■加入道山・大室山

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 加入道山・大室山 更新日:2012年05月20日

◆日付・天気

2010年09月12日(日曜日) 天気:晴れのち曇り、一時雨・・・残暑がきびしく、汗だくでした。

◆コース(所要時間:7時間40分)

【起点】西丹沢自然教室08:45…(20分)…09:05用木沢出合…(2時間)…11:05白石峠11:15…(25分)…11:40加入道山お弁当ポイント[昼食]12:00…(1時間15分)…13:15大室山分岐お弁当ポイント…(5分)…13:20大室山お弁当ポイント[1]13:25…(5分)…13:30大室山分岐お弁当ポイント13:35…(1時間10分)…14:45犬越路トイレありお弁当ポイント14:50…(1時間15分)…16:05用木沢出合…(20分)…16:25西丹沢自然教室【終点】 KML
【参考】[1] 大室山山頂はベンチなし。

◆コメント

加入道山(かにゅうどうやま)・大室山(おおむろやま)は丹沢山塊の北西に位置し、神奈川と山梨の県境に座す山です。
起終点の西丹沢自然教室と大室山の標高差は約1000m。歩きにくいガレもあり、コースタイムは7時間を越えるので、健脚向けのコースです。(私は疲れました)
両山共に山頂での展望には恵まれませんが、訪れる人は比較的少ないので、静かな山歩きが楽しめるでしょう。
先日(9月8日)の台風による豪雨で用木沢の丸太橋が流される被害があり、注意が必要でした。
【注意】1. 白石峠〜加入道山〜大室山はハエが多くて煩わしく、ブユ(蚋。ブヨ、ブトとも)に刺されて両耳・両腕が腫れ上がりました。 2. この一帯では、たびたびツキノワグマが目撃されています。 3. 沢では渡渉箇所があるので、増水時は注意が必要です。

◆アルバム

【移動】辻堂06:40==(JR東海道本線)==07:05国府津07:08==(JR御殿場線:JR計740円)==07:36谷峨07:46==(富士急湘南バス:740円)==08:31西丹沢自然教室BS
御殿場線から見える足柄平野は広大な水田地帯。稲が実り、収穫も近い。台風で酒匂川は危険水位まで増水しましたが、甚大な被害はなかったようです。箱根の山々と富士山は雲ひとつなく、くっきり。出だしは上々。
バスに乗り換えてから見えた河内川は、三保ダムが放流中のせいもあり、濁流。豪雨の激しさを物語っていました。
伝言板 バス終点で下車したら、まずは西丹沢自然教室へ。
「山の情報伝言板(大きな画像で見る)」を確認。そしてスタッフに登山路の被害を聞きました。

08:45 身支度をしてストレッチ。では、出発!今回は私ひとり。寂しくなんかないよ!
白石沢上流へ 川沿いの林道(白石林道)を上流方向へ。
正面のなだらかなピークが大室山かと思いましたが、帰宅してカシミール3Dで確認したらP1543と大室山の南西の肩のようです。
河原のキャンプ場はすでに賑わって楽しげ。前日からの宿泊客のようです。
「檜洞丸4.8km→」を分けて「↑用木沢出合1.3km」に進むと・・・
用木沢出合 09:05 用木沢出合
道標は「↑白石峠3.8km/西丹沢自然教室1.8km↓/犬越路2.5km→」。
8人ほどのグループは犬越路へ。どちらからでも周回できますが、私は白石峠へ。

ゲートの脇を抜けて進み・・・
未舗装道になる 09:16 「↑白石峠3.0km/用木沢出合0.8km↓」地点で左に
左折すると白石沢キャンプ場跡地で、沢登り姿の女性3人が向かいました。

直進すると未舗装に変わり、左下に白石沢を見ながら、ゆるい上り坂。
丸木橋No.1 09:27 最初の丸太橋。この先、何度か沢を渡り返しながら進みます。
台風による被害もなく、丸太橋は全て無事でした。
鉄製堰堤 09:54 「←白石峠1.7km/用木沢出合2.1km↓」で上流側に鉄製堰堤
6本目の丸太橋を渡って左(右岸)へ。

ザレ沢右岸を登ると、やがて峠への取り付き。
ジグザグ急登ののち、やがて左側が谷になった山腹の斜面道。ゆるく登り進むと・・・
白石の滝 10:12 「白石の滝」説明板。木々が遮りますが、2本筋の滝が見えました。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
【学ぶ】この滝は、大理石の滝とも呼ばれ、この沢の流域が大理石の産地であったことを物語っています。また、この附近はいろいろな変成鉱物が生じていることでも知られています。-神奈川県-

