■西丹沢県民の森

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 西丹沢県民の森 更新日:2020年06月27日

◆日付・天気

2017年11月26日(日曜日) 天気:晴れ・・・きれいな青空でした。

◆コース(所要時間:4時間30分)

【起点】玄倉BSトイレあり09:40…(30分)…10:10小川谷出合…(50分)…11:00西丹沢県民の森トイレあり[1]お弁当ポイント入口...東屋[昼食]...ヤブ沢左岸尾根...石棚山分岐...紅葉の尾根道...東屋...入口)13:10…(30分)…13:40小川谷出合…(30分)…14:10玄倉BSトイレあり【終点】 KML地理院地図
【参考】[1] トイレは県民の森入口の林道端

◆コメント

丹沢湖周辺は紅葉の名所。特にユーシン渓谷が有名です。有名ゆえに、さすがに紅葉の季節は訪れる人が多いようです。
今回はユーシンを途中で分けて西丹沢県民の森へ。石棚山登山コースの通過点であり、県民の森を目的に訪れる人は少ないかもしれません。
川や紅葉を楽しみながら林道を歩き、県民の森の散策路を歩きます。静かな山歩きが楽しめます。3月のミツマタが咲く頃もよいでしょう。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト
【注意】玄倉からユーシン方面(玄倉林道)は一般車両は通行できません。

◆アルバム

【移動】辻堂07:09==(JR東海道本線)==07:33国府津07:47==(JR御殿場線:JR計580円)==08:03松田・新松田08:10==(富士急湘南バス[渋滞]:800円[2])==09:20玄倉BS 【備考】[2] 往復割引切符
ちょうど「丹沢湖ハーフマラソン大会」開催日で、新松田駅前のバス停は参加ランナーが大会専用バスに行列していました。すごい人!
国道246号が渋滞しました。通常、新松田BS==玄倉BSは45分ぐらいですが、1時間10分かかりました。立ち乗車だったので、少し疲れました。
【注意】JR御殿場線はJR東海(TOICA)です。JR東日本(Suica)ではありません。SuicaエリアとTOICAエリアをまたぐICカードの利用はできません。さらに未だに国府津駅〜足柄駅はTOICAでさえエリア外です。JR松田駅は例外で、Suica精算ができます。(2017年11月)
玄倉BS 玄倉(くろくら)BS。空気はひんやり。それにしても、すごい人!
無料駐車場は満車。駐車場から大会会場までランナーを運ぶ無料シャトルバスが行き来して騒然
女子トイレは大行列。備え付けのトイレットペーパーはすでに使い切って紙なし。オーマイガッ!

やがてランナーもハイカーもはけて静かになり・・・
紅葉 09:40 出発!まずは「ユーシン」へ。紅葉がきれい。
ゲート 09:45 青い玄倉川橋を分けて玄倉林道を進むと「車両通行禁止」ゲート
以前は車で入れましたが、現在は禁止。
車が走らないので安心して歩けます。
発電所 09:50 玄倉第一発電所
右上に見える導水管に工事用レール(インクライン)が伸びていて、工事中のようです。
それにしても、上流の玄倉ダムから山中を掘って水路を通しているなんてすごいね。
石棚山 玄倉川に沿って進み・・・

10:00 正面に見えるゴツゴツ山はヤブ沢ノ頭石棚山
道標 機能していない道標「←西丹沢県民の森/ユーシン↑」。
むしろ危険で、指示通りに「西丹沢県民の森」に進むと川に落ちて大ケガをします。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
この道標はこの先にある分岐にあるべきですが、移設しない理由は何でしょうね。
小川谷出合 10:10 Y字分岐が小川谷出合。右上のユーシン方面を分けて左下の仲の沢林道へ。
橋 すぐに青い橋(立間大橋)を渡ります。
紅葉 太陽の日を浴びて紅葉(もみじ)の錦
赤・橙・黄・茶・緑が織り成す美しさ。 
林道 静かな林道歩き
ガードレール 仲の沢林道は落石注意。谷側を歩く方が安心かも。
ミツマタ 10:45 林道脇にミツマタを見るようになります。
看板 緑色の「西丹沢県民の森」看板が見えてきて・・・
橋 10:55 青い「穴の平橋」。
写真左側の擁壁から塩ビパイプが突き出ていて、水場のようです。
橋を渡って右にカーブすると・・・
トイレ 林道端にトイレ。その向かいが・・・
道標⇔案内図 11:00 「西丹沢県民の森」の入口。道標は「↓玄倉 1時間20分/石棚山 2時間↑」。
「散策路案内図」が付いていますが、散策路表示は消えて役立たず。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。

林道を離れて石段を上り、県民の森へ。
案内図 大きな「西丹沢県民の森」案内図Googleフォトで案内図を見る
石棚山分岐 石棚山(紅葉の尾根道)→」を分けて石畳の道。

「←東屋/↓仲の沢林道/中央通り↑」で東屋へ。
東屋 11:05 東屋。テーブルはなく、ベンチだけ。東屋下にもベンチが数台。携帯は圏外でした。
一帯は「大正の森」と呼ばれるスギの植林地です。Googleフォトで解説板を見る
【要旨】大正の森は大正4年(1915年)に植えられたスギの植林地(約15ha)。苗木は40cmぐらいだった。広い道がない当時、下流の村から馬の背や人の肩によって苗木が運ばれた。関東大震災(1923年)では、周りの山は皆削り落ちたと言われているが、この森は残った。
昼食 ここで昼食。まだ十分温かいスープとパン。いただきまーす!

