■大山三峰山

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 大山三峰山 更新日:2021年01月30日

◆日付・天気

2013年11月03日(日曜日;文化の日) 天気:曇り・・・暑くもなく、寒くもなく、ベスト・シーズン。

◆コース(所要時間:7時間40分)

【起点】煤ヶ谷BS08:25…(5分)…08:30不動尻分岐トイレあり[1]08:40…(1時間10分)…09:50物見峠分岐(下)…(25分)…10:15山の神お弁当ポイント…(15分)…10:30物見峠分岐(上)お弁当ポイント10:40…(45分)…11:25 800m圏鞍部お弁当ポイント11:40…(55分)…12:35三峰山お弁当ポイント[2]12:40…(40分)…13:20不動尻/唐沢峠分岐13:35…(1時間10分)…14:45不動尻トイレあり[3]14:55…(45分)…15:40日向山分岐トイレあり[4]…(25分)…16:05広沢寺温泉入口BS【終点】 KML地理院地図
【参考】[1] 不動尻方向100mぐらい先にトイレあり。 [2] 山頂は狭いので昼食場所として当てにしない方が良いでしょう。 [3] 仮設トイレです。 [4] 分岐の広沢寺(こうたくじ)寄り約150mにトイレあり。

◆コメント

標高は1000mにも満たない山ですが、連なるピークは険しいです。クサリ、ハシゴの急坂、切り立った細尾根、そしてザレ気味の急坂もあります。
登山道には「経験者向きの登山道です。」の注意立札があります。経験者でも強風凍結などの状況では注意が必要でしょう。
【注意】梅雨〜秋は湿った場所ではヤマビルに注意が必要です。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

【移動】辻堂07:01==(JR東海道本線)==07:04茅ヶ崎07:08==(JR相模線:JR計320円)==07:31厚木07:34==(小田急小田原線:120円)==07:36本厚木07:50==(神奈中バス:470円)==08:22煤ヶ谷BS
【注意】煤ヶ谷BSへの宮ヶ瀬行きバスは、1本/1時間です。

煤ヶ谷(すすがや)BSで降りたのは私たちの他に6〜7人。
大きな「ようこそ清川村へ」の案内板を確認して・・・
08:25 出発。
橋を渡って谷太郎(やたろう)川に沿う道を左(上流)へ。
不動尻分岐 08:30 やがてY字分岐。道標は「↑大山・不動尻/札掛・物見峠・三峰山→」。
三峰山に向かう前にトイレへ。不動尻方向100mぐらい先です。
【おことわり】丹沢三峰(一般的には大礼ノ頭、円山木ノ頭、本間ノ頭)と区別するために大山三峰山と呼ばれますが、ここでは単に三峰山と記します。
トイレ後、身支度して、この分岐まで戻って・・・
08:40 出発!同じバスだったハイカーの姿はすでになし。
ヤマビル注意 舗装道を上り、登山者カードのポストの先は道標に従います。

08:45 防鹿柵を通り抜けると右に大きな堰堤。
コースは「←三峰山5.0km」へ向きを変え、小尾根を越えます。
【参考】小尾根に踏跡があり、地理院地図の徒歩道表示(P436経由)かもしれませんが、未確認です。
斜面道 しばらくは左側が谷になった斜面道
尾根下斜面 さらにP436の南側を巻いて登り・・・

P748の東尾根も尾根の少し下の斜面道。
物見峠分岐(下) 09:50 「↑三峰山2.8km/物見峠1.1km→」分岐。
ベンチがあり、先発した2名の男性が休憩中。
そして「注意」立札が「無理をするな!」と諭しています。でも、「沢沿い」ってどこ?
【全文】(注意)三峰山は地形が急峻で、道は狭く沢沿いや鎖場など多く経験者向きの登山道です。無理をしないで引き返す勇気が必要です。 -神奈川県-
鐘ヶ嶽を見る 09:55 樹林越しに左(南東)に見えるのは鐘ヶ嶽(かねがたけ) 。
澄んだ日には江の島も見えます。

