トップページ > ハイキング&ウォーキング > 梅の木尾根・弁天オグシ尾根 | 更新日:2020年11月14日 |
2007年04月30日(月曜日;昭和の日振替) 天気:晴れ・・・尾根を抜ける風が気持ち良かった。 |
【起点】日向薬師BS08:50…(15分)…09:05天神平登山口…(15分)…09:20P335…(25分)…09:45梅の木尾根…(45分[1])…10:30浄発願寺奥の院分岐…(20分)…10:50二ノ沢の頭10:55…(20分)…11:15大沢分岐…(15分)…11:30東屋[昼食]11:50…(30分)…12:20見晴広場B…(10分)…12:30弁天見晴12:35…(45分)…13:20見晴広場…(25分)…13:45大沢林道13:55…(15分)…14:10日向薬師分岐…(40分[2])…14:50広沢寺温泉入口BS【終点】 [?]
【参考】[1] 小ピークなど適所にベンチがありますが、少し傷んでいます。 [2] イ字路で「←不動尻」を分けた先にトイレがあります。
|
以前、梅の木尾根(梅ノ木尾根)を歩いた時(2004年)は大沢分岐で西の大山方向に進みましたが、今回は鐘ヶ嶽方向に進んで弁天オグシ尾根を歩いてみました。 きびしい急坂もあり、注意を要するコースです。ところどころ不釣合いに立派な道標もありましたが、「親切な道標」はありません。尾根はいくつか分枝して踏跡が別れるので、地図と地形読みが必要です。 【参考】似たような名称(見晴広場A・B、弁天見晴、見晴広場)があるので紛らわしいです。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト |
【移動】辻堂07:01==(JR東海道本線)==07:04茅ヶ崎07:08==(JR相模線:JR計320円)==07:32厚木07:38==(小田急小田原線・本厚木乗換え:180円)==07:51伊勢原08:15[3] ==(神奈中バス:270円)==08:35日向薬師BS [3] 07:55発のバスには間に合いませんでした。乗越し精算後、駅の階段を下りていくと、バスは私たちを待つことなく無情にも発車。(悲) |
終点の日向薬師BSで下車したのは、私たちの他に3人のハイカー。皆さんは思い思いに出発。 私たちは飛び交うツバメを見ながらゆったり身支度。 08:50 出発!今回は天神平経由で梅の木尾根へ。 左の「大山山頂」に向かって舗装された日向林道を歩いていきます。 |
|
カキドオシなどの野の花を見ながら進むと・・・ 左に三重の塔の浄発願寺(じょうほつがんじ)が見えてきます。 もう少し進み・・・ |
|
09:05 沢を渡ったところに「日向薬師の森周辺案内図」。ここが天神平経由の登山口。 案内図は汚れていますが、天神平〜梅の木尾根への経路を確認。 梅の木尾根へは日向薬師経由でも良かったのですが、2003年の大山下山時に途中までたどったこのコースが気になって、今回、確認。 |
|
沢の右岸を進むと「↓日向林道0.09km・日向山荘0.1km/天神尾根0.34km・日向薬師1km→」の道標。(細かい表示!) 右岸の踏跡は明瞭で、そのまま進んでしまいそうですが、ここは指示に従って沢を渡って対岸へ。 最初は植林地のジグザグ登り。高度を上げながら小尾根へ。 |
|
階段の丸太は傷んでいるけど大丈夫。途中にベンチあり。 09:20 ひと登りすると、傷んだベンチのあるP335。4年前はここで引き返しました。 「薬師林道0.35km」を分けて左の「梅の木尾根0.5km」へ進んで階段下り。 |
|
09:25 尾根の鞍部にはカエデの植栽。明るくて気持ちいい。でも、ベンチは哀れ。 少し先に東屋がありますが、テーブルは傷み、安全のためか倒されていました。 この一帯が天神平なのかな? |
|