10:20 さらに進むと白石沢のベンチ
この先は白い大理石が交じったゴロゴロの涸れ沢。踏跡が不明瞭なので不安でした。
白石峠 10:30 再び流れ始めた沢岸を丸太橋で進み、 10:40 短いクサリ
そして荒れ気味のガレと土留め階段の急坂をハァハァ、ゼイゼイ登りきったら・・・

11:05 甲相国境の白石峠。ベンチあり。
道標は「←モロクボ沢ノ頭3.6km/用木沢出合3.8km↓/加入道山0.6km→」。
ここで休憩。噴き出す汗を拭き、スポーツドリンクをゴクゴク。ふぅ。
でも・・・まとわり付いてくるたくさんのハエ!やめて!

11:15 県境尾根を加入道山へ。出発
和出村分岐 峠からも急登。ひと登りしたのち、なだらかになって右(東)に防鹿柵越しに大室山。待っててね。

11:25 分岐「←道志村(和出村)」を分けて「↑加入道山0.3km・大室山2.7km」へ。
青葉が茂る 緩やかな尾根は快適。
左(西)に木々の間から山梨県の山々が見えますが、詳しくないので・・・何山でしょ?

ひと登りしたのち、こんもり開けたら・・・
加入道山で昼食 11:40 加入道山(かにゅうどうやま 三角点1418.4m)。避難小屋あり(トイレなし)。
神奈川県が設置した道標は「↓白石峠0.6km/大室山2.4km↑」。山梨県の道標は「↑大室山山頂 約1時間(手書きで「強」の加筆あり)/道志の湯 約1時間40分↓」
山梨県としては道志でお金を落としてもらいたいから「道志の湯」に誘うのね。ふふ。
疲れました。ベンチ昼食。コンビニおにぎり2個を一気食い。
穏やかに下る 12:00 ゆっくり休憩したかったのですが、ここもハエだらけ。早々に出発
コースは加入道山で向きを変えて東へ。穏やかな尾根は気持ちいい。
左(北)に見える稜線は赤鞍ヶ岳(朝日山)の東西尾根でしょうか?(山腹に林道が見えます)
前大室 下った鞍部で右(南東)に檜洞丸〜石棚山の石棚山稜が、登り返しながら右後方(南)に箒沢権現山(前権現山)、畦ヶ丸が見えます。

12:13 「←道志村」の分岐があるピークが前大室
道標は「↓白石峠1.1km/大室山1.9km・犬越路3.9km↑」。
ブナの尾根を下り・・・
破風口 12:27 キレット(切戸)状の細尾根を急下降(要注意)した鞍部が破風口(はふぐち)。
土留めしてありますが、崩壊しそう。
そして、ここからの登り返しが本コースの頑張りどころ。
西丹沢の山々を見る
12:36 振り返ると南〜西が開けてよい眺め。御正体山(みしょうたいやま)は薄っすら。澄んだ日には富士山がきれいに見えるようです。
木道 長い急登。何度も足を止め、深呼吸しながらの登りでした。(汗だく)

少しずつ傾斜が緩む頃、一帯はヤマトリカブトシロヨメナ群生地
花たちが「ゆっくりでいいのよ!」と励ましてくれました。

13:08 木道。何だかホッとしました。
南西の肩が分岐点 13:15 ベンチがある「↑大室山0.3km/犬越路2.5km→」の分岐
ここは大室山の南西の肩
少しガスが出てきました。山頂まで、もう少し。
大室山 13:20 小広い広場の大室山(おおむろやま 三角点1587.6m)。奥権現山とも。
ベンチはなく、痕跡のみ。展望もありません。
この先は道志村に下る2本と、県境尾根を鐘撞山経由で下るコースの計3本が続くようです。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。

13:25 辺りを確認した後、引き返し
笹が茂る 13:30 再び分岐。今朝、用木沢出合で別れたグループとすれ違いました。
つりそうになった足をストレッチ。下りに備えて靴紐を締め直して・・・

13:35 「←犬越路2.5km」へ。

13:45 土嚢で補修された急な土留め階段を下ると、やがて笹が茂る道。
ブナを見上げた 13:58 標高1300m付近のブナの大木。
やがて。あらら。でも、明るいから本降りにはならないでしょう。