モミが多くなります。来月は12月。クリスマス。暦のうえではディッセンバー~♪
ベンチ⇔山の神 10:15 山の神。ベンチが3台。水分補給して深呼吸。
道標は「←三峰山2.35km/煤ヶ谷2.65km↓」。細かい数字だね。
およそここが煤ヶ谷〜三峰山の中間点。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
巻く コースはP748の左(南東)を巻きます。
物見峠分岐(上) 10:30 P748の南の鞍部が「←三峰山/煤ヶ谷↓/物見峠→」分岐。
樹林越しの景色 丹沢山丹沢三峰を見ることができます。
でも、ちょっと木がジャマ。この先に崩壊地があり、そこでは展望が広がります。

妻はお菓子を食べながら休憩。
私は「物見峠」方向へP748まで往復。何もないピークでした。

10:40 続行!
黄葉 次のピーク(760m圏)から正面の奥に電波塔がある大山が見え、手前のピークが三峰山(南峰、北峰)でしょう。

越えて次の登り返しは丸太階段。よいしょ!
右に見えるのは樹間ながら仏果山〜経ヶ岳。何度か登ったね。

黄葉が背中を押してくれる。
「この先、斜面崩壊」の立札を見て進むと・・・
【全文】(注意)この先、斜面崩壊が多数あります。登山道の路肩崩落や踏抜きに十分注意して通行してください。 -神奈川県-
崩壊地上部からの展望
11:07 崩壊地上部は開けて好展望。丹沢の山々が連なります。Googleフォトで大きな画像を見る(山座同定あり)
丸木橋 左右が切れているところには丸太橋
時が経てば深いキレット(切戸)になるんだろうね。
鞍部⇔ベンチ 11:25 800m圏の鞍部にベンチが2台。「↑三峰山0.8km/煤ヶ谷5.2km↓」地点。
2006年01月は道標に「アケビ平」の手書きがありましたが、新しい道標には何もなし。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。

ベンチで昼食(1/2)。パンを半分、先に食べちゃおう!
カサッ、時おりドングリが落ちてくる。その他の音は聞こえない。静かだね。
北峰に登る 11:40 続行!目の前にそびえるのが北峰。三峰山まで、もうひと頑張り。

丸太階段。気合を入れて、コツコツ登り。
ロープが付いているところもあります。
紅葉 部分的なれど、紅葉。深呼吸。

12:00 登りきったピークが北峰。丸っこい石が積まれていました。
クサリ 北峰から三峰山(南峰)、七沢山までクサリが付いています。
ハシゴや足場が悪い場所があるのでトレッキングポールは片付けて両手をフリーにします。滑り止めがついた手袋があれば安全です(軍手は滑ります)。
【参考】北峰から下る最初の鎖場には杖(拾い枝)が山のように積まれていました。
中峰 クサリの支柱はしっかりしているので問題なし。
妻は少しビビリながらも慎重にこなして、Good !

12:25 登り返した「↑三峰山100m/煤ヶ谷5.9km↓」ピークが中峰
ヘロヘロなのにカメラを向けると笑顔でポーズ!女性は恐ろしい。
左(北東)に華厳山と、採石場で削られている高取山(荻野)が見えます。
三峰山(南峰) イワシャジンかな?そっと咲く花を見て登り返したら・・・

12:35 三峰山(みつみねさん。934.6m)。ここが南峰。ふぅ。
山頂は狭く、ベンチが1台。写真は三角点。妻が撮影しているのが山頂標。
バスでは見かけなかったペアが休憩中でした。

12:40 長居はせず、出発。「不動尻2.1km」へ。
七沢山 南峰の下りも急坂。下って登り返すと・・・

13:00 最後のピークが七沢山( 910m圏)。
離れたところから三峰山を見ると、中峰は目立たないので北峰、三峰山(南峰)とこのピークで三峰のように見えます。
靴ひもを下り用に締め直し、5分休憩したら先へ。
【参考】ここから清川村/厚木市の境界尾根が谷太郎林道終点に続きますが、下降口はロープで封鎖され、「登山道ではありません!」の立札があります。
急坂 クサリや飛び出した木の根

