蔵堂へのコースが「山伏平コース」。
遠回りになりますが、まだ早いので万葉公園経由で地蔵堂に下ることにしました。
なだらか 尾根が南足柄市/山北町の境界ですが、コースは山腹の巻き道。緩やかな下りなので楽チン。
コース脇の植林が伐採されて少し明るくなりましたが、展望はありません。
左に矢倉岳 12:20 送電線の下を過ぎると少し開けます。左を振り返ると今日登った矢倉岳。
快適 送電線から先は基本的には緩やかな登り。疲れるほどではありません。
快適ですが、展望がないのが残念。

沢の源頭は丸太橋で渡り・・・
分岐 12:40 「←地蔵堂/足柄万葉公園・足柄峠↑」分岐
左(南東)に下れば「万葉ハイキングコース」(道標表示は「万葉ファミリーコース」)で地蔵堂ですが・・・
この先はもう万葉公園の敷地。ついでなので公園を少し散策して引き返すことにしました。

すぐ先の「万葉広場→」にひと登りすると・・・
足柄万葉公園 12:45 足柄万葉公園の「万葉広場」。神奈川県と静岡県の県境尾根です。
万葉集に出てくる足柄ゆかりの歌の歌碑や解説板がありますが・・・私にはさっぱりです。(失礼な!)
なので・・・お菓子を食べながらベンチで休憩。
近くで春の花を探しましたが、咲いていたのはヤブツバキぐらいでした。

12:55 腰を上げて、もう少し先へ。
ヘアピンカーブ 13:00 県道78号の3連ヘアピンカーブの上端に合流。
県道を歩いてもよいですが、右の園路へ。
案内図 園路を進み、あずまやの先にある「足柄万葉公園」案内図。Googleフォトで大きな画像を見る
バス停 13:05 そばに足柄万葉公園BSがありますが、便は少ない[2]です。
【注意】[2] 地蔵堂行きは4〜11月の土日祝のみ運行。午後は13時台1本、14時台2本だけです。(2014年3月現在)

この先10分ぐらいで「関所跡」や「足柄峠」。その手前から足柄古道で地蔵堂に下ることもできますが・・・
植林内のジグザグ下り 引き返しました。久しく「万葉ハイキングコース」を歩いていなかったので。
県道を戻り、3連ヘアピン上端で尾根下のハイキングコースへ・・・

13:15 地蔵堂分岐に戻ったら、「矢倉岳↑」を分けて「地蔵堂50分→」へ。
植林内のジグザグ下り。根っ子に注意。
道標もありますが、経路が分かりにくいところもあるのでテープも参考にします。
あずま屋 13:35 唐突に立派なあずま屋が出現します。
矢倉岳がよく見えて、休憩できるのはここぐらい。
「あしかりの郷」の散策路を示す道標がありますが、あまり歩かれていないようでした。
【参考】登山地図(2013年版)の「あしかりの郷」の位置は間違っている?
快適 「←あしかりの郷」を分けて進むと、道は広くなります。
左が植林、右が自然林。尾根の腹のサクサク下り
矢倉岳分岐 13:50 「←矢倉岳」分岐(振り返って撮影)。左下後方に続く経路が「山伏平コース」。
以前の道標は「←山伏平」表示でしたが、道標が新しくなって分かりやすくなったかも。

この分岐のすぐ先に車止めがあり、道標に従って右上へ。
ウメ畑 すぐに茶畑に出て正面(南東)が開けます。
なだらかなピークは明神ヶ岳手前のP825.1のようです。

ウメ畑を下り、小川を渡ります。
県道を横断したら、右へ20mぐらい上って左へ。(道標あり)
地蔵堂 「万葉うどん」の前を進み、突き当たった┬字路にあるお堂が地蔵堂
地蔵堂BS 14:00 地蔵堂BS。本数は少なく、土日祝は1本/1時間ほど(13時台なし)。
トイレは駐車場へ。
お疲れさまでした。
【移動】地蔵堂BS14:25==(箱根登山バス:440円)==14:43関本BS・大雄山14:50==(伊豆箱根鉄道・大雄山線:270円)==15:11小田原15:19==(JR東海道本線・国府津乗換え:480円)==15:52辻堂
地蔵堂BSで乗車したのは15人ぐらい。全員ハイカー。バスは定刻に発車して途中で一度も乗降はなく、つまりは「ハイキング専用直通バス」状態!

◆メモ

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