■塔ノ岳

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 塔ノ岳 更新日:2020年10月19日

◆日付・天気

2004年11月23日(火曜日;勤労感謝の日) 天気:ピーカンの快晴

◆コース(所要時間:7時間20分)

【起点】大倉BSトイレあり08:40…(1時間20分)…10:00駒止茶屋…(20分)…10:20堀山の家10:25…(50分)…11:15花立山荘トイレありお弁当ポイント11:20…(15分)…11:35金冷し…(20分)…11:55塔ノ岳トイレありお弁当ポイント[昼食]12:30…(15分)…12:45金冷し…(25分)…13:10二俣分岐…(訓練所尾根:1時間30分)…14:40二俣14:50…(1時間10分)…16:00大倉BSトイレあり【終点】

◆コメント

大倉尾根を登るのはとても疲れます。でも、紺碧の空と見晴茶屋上部の紅葉に励まされ、山頂に広がる雄大な展望がその疲れを癒してくれました。人気の山なのでずいぶん賑わっていましたが、気温は低く、風も強いので寒さ対策はしっかりね。
下山は大丸先から小丸尾根(訓練所尾根)へ。大倉BSまでは大倉尾根より1時間ほど時間がかかりますが、人は少ないので静かです。つづら折れのやや急坂ですけど。

◆アルバム

【移動】辻堂07:09==(JR東海道本線:480円)==07:40小田原07:45==(小田急小田原線:240円)==08:06渋沢08:20==(神奈中バス:200円)==08:30大倉BS たまには小田原経由で。
大倉BSを出発 大倉BS。トイレ後、身支度。見上げた空は雲ひとつない快晴。すばらしい!

08:40 出発。車道を道なりに山(北)へ。
人家がなくなった先に道標。指示に従って「塔ノ岳」に進めば、しだいに山道になります。
パノラマ展望台分岐 09:10 
「どちらに進んでも15分先で合流」とありますが、「パノラマ展望台へ左12分」の方が時間がかかる気がします。大した差ではないですが・・・
なので、私たちは右へ。
もみじの道づくり 合流点の雑事場ノ平(ぞうじばのたいら)を過ぎ・・・

09:30 しばらく登るともみじの植樹帯。綺麗ですね。
立札 そして説明板があります。
【参考】丹沢大倉尾根もみじの道づくり事業の参加者により植樹されたものです。これからも丹沢との触れ合いを楽しみながら育て見守ってください。 昭和59年11月11日・秦野市
紅葉 ハイカーは足を止めて紅葉を愛でます。
黄葉 きれいですね。
駒止茶屋 駒止茶屋を過ぎ・・・

10:00 すぐ上にベンチがあります。ここまでやや急坂が続きました。
妻はちょっと・・・バテ気味です。
富士山 10:10 なだらかなピークの堀山(P943)で、左に富士山が望めます。美しい!
堀山の家 10:20 堀山の家。ふ〜。大倉から1時間40分。コースタイム通りでした。
ベンチに腰掛け、ひと休み。西には雄大な富士山。この時期、冠雪バランスがちょうど良い。

10:25 続行。
階段 堀山の家から上部は特に厳しい。

10:35 丸太階段をコツコツ登ります。
ガレ 10:55 このようにガレた急坂登りもあります。
鬼!の階段 11:05 花立(はなたて)山荘までは名物(?)の厳しい直登階段
青空につながるように見える階段はStairway to Heavenですね。確かに妻はすでに瀕死・・・

この時、プロパンボンベを背負って下る歩荷(ぼっか)さん。Tシャツに短パン、スパッツ姿。
「カラでも25kgはあるんだよ。満タンのボンベを荷揚げするのに比べたら楽なもんだ!」と言いながら、彼は流れる水のように下って行きました。すごい!
花立山荘 11:15 花立山荘
さすがに休憩。疲れました。汗だくです。(有料トイレがありました。)
花立山荘から見た大山、表尾根 東は三ノ塔から続く表尾根。その奥は大山。すばらしい!
11:20 続行。
富士山 山荘から少し登ったところの小広い平地が花立。左に小丸の奥に富士山、右に表尾根が美しい。
金冷し 11:35 金冷し(きんひやし)。塔ノ岳へはあと「20分」。頑張って!

