■ヨモギ平・三ノ塔

トップページ > ハイキング&ウォーキング > ヨモギ平・三ノ塔 更新日:2020年12月25日

◆日付・天気

2011年05月21日(土曜日) 天気:晴れ・・・少し日焼けしました。

◆コース(所要時間:6時間15分)

【起点】ヤビツ峠トイレあり09:00…(45分トイレあり[1])…09:45BOSCOキャンプ場トイレあり…(5分)…09:50登山口…(55分)…10:45ヨモギ平お弁当ポイント11:00…(1時間10分)…12:10三ノ塔お弁当ポイント[昼食]12:45…(1時間15分)…14:00表丹沢林道牛首14:10…(1時間5分)…15:15大倉BSトイレあり【終点】 KML地理院地図
【参考】[1] 富士見山荘前にトイレあり。

◆コメント

三ノ塔は展望がよいので人気の山ですが、表尾根はハイカーも多く、時間的&体力的にちょっと大変。なので、今回は比較的静かなヨモギ尾根〜三ノ塔〜三ノ塔尾根を歩いてみました。
トウゴクミツバツツジやシロヤシオ、ヤマツツジが咲き、初夏の山が華やいでいました。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

【移動】辻堂06:40==(JR東海道本線:480円)==07:16小田原07:25==(小田急小田原線:270円)==07:46秦野08:03==(神奈中バス臨時便:460円)==08:40ヤビツ峠
ヤビツ峠行きバスは「超行列かな?」と思いきや、さほどではない。はて?
でも、しだいに行列は伸び、定刻の08:18の前に臨時便が出て、それに乗ることができました。
峠に向かう途中で数台のバスにすれ違って合点。「行列が少なかったのは、すでに臨時便が出ていた。」ってことね。登山ブームで、最近はハイカーが増えました。
【注意】ヤビツ峠行きのバスは非常に少なく、午前中は平日:1本、土曜日:3本、日曜祝日:4本だけです。
経路は復旧 ヤビツ峠(761m)で身支度。そして入念にストレッチ。
ヤマビルはいるかな?念のため、スパッツを装着。

09:00 出発
駐車場奥の「門戸口〔札掛〕」への沢道は、以前は傷んで通行止でしたが、整備されて通行可。
でも・・・楽ちんな県道へ。軟弱?
富士見山荘 丹沢三峰を見ながら県道を下り、20分ほどで富士見山荘。(トイレあり)
表尾根へは「←塔ノ岳6.2km」ですが、私たちは直進。
工事 道路の付け替え工事中でした。
護摩屋敷の水 09:20 「護摩屋敷の水」。水を補給してゴックン。
車で来て大量に水を汲む人たちに、いつも閉口していましたが、誰もいない。はて?
横には新しく設置された「護摩屋敷の水チップ塔」。「水汲み場の施設維持協力金を負担してね。」とのこと。これが理由とも考えにくい・・・たまたま?
フジ 県道をさらに下ります。ハイカーのほとんどは表尾根に進むので、とても静か。
でも、車には注意してね。

山肌にはフジの花。平地ではもう散ってしまったのにね。
気まぐれ喫茶 09:30 「きまぐれ喫茶」がある青山荘(せいざんそう)地点が「門戸口」。
花が終わり、葉を出したミツマタを見ながら進み・・・
BOSCO入口 09:45 左にキャンプ場「BOSCO Auto Camp Base」の入口。
営業時間前なので車止めがありましたが、脇を抜けます。
トレーラー かわいいトレーラー(管理棟)に関係者がいたら、ひと声かけた方が良いでしょう。
登山口 09:50 「至ヨモギダイラより三ノ塔 2時間」が登山口
初めての場合は登山口が分かりにくいかな?(BOSCOのWebサイトを見てね)
植林 最初は植林内のジグザグ登り。少し疲れます。
林床にはフタリシズカ。でもまだ小さく、花はもう少し先のようです。
枝尾根 登山口から25分ほどで落葉樹がまざる枝尾根に上がり、明るくなります。
かわいいヤマクワガタが咲いていました。

10:35 新緑の尾根。気持ちいい!
【注意】尾根から離れないように。斜面の経路(作業道)に進むと間違います。
ヨモギ平 大山を背にしてコツコツ登ると・・・

10:45 ベンチの広場がヨモギ平
ここで休憩。妻は速攻でお菓子を出してパクパク。
大山の電波塔 登ってきた方向(東)が大山ですが・・・木々が葉を広げたこの季節は全貌が見えません。
それでも、枝越しに大山の電波塔Googleフォトで2006年4月の画像を見る

11:00 しっかり休憩したら、出発!
ヨモギ平
わずかに進むと「ヨモギ平」の標識と道標「←三ノ塔 1時間/札掛(丹沢ホーム)シカサク越える40分→」。
すぐ上の丸いピークがP970で、表尾根から札掛へ派生しているこの尾根がヨモギ尾根Googleフォトで葉を落とした季節(2003年11月)の画像を見る(山座同定あり)
この先、鞍部までの下りが・・・気持ちいいんだなぁ!そして、鞍部からの登り返しが・・・つらいんだなぁ!
【注意】鞍部からの登り返しで左の山腹をトラバースする経路(この時は、枝バリケードあり)に進まないこと。
トウゴクミツバツツジ 標高1050m辺りから傾斜は緩みますが・・・ハエがうるさく、困りました。