09:30 「←三ノ沢・鍵掛2.3km/天神尾根0.24km↓/日向薬師0.4km・薬師林道0.3km→」のT字分岐。 梅の木尾根へは左。防鹿柵沿いの階段登り。 |
|
数頭の野猿がいたので、落ち枝を拾ってあちこち叩きながら音を出して進みました。 でも、不用意に拾った枝には無数の小さなアリ!妻は手を噛まれて涙。話題のアルゼンチンアリ? アリを払っているうちに、私はアブに刺されて涙。 「梅の木尾根0.1km」に励まされて階段登り。よいしょ! |
|
09:45 登りきった「←三ノ沢・鍵掛2km/天神平0.3km↓」からが梅の木尾根。道標2本あり。 (「天神平0.3km」を指す方向は分かりにくい。) |
|
ピークを越え、「弁天の森キャンプ場0.4km→」を分けて進むとチェーンソーの音。 なるほど尾根付近が少し切り払われています。 でも、前回から3年も経っていないのに、道標もベンチも傷んできました。 10:15 「↑浄発願寺奥の院1km/日向薬師1.9km↓」のモミのピーク(尾根の肩)。 P537のひとつ手前で、ベンチがあります。 【訂正】この地点がP537と記述していましたが、訂正しました。(2009年1月)
この先、右(北)に見えるなだらかな尾根が見晴広場A〜Bようです。 |
|
10:30 ベンチのある「←浄発願寺奥の院0.9km」分岐。 道標に表示はありませんが、大山へは正面の尾根の踏跡をたどります。 この先はコツコツ登り。疲れるけど新緑が励ましてくれます。 |
|
10:50 奥の院分岐から20分ほどで二ノ沢の頭。標識はありませんでしたが、杭番号は「34」。 西に向かってきたコースは、ここで北西に向きを変えます。(杭には「N.W.大山→」、来し方は「↓日向薬師E」の手書きあり。) 小休憩。少し開けた南方向に湘南の海は・・・ボンヤリでした。 10:55 続行! |
|
11:00 やがて左(西)にどっしりとした大山。 進むと細尾根が続きます。気を付けてね。 |
|
11:15 手作り道標「←大山/鐘岳→」の大沢分岐。 左は大山・唐沢峠、右は鐘ヶ嶽・広沢寺。今回は右の広沢寺へ。 |
|
分岐の先にザレた細尾根の急坂下りがあります。少し怖い。妻はビビリながらも何とか通過。
【注意】急坂にはロープが付いていますが、慎重に!
11:24 なだらかになって左(北)を見ると大山三峰山。 |
|
11:30 立派な東屋。避雷針が立ち、樋(とい)で集めた雨水はテーブル下のタンクに貯水しています。 道標は「←巨木の森/鐘ヶ嶽↑/大山↓」。 バスで同乗し、ここまで先行していた男性ハイカーが腰を上げるところでした。 男性:「あの下りは怖かったね。」 妻:「本当に!」 ここで昼食。今日はコンビニおにぎり。 11:50 続行。 |
|
12:55 東屋から5分ほどで左に切り開かれたすりばち広場。 「↑見晴広場(手書きで広沢寺)/キャンプ場→」と「↑鐘ヶ嶽/大山↓」の2本の道標あり。 弁天の森キャンプ場へは防鹿柵扉(壊れていた)を通って下るようです。 |
|
防鹿柵に沿って小さなピークを越えた鞍部付近は右(南)に開けて、登ってきた梅の木尾根、その先に湘南平と湘南海岸がボンヤリ。 そして左に大山三峰山、振り返ると大山も見えました。 |
|
12:15 鞍部から登り返したら、朽ち割れて土管に立てられた「見晴広場A」の標識。ここがP674かな? 北東に鐘ヶ嶽、南に相模平野・湘南海岸が見えました。 【参考】続く「見晴広場B」もそうですが、「広場」のイメージではなく「ピーク」です。
|
見晴広場Aから少し進むと北側が開け、仏果山〜経ヶ岳〜華厳山〜荻野高取山(採石場)の展望。 |
12:20 割れた土管と朽ち落ちた標識の「見晴広場B」。 道標はありませんが、「←山神隧道・鐘ヶ嶽/弁天の森キャンプ場→」の分岐点。(山神隧道方面を見落としやすいようです。) 私たちは右へ。またまたロープの急坂下り。ザレた細尾根は要注意。 |
|
