■矢倉岳

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 矢倉岳 更新日:2020年10月14日

◆日付・天気

2006年01月15日(日曜日) 天気:晴れのち曇り

◆コース(所要時間:3時間10分)

【起点】地蔵堂BSトイレあり[1]09:20…(30分)…09:50あずま屋お弁当ポイント…(20分)…10:10万葉公園/矢倉岳分岐…(30分)…10:40山伏平…(20分)…11:00矢倉岳お弁当ポイント[昼食]11:25…(55分)…12:20白山神社…(10分)…12:30本村BSトイレあり[2]【終点】 KML地理院地図
【参考】トイレは、[1] 地蔵堂BS先の駐車場、[2] バス停近くの公民館の前にあります。

◆コメント

昨年10月に登ろうと計画していた矢倉岳。でも、直前に私が腰を痛めたので中止。100%ではないけど、「ゆっくり歩けば大丈夫・・・」と出かけてみました。
山頂からの展望がすばらしいので人気の山です。残念ながら今回も富士山を見ることはできませんでしたけど・・・
【参考】逆コースで矢倉沢から登る方が普通でしょう。地蔵堂を終点にすれば、関本(大雄山)へのバス便は1本/1時間ぐらいです。うどん店や茶屋でバス待ち時間を調整することができます。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

【移動】辻堂07:17==(JR東海道本線:480円)==07:50小田原08:00==(伊豆箱根鉄道大雄山線:270円)==08:21大雄山・関本BS08:43==(箱根登山バス:440円)==09:02地蔵堂BS
【参考】大雄山駅で「ウォーキングマップ南足柄」が入手できました。各コースの紹介や地図もあるので便利です。

当初は前回と同じように矢倉沢BS下車で登り始めようと考えていました。でも、同乗していた20人級のハイカーが全員矢倉沢BSで下車したので、「運転手さんひとりじゃ寂しかろう。逆コースで歩いたこともないし・・・」と思って地蔵堂起点に変更しました。矢倉沢BSから先は、私ひとりの貸切状態。
地蔵堂から見た矢倉岳 終点の地蔵堂BSで下車。当然、私ひとり。コンビニおにぎり1個で朝食。静かだなぁ。
昨日は不気味なぐらい気温が上がり、夕方は雷雨。濡れているかな?スパッツを装着。
今日も暖かい。ウィンドブレーカもフリースも脱いでザックへ。

09:20 地蔵堂の後ろに見える山が矢倉岳
「お椀をふせたような」と形容される、遠くからでも目立つ山です。
万葉うどん 「万葉ファミリーコース→」に従って万葉うどんの店に向かい、そのまま先へ。
茶畑から入る 茶畑の手前に道標が見えるので、道標方向へ小川を渡って進みます。
分岐 09:30 すぐに植林になり、しばらくジグザグに登ると山伏平コース分岐
「山伏平→」は時間的には早く到着できるようですが、「荒れている」と聞いたことがあるので、今回は予定通り直進して「↑万葉公園」へ。
植樹林の道 09:35 分岐の先は植林の穏やかな登り。樹間から右手に矢倉岳を見ながら先へ。
左に金時山 左に少し開けたところでは、金時山の山頂を見ることができます。
道標 09:45 「あしかりの郷」って何だろう?分岐があったけど先へ。
あしかりの郷・あずま屋 09:50 あずま屋。矢倉岳が大きく見えます。
そばには「あしかりの郷 案内図」。20種類ほどの樹木が植栽され、散策できるようです。へー。Googleフォトで案内図を見る

2000年に歩いた時、「郷」やあずま屋はあったかしら?この雰囲気、散策した記憶もあるけど・・・曖昧。

「←地蔵堂/万葉公園・矢倉岳↑/あしかりの郷→」の道標を確認して「矢倉岳」へ。
テープを追って 10:00 あずま屋の先は広い植林の中のやや急坂。ふー。
指示板もありますが、黄色いテープも目印です。(写真は振り返って撮影)
分岐 10:10 「←万葉公園/矢倉岳→」のY字分岐
どちらも上で同じ尾根(正しくは尾根下)に出ます(▽形分岐)。

県境の尾根下の斜面道を右(北)に矢倉岳へ。穏やかな道になって、ホッ。
矢倉岳との標高差は100mぐらい。
境界の尾根道 やがて下りになり、県境から離れて山北町と南足柄市の境界下の斜面を進みます。