階段を上り・・・
塔ノ岳 11:55 登りきったら塔ノ岳(1490m)。ふ〜。
まずは体を冷さぬように速攻でウィンドブレーカを着ます。
人気の山で、ヤビツ峠から表尾根コースで登る人も多いので山頂は賑わいます。
お弁当 12:00 山頂は寒いです。尊仏山荘の寒暖計指示は6℃。さらに強風ゆえ、体感温度はもっと寒く感じます。
速攻で昼食。かじかむ手に軍手をして「いただきま〜す!」
大展望
山頂からは360度の展望。西には雄大な富士山。やや北(右)には遠く冠雪の南アルプスも。Googleフォトで大きな画像を見る (山座同定あり)
蛭ヶ岳
丹沢の最高峰、蛭ヶ岳(ひるがたけ)を中心に南北に続く丹沢主脈と西に続く丹沢主稜。いつの日か歩いてみたいものです。Googleフォトで大きな画像を見る (山座同定あり)

12:30 山荘内も賑わっていたので、暖かいコーヒーはあきらめて下山することにしました。
大倉尾根は混むかな?う〜ん・・・じゃあ、訓練所尾根(小丸尾根)へ。
金冷し 12:45 いったん戻って金冷し。下山路は「鍋割山 2.2km↑」へ直進。
大丸へ 大丸に向かう途中に木道。4年前はあったかしらん?
大丸 鞍部から登り返して・・・

道標だけのピークが大丸(1386m)。

ブナの鍋割山稜を気持ちよく進みます。
二俣/鍋割山分岐 13:10 二俣分岐
暑い。ウィンドブレーカを脱いでザックに。それでは二俣へ。
【参考】勘七沢が四十八瀬川に出合う付近(二俣の近く)に県立登山訓練所(旧)があるので、この尾根は通称「訓練所尾根」と呼ばれています。近年は小丸尾根。
訓練所尾根を下る コースの上部はアセビの植樹帯。つづら折りで石のゴロつく道です。
植樹林の道 13:35 根っこで少し歩きにくい植林や・・・
広葉樹林の道 14:05 落葉樹林だったりしますが、多くはつづらに折れるやや急坂
でも、静かなコースなのでバードウォッチングには最適です。
分岐 二俣近くのハイキング道に合流
道標は「←大倉・二俣/小丸経由鍋割山・大丸経由塔ノ岳↓/鍋割山→」(振り返って撮影)

「大倉」に少し進むとすぐに・・・
二俣で休憩 14:40 勘七沢。渡った先の分岐が二俣です。
その前に・・・汗を流すために沢の少し上流へ。そこでジャブジャブ顔を洗ったらすっきり!(こんなことをしているのは私だけでした)
ついでに河原でしばし休憩。
15:50 続行。
チャ この先、1時間ほどの林道歩き。疲れた体にはとても長く感じます。
丹沢大山国定公園」の碑のすぐ先を左に入れば大倉BSはもうすぐです。

途中、畑の脇でチャ(茶)の花が咲いていました。
16:00 大倉BS。お疲れさまでした。
トイレ後、ちょうどバスが到着。私たちは座ることができましたが、発車時にはあっという間にほぼ満員。
人気の鍋割山からの下山者も多いので、ハイキングシーズンには混雑することがあります。

◆おまけ

【移動】大倉BS16:10==(神奈中バス:230円)==16:30渋沢16:39==(小田急小田原線:300円)==17:06厚木17:10==(JR相模線:230円)==17:32北茅ヶ崎
ずいぶん汗をかきました。こんな日は銭湯へ。風呂上りのビールを思うと・・・たまらん!ということで「湯快爽快・茅ヶ崎」の最寄駅、北茅ヶ崎駅で下車。
前回来たのは3年ぐらい前。最近リニューアルしたようで、ずいぶん変わっていました。ボディーソープ、シャンプーも備え付けてありました。でも・・・だからって580円から一気に1,100円に値上げする?(あるいは段階的に値上げしていたのかな?)
入浴料:1,100円、生ビール:530円
【追記】スーパー銭湯から温泉に変わっていたようです。だから料金なども変わっていたのですね。大変失礼しました。(2005年3月)
【移動】北茅ヶ崎18:54==(JR相模線)==18:57茅ヶ崎19:02==(JR東海道本線:JR計180円)==19:06辻堂

◆メモ

  • 大倉尾根のもみじの道はちょうど見頃でした。新緑の時期も素敵です。
  • 山頂は冷えます。一般的に上空にいくに従って約0.6℃/100mで気温は下がると言われます。計算では塔ノ岳1490mでは平地より約9℃下がることになりますね。でも、当日の正午気温は18℃、山頂の気温は6℃だったので、実際の気温差は12℃でした。つまり、計算はあくまで目安です。
    さらに風。山頂では強く吹きます。風速1mの風で体感温度は約1℃下がると言われます。寒さ対策をお忘れなく。汗だくでも、速攻でウィンドブレーカを着るのが賢明です。「そんなこと誰でも知ってるよ!」と言われそうですけど・・・
  • この時期、日暮れは早いです。山では16:00を過ぎると暗くなります。暗くなっての行動は大変ですし、何より心細いものです。早めの行動を。

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