14:13 鞍部を登り返してクサリを登ったピークにベンチ

ヤブの中では野生化したソウシチョウの群れ。可愛いけど、特定外来生物。
犬越路 土嚢で整備されたジグザグ急坂を慎重に下ると・・・

14:45 十字路になった犬越路(いぬごえじ 1060m)。避難小屋あり(トイレあり)。
道標は「←神ノ川2.2km/↑檜洞丸3.0km/大室山2.3km↓/用木沢出合2.5km→」。
すでに雨は上がりましたが、汗で全身ビチョビチョ。人間ってこんなに汗が出るんだ・・・
「東海自然歩道」の案内板を確認しながら小休憩。ふぅ。

14:50 さて。気合を入れ直して「用木沢出合」へ下山。
ガレた急坂 笹ヤブを下り・・・

ゴロゴロの涸れ沢。急坂をジグザグ下り。ふぅ。

やがて右岸のザレ斜面。道は細く、滑りやすいので慎重に。(ロープあり)
まだ気は抜けない 15:25 しっかりした
「この先は歩きやすいのかな?」と思いがちですが、まだまだ気は抜けません。

15:30 少し傷んだベンチ
15:35 広い河原に出たらコンクリート堰堤を右岸から巻きます。

丸太橋が流された一ノ沢は飛び石で渡り・・・我慢できない!一ノ沢で休憩。
裸になって水に浸かりたい!でも、さすがに自重。頭から水をかぶって汗を流しました。(15:45発)
流された丸木橋 15:50 丸太橋が流された箇所は飛び石渡り。
石積みの嵩上げ基礎は残っていたものの、架け直すのは大変でしょう。
この先、何度か用木沢を渡り返しますが、いくつか丸太橋が流されていました。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
アーチ鉄橋 16:00 大堰堤を越えた下に緑色のアーチ鉄橋。渡った先は林道。
バスの時刻は16:30頃だったかな?間に合うかな?
用木沢出合 16:05 「東海自然歩道」の案内板がある用木沢出合。ここで周回は終了。
案内板を見る(1923x942ピクセル)
この先、「←西丹沢自然教室1.8km」は舗装道です。

今朝の賑わいはどこへやら。静かになったキャンプ場を見ながら、少し急ぎ歩き。
西丹沢自然教室 16:25 西丹沢自然教室。ちょうどバスも到着。
「確か発車は16:35。まだ10分ある。」この思い込みが失敗。
バスに背を向けて、教室前のベンチで汗を拭き、シャツを着替え、濡れ物をビニル袋に入れ、カメラも片付けてザックへ。完了!
で、振り返ったらバスがいない。はて?バス停で時刻を確認したら16:25発。ガーーン!

◆おまけ

アイドル犬(?) しかたないね。汗ビチョで公共交通機関を利用するのは失礼だもの。
次発は17:05。大した待ち時間じゃない。
と、言うことで自然教室のスタッフと情報交換をしていたら・・・あっと言う間さ!

ハイカーのアイドル(?)。下のキャンプ場の飼い犬とのこと。
餌をねだって寄って来ますが、餌やりは慎みましょう。
【移動】西丹沢自然教室BS17:05==(富士急湘南バス:740円)==17:48谷峨17:57==(JR御殿場線)==18:28国府津18:32==(JR東海道本線・平塚乗換え:JR計740円)==18:55辻堂
谷峨駅で空がスーッと暗くなりました。夏至の頃(6月下旬)の日没は19:00頃でしたが、1時間以上早まりました。

◆メモ

  • 白石峠〜用木沢出合〜犬越路は東海自然歩道ですが、沢道が多く、ガレて歩きにくい場所があります。侮ることなかれ。
  • 「丸太橋を架け直すのは大変ですね。」と自然教室のスタッフ(?)の女性に話をしたら、「大雨が降るたびに流されてしまうから無駄なのよ。橋がなくても渡渉できる人だけが歩けばいいのでは?」とのこと。なるほど。以前はケルンを見ての渡渉でしたね。
    登山ブームでオーバーユースになり、散々荒らした登山道を「ちゃんと整備して!」って文句を言うのも本末転倒。
  • 虫に刺されて腫れ上がりましたが、犯人はブヨだったようです。「虫除けスプレー、持った?」の妻の言葉に聞く耳持たず、自業自得。
  • 加入道山の東尾根で、てんこ盛りの黒いフンを見ました。とても臭く、周囲は異様なケモノ臭。クマかも?

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