穏やかな下りは楽チン。でも相変わらずの植林地と、稼いだ高度を下げるのが残念。

送電線の下を通過し、再び上りに変わる頃、ガスが出てきました。展望が心配。
地蔵堂・矢倉沢分岐 10:40 直進は「地蔵堂・矢倉沢」。スタート直後の分岐で「山伏平」に進めばここに合流するのでしょう。
【?】登山地図・昭文社2002年版「箱根」では、ここが山伏平と読めます。登山地図が古いのかな?
21世紀の森・洒水の滝分岐 数分で「↑21世紀の森・洒水の滝/矢倉岳→」の分岐。
【?】「ウォーキングマップ南足柄」を見ると、ここが「山伏平」。登山地図「箱根」では「清水越え」とあります。よく分かりません。
林相が変わった 植林から雑木林になり、雰囲気も変わってきます。そしてしだいに登りも少し急になってきます。
頑張って! 元気を出して階段登り。
登り切ると、少し開けてなだらかになるので「山頂?」と勘違いします。もう少し頑張ってね。

山頂近くはぬかるんで滑りやすくなっていました。北面なので霜柱かな?この陽気で溶けたのかな?
広い山頂 11:00 頑張って登り切ったら矢倉岳(870m)。
広い草原の山頂に展望台あり。まわりは萱で囲まれています。
展望台から南方向
展望台に上がってみましたが、富士山は雲の中。明神ヶ岳の山頂さえも。
今朝、夜明け前は富士山も見えていたのにね。でも、こんなもんです。
眼下には足柄平野、そして相模湾に浮かぶ江の島が小さくかすかに見えました。
祠と石塔 山頂には矢倉明神の祠と石塔。この方向に富士山が見えるはず・・・

暖かい鍋料理(?)で楽しそうなパーティーを横目に、私も昼食
冷たく変形したコンビニおにぎり2個。そしてPETボトルに入れてきた冷たい水道水。でも、泣いたりしないよ。
雑木林 雲は切れるかな?うーん、無理そう・・・
11:25 されば、下山。矢倉沢に下ります。

山の上部は雑木林。植林と異なって明るく、野鳥の鳴き声がそこかしこ。
この先、一部階段もあり、やや急な下り坂もあります。
この先、植樹林 11:40 植林も混じるようになりました。
貯水槽? 11:50 大きなタンク。何でしょ?貯水槽かな?

下ると樹間から矢倉沢の集落が見えるようになり、公民館も確認できます。
茶畑 12:00 コンクリート舗装の細い農道に降り、この先は農道下り。
でも気を付けてね。けっこう急な下り坂です。

辺りは茶畑。みかんや梅の畑もあります。
スギの花 米粒のような薄黄色のスギの雄花
もうすぐ君たちの話題で盛り上がる季節だね。花粉症の人は大変。
白山神社 12:20 白山神社。階段を上ると、ひっそりとした境内に小さめの社殿。
壁面に案内表示の家 12:30 道標に従って下ると矢倉沢の本村BS
逆コースの場合は、この家に書かれた「←矢倉岳ハイキングコース」が目印。しかし、なぜ壁面に?(振り返って撮影)
【注記】今回歩いた訳ではありませんが、手前の案内板に「山伏平ハイキングコース悪路が続きますのでご注意ください。」とありました。ご参考まで。
バス停 バス便が非常に少ない本村BSですが、念のため時刻表を見たら12:33発あり。ラッキー!
【参考】バスがない時は矢倉沢BSのダイヤも確認しましょう。いずれにしてもバス便は少ないです。
公民館 ん?公民館が新しくなっている!トイレは?でもまだ工事中みたいだし・・・
そこにバスが到着。あわててバス停に戻って乗り込みました。ふー。
お疲れさまでした。
【移動】本村BS12:33==(箱根登山バス:300円)==12:49関本・大雄山13:02==(伊豆箱根鉄道大雄山線:270円)==13:24小田原13:32==(JR東海道本線:480円)==14:08辻堂
バスに乗ったら車内は私だけ。帰りも貸切?さすがに途中からもうひとり乗ってきたけど、それでもふたり。つまり、ほとんど直通バス状態。何だか申し訳ない気がして・・・
大雄山駅では霧雨。フリースとウィンドブレーカーを着て、さあ帰宅。歩き始めて・・・なんか変。そう、スパッツも外さなきゃ。

◆メモ

  • 矢倉沢を起点にするハイカーが多いのですが、登りは少し疲れるかもしれません。以前歩いた時には「急登はない」と感じましたが、今回下ってみて「きついかも?」と感じました。
    途中ですれ違ったTシャツ一枚になったおばさま。汗だくで体中から湯気。山頂はまだ先だけど、コース脇で昼食にするようでした。
  • 矢倉沢を終点にした場合、本村BSから関本への便は12時半を過ぎたら16時過ぎまでありません。その場合は矢倉沢BSまで歩けば地蔵堂BS発の便がある・・・かも?
    たまたま運が良く、本村BSで待ち時間なくバスに乗れましたが、数分遅れていたら矢倉沢BSで1時間半のバス待ちになるところでした。

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