11:30 紅紫色が緑に映えるトウゴクミツバツツジ
ツルキンバイ そして足元の黄色い花は・・・ツルキンバイかな?
聞こえてくるのは夏鳥の声。初夏だね!
「キョッキョ、キョキョキョ」は・・・ホトトギス。鳴き声を聞く(MP3)
「ポポッ ポポッ 」は・・・ツツドリ。鳴き声を聞く(MP3)
「ジュウイチ ジュウイッチ」は・・・ふふ、ジュウイチだよ。鳴き声を聞く(MP3)
シロヤシオ 11:45 白い花が清楚で可憐なシロヤシオ
もし、「まるで私のようね。」と妻が言ったら、私は返事に困っただろうけど、言われなくて良かった・・・
急登 11:55 標高1100m付近からは、やや急登。ふぅ。歩幅を小さく、コツコツ登り。
右(北)に長尾尾根の裏に丹沢山と丹沢三峰。

笹地を登り、傾斜がゆるんできたら・・・
お地蔵様 12:05 表尾根に合流。小さなお地蔵様、お久し振りです。
帽子はどなたが替えているのでしょう?
【参考】ヨモギ尾根は公認コースではないので、枝バリケードがありました。
地蔵尊から塔ノ岳を見る
合流点から三ノ塔に向かいますが、展望が良いので一息つきましょう。よい眺め。富士山は・・・肉眼なら、かすかに見えましたが。Googleフォトで大きな画像を見る(山座同定あり)
三ノ塔 なだらかな尾根を南に進むと・・・

12:10 休憩舎がある三ノ塔(1204.8m)。
まだ大勢のハイカーが昼食中。塔ノ岳〜大倉なら先は長いので・・・大丈夫かな?
お弁当 私たちも昼食。おかずは準備したけど、コンビニのおにぎりと稲荷寿司だよ。
いただきまーす!
展望
食後は景色を堪能。西側は塔ノ岳へ続く表尾根。ハイカーが点々と見えます。少しモヤがかかっているけど、これだけ見えれば上出来さ。Googleフォトで大きな画像を見る(山座同定あり)
展望
東側は大山。西沢ノ頭に続く北尾根、正面はコンピラ尾根、春岳山に続くイタツミ尾根、高取山に続く南尾根。
私:「歩いた記憶がよみがえるね!」 妻:「そう?」 私:「・・・」Googleフォトで大きな画像を見る(山座同定あり)

12:45 靴ひもを締め直し、傷ついたハートを抱えたら下山。今回は三ノ塔尾根から大倉へ。
三ノ塔尾根 わずかに二ノ塔方向に進むと「↓塔ノ岳4.1km/ヤビツ峠3.7km↑/戸川4.6km→」の分岐。
「戸川→」には「牛首経由大倉方面」のテープあり。このコースが三ノ塔尾根

尾根の上部はかなり掘れていました。
植林 ヒノキ林の階段をグングン下ります。展望がないのが、少し残念。

13:20 急坂はジグザグに下り・・・
P808付近 13:35 防鹿柵に沿うP808付近は平坦で楽チン。

ベンチを過ぎ(13:40)、時に樹間から大倉尾根を見て下り・・・
牛首 14:00 表丹沢林道に降り立って、ザックを下ろして休憩。
左右が表丹沢林道(ゲートあり)、進行方向が大倉に続く萩山林道。

ここでママチャリを押して上がってきた少年と出会いました。彼は汗だく。
「大変だね!」と声を掛けたら「疲れました。」(大倉からここまで標高差は300m以上ある)
何がしたいのだろう?と思っていたら、自転車を置いて三ノ塔尾根を登り始めました。この時間から?
三ノ塔尾根へ 十数人のグループが下ってきたのを期にザックを背負って続行。
14:10 三ノ塔尾根を最後まで歩きたかったので、分岐「牛首」で「三ノ塔尾根 大倉→」へ。
舗装道(萩山林道)下りを希望していた妻はガッカリ。「アイスを買ってあげるから!」(子供か!)

最初は小ピークへの登り。ふぅ。
気持ちいい! 小ピークを越えると穏やかな尾根が続きます。
ほとんどの人は林道を下るのでしょう。男性ハイカーひとりに追い抜かれただけ。
他には誰にも出会うことなく、静かで快適
送電鉄塔 14:35 「新秦野線43」鉄塔を通過。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。

ヤマツツジを見て下り、尾根端はやや急になって、ジグザグ下り。

14:55 萩山林道に合流したら山道は終わり。この先は道標に従って「下る」方向に進めばOK。
風の吊り橋 県立秦野戸川公園内の山岳スポーツセンター手前で右の階段に下って・・・

15:10 風の吊り橋

15:15 大倉BS。時間に余裕があればパークセンターや秦野ビジターセンターに寄ってみても良いでしょう。
お疲れさまでした。
【移動】大倉BS15:27==(神奈中バス・臨時:200円)==15:40渋沢15:47==(小田急小田原線:270円)==16:03小田原16:08==(JR東海道本線:480円)==16:43辻堂
相模線で移動するよりも、小田原経由の方が乗換えが少ないので楽チンでした。

◆メモ

  • 妻は「何でBOSCOまで下って、そこから登るの?もったいないじゃない!」と言います。ごもっともなんですけど・・・
  • 最近は「山ガール」が多くなりました。かわいいファッションがお似合い。もっとも、見掛け倒しの子もいるけど。(失礼な!)
    それに比べ、私たちのファッションは確かにダサい。まぁ、色・柄で山歩きが上手になるわけじゃないから・・・と妻を慰める。
  • ヤマビルは見かけませんでした。でも、ブユ(蚋。ブヨ、ブトとも)に噛まれて腫れ、かゆい思いをしました。1箇所だけで良かった!
  • 牛首で出会った自転車少年は、どこから来たのだろう?軽装だったけど、どこまで登ったのだろう?・・・つまり、何がしたかったのだろう?

◆関連サイト(新しいウィンドウで開きます)

◆MWの関連ページ

トップページ <<前のページ|▲このページの先頭次のページ>>
inserted by FC2 system