やがて傾斜が緩んで・・・
不動尻/唐沢峠分岐 13:20 「↑不動尻1.4km/三峰山0.7km↓」地点。
すぐ先のベンチで昼食(2/2)。遅くなったけど、ジュースと半分残したパン。
【参考】直進する緩やかな登りの尾根はP865経由で唐沢峠・大山方面。登山地図の赤破線経路です。

13:35 続行!登山地図では不動尻まで40分の下り。楽チンかと思いきや・・・
大きくジグザグ 最初は斜面のジグザグ下り

沢が近くなるとクサリが付いた個所もあります。
くずれ箇所 14:03 沢まで下り、その後は右岸の斜面道。【注】GPS軌跡はズレて左岸を示していますが、コースは右岸です。

数箇所、崩れたところがありました。
通行に支障はないものの、上から石が落ちてこないかと心配でした。
流された丸木橋 14:25 二股の近くで一旦、丸太橋で左岸に渡り、再び右岸に渡り返すのですが・・・
あらまぁ、木が倒れて橋が流されてました。
後続の男性ハイカーが渡れそうなところを渡り、妻はそちらへ。
私はこのまま渡りました。

コケが付いた岩場はクサリを使い・・・楽チンじゃないね。
大山分岐 「←広沢寺温泉BS3.8km・不動尻0.6km/三峰山2.0km↓/大山3.9km→」分岐。
不動尻のトイレはすぐ先に見えるのに「0.6km」はなぜ?
【参考】道標の「広沢寺温泉BS」は玉翠楼のバス停。土日祝午後は12:55、15:10、19:05だけです(2013年11月現在)。広沢寺温泉入口BSまでは4.7kmぐらいあります。
不動尻(MAP) 14:45 不動尻(ふどうじり)。仮設トイレあり。以前はキャンプ場でした。
この下りはけっこう疲れました。
登山地図では40分。私たちは1時間10分。体力がない?歩き方がヘタ?
ザックを下して休憩。ふ〜。そしてバス時刻を確認。

14:55 腰を上げ、もうひと歩き。この先は舗装道。
【参考】ここから二の足林道ゲートの間、GPS軌跡は暴れて正確ではありません。
15:05 「←煤ヶ谷3.5km」分岐。あれ?道標は「不動尻」。ここが不動尻?
と言うことは、大山分岐で見た「不動尻0.6km」は正しいのね。失礼しました。
でも、登山地図のように「トイレのところが不動尻」の方が分かりやすい気がする。
山神隧道 ゆるやかコースの「鐘ヶ嶽 →」分岐を通過すると・・・

15:15 山神(やまのかみ)隧道。照明はありませんが、一直線なので出口の明かりを目指します。但し夕刻や日没後は懐中電灯が必要です。
ゲート 15:20 二の足林道ゲートを通過。下りが続くと飽きます。(失礼な!)
堰堤 15:35 「山の神沢2号えん堤」を通過。道が変わったね。
防獣柵ゲート 15:40 「大釜弁財天0.7km・日向山山頂1.3km→」分岐。
鳥獣被害防止用の電気柵ゲートができたのね。
愛宕大権現 15:45 愛宕大権現(見城登山口)を分け・・・
広沢寺温泉入口BS 16:05 広沢寺温泉入口BS。お疲れさまでした。
【移動】広沢寺温泉入口BS16:16==(神奈中バス:350円)==17:33本厚木17:37==(小田急小田原線:120円)==17:39厚木17:49==(JR相模線)==18:16茅ヶ崎18:20==(JR東海道本線:JR計320円)==18:23辻堂
帰りのバスは次の次(七沢温泉入口BS)で満員ぎゅうぎゅう。何があったの?さらに厚木高校の手前で渋滞。動かないのでバスを降りて歩いて駅に向かう人もいました。所要時間は約28分ですが、1時間17分かかりました。

◆メモ

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