静かですこと。小川谷出合以降で出会ったのは、石棚山方面から下ってきた男性ハイカーが計2名。
他に「ユーシンはこの道ですか?」と私に尋ね、「残念、分岐を右上でした。」と答えたら引き返した男性1名。
斜面道 ヤブ沢左岸尾根の散策路・・・旧苗畑・・・紅葉の尾根道へと歩くことにしました。

11:35 東屋下のベンチの西側を探すと経路がありました。(道標なし)
斜面道で尾根に向かいます。
途中、道標のない分岐は右上へ。(左は防鹿柵に向かっているようでしたが、未確認です。)
尾根 11:40 ヤブ沢左岸尾根。経路ははっきりしていますが、あまり歩かれていないようです。
スギの林床にミツマタが点在します。3月中旬が見頃とのこと。花粉症の人はつらい時期かな?
この散策路、私なら「ミツマタの尾根道」と名付けたい。
分岐 11:45 「↑旧苗畑/東屋↓/みつまた群落→」分岐。
「みつまた群落」は中央通りへ下る途中にもあるのでしょうか?(入口の案内図には経路表示なし)
別の機会に確認することにして、今回は直進。
踏跡が薄い個所があるので、気を付けます。
平 散策路は右(東)に曲がってトラバース
道標がないので右折点を見落とさないでね。(私は直進して悩みました)
P737の少し北東で、地理院地図で「」になっているあたり。この辺りが「旧苗畑」かな?
ベンチあり 12:00 防鹿柵に突き当たってベンチあり。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。

苔むした丸太階段の細道を下っていくと、先ほど登った「ミツマタの尾根道(仮称)」に向かいます。
「変だ!」悩みました。ベンチまで引き返して他の経路がないかを探してウロウロ。
結局、他の経路はなく、道なりに丸太階段を下ると・・・左折して東に向きを変え、問題なし。なーんだ。
丸太橋 崩れてもおかしくないような丸太橋。重い人は涸れ沢に下って渡った方がよいかも?
分岐 12:25 中央通りに出て「←紅葉の尾根道/↓旧苗畑/東屋→」(振り返って撮影)。ベンチあり。
登り坂 「紅葉の尾根道」への登り坂。丸太階段は苔むして、少し荒れています。

ミツマタの群落は手で枝葉を掻き分けて進み、やがて斜面道。
石棚山分岐 12:40 石棚山分岐。道標は「←石棚山/↓大正の森/紅葉の尾根道→」。ベンチあり。
柵 防鹿柵に挟まれて下ります。何だか檻に入れられた獣の気分。
尾根 紅葉の尾根道」の名ですが、紅葉は部分的で、多くは植林でした。
分岐 12:55 ベンチがある「↓紅葉の尾根道/大正の森→」分岐。「↓石棚山」の表示もあれば親切だね。
道標指示はありませんが、直進する尾根に明瞭な踏跡があります。
入口にある案内図の表示によると入口を入ってすぐにあった「石棚山分岐」に続く散策路があるはずです。(神奈川県 >> 西丹沢県民の森案内図には経路表示なし)
また仲の沢林道まで下ることもできるようです。
初めてなので素直に道標の「大正の森」へ。
分岐 小尾根を下り、斜面道を進むとベンチあり。その先で・・・

13:00 中央通りに出て「←東屋/紅葉の尾根道↓/中央通り→」(振り返って撮影)。
東屋 東屋を通過。

入口に戻って林道端のトイレを拝借したら、あら、個室の鍵がかからない。

13:10 スッキリしたところで玄倉BSに向かいました。
復路は往路と同じく仲の沢林道から玄倉林道。
林道 まだ日は高いけど、谷あいなので日陰になりました。
下りは楽チン。サクサク歩き。

ヤヒチ沢、小割沢の小さな滝を見て下り・・・
玄倉川を渡ったら・・・
小川谷出合 13:40 小川谷出合
玄倉BSに向かう途中、ユーシンに向かう観光客と数多くすれ違いました。
恐らく駐車場に車を止め、ユーシンロッジまで歩く気はなく、「ちょっとその辺まで」のウォーキングでしょう。
谷あいなのでじきに暗くなります。気を付けてね。
玄倉BS 14:10 玄倉BS。路線バスの次発は15:06。1時間待ち。
来るのはランナーを運ぶシャトルバス。
でもね・・・きっと臨時増発便があるはず。

10分ほどで臨時バスが到着。ほらね!お疲れさまでした。
【移動】玄倉BS14:21==(富士急湘南バス[臨時・渋滞]:800円[3])==15:57山北16:07==(JR御殿場線)==16:35国府津16:44==(JR東海道本線:JR計670円)==17:09辻堂 【備考】[3] 往復割引切符
国道246号が渋滞して県道76号も渋滞。通常、玄倉BS==新松田BSは45分ぐらいですが、1時間35分経過した山北駅で途中下車しました。

◆メモ

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