12:30 わずかに上り返したピークが「↑見晴広場/すりばち広場↓/ひょうたん広場・(弁天の森)キャンプ場→」の分岐点。弁天見晴と呼ばれるようです。 ここでおじいさんと少しお話し。「半年前に初めて買った一眼レフデジカメはボケが出せず不満だ。」などなど。ふふ。 12:35 「では・・・」と別れて「見晴広場」に続く弁天オグシ尾根へ。 |
|
弁天見晴からの下りも強烈。ところどころロープがありましたが、木の枝や根など、つかめる物はフル活用! やがて防鹿柵越えの脚立のあるピーク。上弁天と呼ばれるようです。 左の踏跡が目立ちますが、P515へは右。防鹿柵沿いに一気に下っていきます。 |
|
13:00 細尾根を進むと赤松と倒木のピーク。中弁天と呼ばれるようです。 左に下る踏跡が明瞭なので、右の下りを見落とすところでした。 水を飲んで小休憩。振り返ったら樹間から大山。まだ見守ってくれている。 |
|
中弁天からの下りは、やがてなだらかな尾根。急坂が多かったのでホッとします。 13:15 少し登り返すと土管のピーク。下弁天と呼ばれるようです。ここがP515かな? そして・・・またまた強烈な下り。 |
|
13:20 「↓すりばち広場/キャンプ場↑」道標(手書きで450m)が「見晴広場」。 「見晴」も「広場」も期待外れ。(失礼な!) 「キャンプ場」方向は防鹿柵。手書きの「100m先右に下る(ゲートくぐる)」も分かりづらい。 少し悩み、しばらく付近を調べたのち、踏跡をたどって柵沿いに左へ。 【参考】以前は直進するコースがあったのでしょうか?
|
|
確かに100mほど先に防鹿柵扉(壊れている)。黄色いテープで「キャンプ場」表示。ここで尾根を離れます。
【参考】尾根は直進ですが、ヤブっぽいうえ、地形図では尾根端の林道部が「がけ」表示だったので自重しました。
この先、植林や自然林の下り。けっこう急坂。防鹿柵扉を3箇所抜けて下ると・・・ |
|
伐採木が積まれた未舗装林道始点の広場でした。 取り付きの道標「↓見晴広場」には、「弁天尾根(御髪オグシ)」の手書きあり。 まずは車止めゲートを右から高巻いて越えます。 |
|
13:45 右に弁天の森キャンプ場(車止めゲートあり)入口を分けて、大沢川左岸の大沢林道。 林道を下れば広沢寺温泉なのは分かっていましたが、ここで10分ぐらいウロウロ。(理由は秘密。トイレじゃないよ。) 13:55 でも、結局は林道を広沢寺温泉へ。山歩きはこれで終わり。 |
|
14:10 駐車スペースの向かいに「日向薬師60分→」の分岐。「見城山頂約25分→」の道標もあり。 登ると七曲り峠。一応、「ひと山登る?」と問うと妻は「イヤ!」と即答。愚問でした。 大釜弁財天を過ぎ、左上に鐘ヶ嶽を見て進みました。 |
|
14:25 やがてイ字路。「←山神隧道・不動尻」を分けて直進。すぐ先にトイレがあります。 広沢寺温泉・玉翠楼を左に見て進み、河鹿の沢BS(土日祝午後は12:56、15:11、19:06のみ)でバスを待っても良かったのですが、ビール恋しさにもうひと歩き。 |
|
14:50 広沢寺温泉入口BS。 「ビールを買ってくるね!」とコンビニに歩いて行くと・・・ガーン!閉店。あらまぁ残念。 この時間帯はバス便が少ないね。でも20数分の待ち時間だから良かった。お疲れさまでした。 |
【移動】広沢寺温泉入口BS15:13==(神奈中バス:350円)==15:55本厚木16:07==(小田急小田原線:120円)==16:09厚木16:28==(JR相模線・茅ヶ崎乗換えJR東海道本線:JR計320円)==17:08辻堂 厚木駅でJR相模線に乗換え。茅ヶ崎行きは目の前で発車。残念。今日は接続に運がなかったね。 でも急ぐ旅でもないし、人馴れしてホームでチョコチョコ餌を探すスズメを見ていたら、20分待ちも大したことないさ。 |
|
|
■トップページ <<前のページ|▲このページの先頭|次のページ>> |