■辻堂古道(藤沢道)

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 辻堂古道(藤沢道) 更新日:2015年06月07日

◆日付・天気

2015年06月30日(土曜日) 天気:晴れ・・・日焼けして赤くなりました。

◆コース(所要時間:3時間45分)

【起点】辻堂駅09:30…(10分)…09:40三ツ叉…(5分)…09:45宝泉寺諏訪神社御霊社09:50…(10分)…10:00南ノ道祖神…(5分)…10:05東ノ道祖神…(5分)…10:10日枝神社北ノ道祖神…(25分)…10:35上村踏切…(25分トイレあり[1])…11:00上野森神社上村神社…(20分)…11:20義経首洗井戸…(15分)…11:35妙善寺…(5分)…11:40小松家[昼食]12:10…(10分)…12:20遊行寺トイレあり13:00…(15分)…13:15藤沢駅【終点】 KML推定経路(KMLファイル)もご利用ください。
【参考】[1] 湘南モールフィル、Mr Maxショッピングセンターにトイレあり。

◆コメント

かつての辻堂村の中心部から何本かの古道が分岐しています。これらの道について少し調べてみました(辻堂古道について)。
今回は藤沢道(上村道、山道ともいう)。辻堂村の中心「四つ角」から東海道藤沢宿に向かう道で、遊行寺の開山忌に行くのは何よりの楽しみだったそうです。
旧辻堂村の道祖神を巡ったのち、藤沢道〜東海道(部分)〜江の島道(部分)を歩いてみました。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

くまの森モール 09:30 出発!辻堂駅南口から東に伸びる「くまの森モール」を歩きます。

オリジン弁当があるY字路は左へ。この先、四つ角に続く道が光明真言道場道(二ツ谷線)です。
├分岐の次のY字路(細道を入れると5叉路)は右へ。 
西町馬頭観音 「辻堂郷土史研究会」の道標「京、鎌倉往還(鎌倉街道)」(以降、単に道標)[11]があり、「西町馬頭観音」。
三ツ叉 09:40 道標[14]が「三ツ叉」。西町公民館があります。(振り返って撮影)
【解説板】元禄13年(1691年)検地の44小字の中に三ツ叉がありました。古道(鎌倉道と光明真言道場道)がここから3本に分かれていたのが理由です。辻堂市民センター
「この地点(ポイント)」が三ツ叉ということではなく、小字(こあざ)なので「このあたりで」ということでしょう。
四つ角 かつてのメーンストリートを鎌倉方向(南東)に進み、道標[15]が「山田家」。

次の交差点が四つ角。東角に黒い家があります。
藤沢道は左ですが、付近の神社や道祖神を訪ねてみます。
宝泉寺 09:45 四つ角を右(南西)に行くと宝泉寺(寶泉寺)。俗に「南の寺」と呼ばれたそうです。写真は鐘楼
本堂の額は「常光明真言堂」。江戸時代に大山参拝が一大ブームになり、さらに帰路の途中で江の島観光も楽しんだそうです。大山道を分け、江の島に向かう際にこの寺を経由したので、その道が「光明真言道場道」と呼ばれたとのこと。
道標や石仏 境内には「常光明真言道」の道標(写真左端。その後ろにも傷んだ低い1基あり。)や庚申塔、石塔、六地蔵などがあります。
【参考】東海道(現・国道1号)の二ツ谷にも「常光明真言道」道標がありますが、表面が剥がれ落ちてしまい、見ても何なのか分かりません。
諏訪神社 その隣が諏訪神社。2000年に建て替えられて新しくなりました。

神社前の道をもう少し進み、歴史を感じる蔵の先に・・・
御霊社 ピカピカ鳥居と御霊社(ごれいしゃ)。
【解説板要旨】元禄の頃、付近で開墾が始まり、田の豊作を祈って稲荷社が奉られた。創建は1762年。辻堂市民センター

09:50 引き返します。そしてもう少し探索します。
社宮神 四つ角に戻ったら鎌倉方向へ。

社宮神(しゃぐうじん。または田畑神社)。右に進むと・・・
南ノ道祖神 10:00 南町公民館の隣で松の木に寄り添って「南ノ道祖神」。これは文字碑。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。

引き返して鎌倉方向へ。
東ノ道祖神 10:05 東町町内会館に隣接する八松神社の一角に双体の「東ノ道祖神」。

四つ角まで引き返して・・・
日枝だ神社 10:10 北町公民館に隣接する日枝神社(ひえじんじゃ)。
北ノ道祖神 その境内に双体の「北ノ道祖神」。
「地元では、北町双体道祖神と呼ばれ親しまれているものです。」とのこと。

道祖神巡りはここまで。これから「藤沢道」で藤沢宿へ。
えっ?「西ノ道祖神」に行ってない?バレました。今回は省略しました。
引き返して進むと・・・
阿弥陀堂 2本のイチョウが目印の「阿弥陀堂」。「えっ!これ?」って言わないでね。
首なし地蔵の後ろに解説板がありますが、木の葉に隠れて全文が読めません。
【解説板】藤沢道(みち) 別名上村(かむら)道 山(やま)道ともいい、藤沢への買い物や、遊行寺の開山忌にでかける時に利用されました。(以下不明)藤沢市
上村踏切 阿弥陀堂からは迅速測図と現在の道にズレがあり、悩みましたが「迅速測図に最も近い道」を選んで歩きました。

10:35 東海道本線を上村(かむら)踏切で渡ります。
踏切正面の黒っぽいビルがSONY、渡って右に見えるショッピングモールが湘南モールフィル。
湘南モールフィル 江戸時代は上村橋まで直線的に歩けたでしょうが、現在はふたつのショッピングモールがあるので、
まず湘南モールフィル内を通り抜けて・・・
道路を横断して Mr Max ショッピングセンター内も通り抜けます。
ふたつの神社 引地川に出たら右岸上流側にある「高山」解説板を確認してもよいでしょう。
旧・辻堂村から「上村橋」を渡って旧・鵠沼村に入り、左斜め前の道へ。この辺りがかつての上村(かむら)集落。

11:00 近くにふたつの神社があり、左が「上野森(かみのもり)稲荷神社」、右が「上村神社」。入口には道祖神があります。
第一中学校 地図を見ながら進みます。

第一中学校の南西端。古道はこの体育館から北側正門に続いていたと思われます。
校内を通過できないので左か右に巻きます。今回は右へ。
石垣 緩やかに上って石垣の道。第一中学校(左)と湘南高校(右)の間の道です。
第一中学校北側の東海道に挟まれる辺りが車田[2]らしいです。下ったら右へ。
【参考】[2] 東海道分間絵図(藤沢宿)に「くるまだ(久留満田) 小ちゃや」の記載あり。
白旗稲荷神社 信号がある交差点の手前に「白旗稲荷神社」。入口に庚申塔。狛犬は傷んでいます。
神奈川県神社庁で検索してもヒットしないので不明。有名な「白旗神社」との関係も不明です。
ロイヤルホスト 交差点を横断して右にある細道に入り・・・

県道43号に出て、向かいはロイヤルホスト
この道は江戸時代の東海道。左は平塚宿、右は藤沢宿(藤沢駅)。
白旗交差点 藤沢に向かい、緩やかに上って小田急線を越え、下った交差点が・・・

白旗」交差点。北東角に道標と「藤沢宿絵図」あり。Googleフォトで絵図を見る
白旗神社まで往復してもよかったのですが、今回はパス。
首塚の碑 11:20 交番の前にある「←伝源義経首洗井戸」に進むと小さな公園。
解説板と枯れ井戸、そして「源義經(義経)公之首塚」石碑があります。
解説板には「奥州から持ち帰った(43日かかったらしい)首は片瀬の浜で首実検ののち捨てられたが、潮に乗って境川をさかのぼり、この辺に漂着した。」とのこと。伝承ですから。
蔵 レトロな土蔵
土蔵の先を右へ入ると荘厳寺(しょうごんじ)。かつて神仏習合の時代は白旗神社の隣にありました(別当でした)が、神仏分離令でこちらに移転したそうです。
トランスボックス 東京電力のトランスボックス(変圧器)には、時代は不明ですが昔の写真がラッピングされています。
歩いて見よう藤沢宿」とのこと。ふふ。どこかのサイト名にちょっと似てるね。
妙善寺 11:35 寄り道して妙善寺
正宗稲荷大明神 境内には正宗稲荷大明神

お腹減ったね。
ラーメン 11:40 たまたま近くにあった小松家へ。
ふたりとも辛味噌ラーメン(700円)。餃子(320円)一皿は半分こ。
たっぷりのモヤシ炒めを想像しましたが・・・この店の仕様は違っていました。
食べ終わったら続行。
本陣跡 12:10 おっと忘れていました。ちょっと引き返して「蒔田本陣跡」。藤沢宿の中心部ともいえるでしょう。
本陣とは江戸幕府が指定した格式の高い宿のこと。身分の高い人(幕府役人、大名、公家など)が休憩・宿泊し、通常は当地の旧家名家が選ばれました。
ちなみに旅籠は飲食付きの宿で、武士や一般庶民用。木賃宿は薪代を払って自炊する安宿のこと。
遊行寺橋 いくつか残るレトロな建物。そしてトランスボックス(変圧器)のラッピング(レトロ写真や東海道分間延絵図(ぶんけんのべえず)など)を見ながら進み・・・

「藤沢橋」交差点の手前を左へ。朱色の遊行寺橋(江戸時代は大鋸橋)で境川を渡ります。
遊行寺 「ます形」解説板(Googleフォトで画像を見る)、「藤沢宿」絵図を見てお勉強。

12:20 黒くて大きな遊行寺(ゆぎょうじ)の総門。時宗総本山で、正しくは「清浄光寺(しょうじょうこうじ)」。でも、ほとんどの人は正式名を知りません。
本堂 参道石段(いろは坂)を上って境内広場に大銀杏。
そして大きな本堂。手前右側に一遍上人像
境内右脇の道を上ると長生院。その裏には小栗判官と照手姫由縁の墓があります。

13:00 続行。終点の藤沢駅へは15分ぐらい。
道標 「藤沢橋」交差点は南へ。この道が「江の島道」。

交差点から100mぐらいで歩道に道標。国道を分け、右斜め前の「江の島道」へ。
蔵まえギャラリー レトロな旧家(昭和4年築、旧・米穀店榎本家)は「蔵まえギャラリー」として2006年にオープンとのこと。
工事 S字に曲がる古道が国道に接する小さな交差点空地(花壇)が工事中。
ここにかつて江の島道標がありましたが、いつの頃かなくなりました(移設した?)。今どこに?
道なりに南に進み、ビックカメラの横を通って・・・

13:15 藤沢駅北口。お疲れさまでした。
【移動】藤沢13:21==(東海道本線:190円)==13:24辻堂 晩御飯の食材を買って帰りましょっと。

◆メモ

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