■箱根旧街道(西坂)

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 箱根旧街道(西坂) 更新日:2015年10月26日

◆日付・天気

2015年10月18日(日曜日) 天気:晴れ・・・秋らしいよい天気でした。

◆コース(所要時間:6時間40分)

【起点】箱根峠BS10:00…(5分)…10:05箱根エコパーキングトイレあり10:15…(5分)…10:20西坂入口トイレあり[1]…(20分)…10:40施行平お弁当ポイント10:50…(20分トイレあり[1])…11:10広葉樹植林地お弁当ポイント…(30分)…11:40山中城跡トイレありお弁当ポイント諏訪・駒形神社...西ノ丸[昼食]...西櫓...すり鉢曲輪)13:20…(50分)…14:10笹原一里塚…(30分)…14:40坂公民館トイレあり[2]14:45…(40分)…15:25錦田一里塚15:30…(35分)…16:05三嶋大社トイレあり16:25…(15分)…16:40三島駅【終点】 KML
【参考】[1] 仮設トイレ。 [2]となりの消防団にトイレあり。

◆コメント

徳川幕府が開いた旧東海道で最も難所と言われたのが箱根八里。小田原宿〜箱根宿(およそ箱根関所から駒形神社の間)〜三島宿の箱根越えの道です。現在は箱根湯本〜箱根関所が東坂(神奈川県)、箱根峠〜三嶋大社が西坂(静岡県)としてハイキングコースが整備されています。
今回は西坂。三島市は「三島夢街道」と呼びます。国道一号やバス通りに絡みながらひたすら下るコースで、石畳を復元したり、新しく石畳を整備した道は、よく言えば風情がありますが、ちょっと歩きにくいです。雨で濡れたり、積雪時は注意が必要です(特に下り)。
【参考】12年前(2003年)に歩いた時は箱根町BTを起点にしましたが、国道1号の箱根峠IC付近は歩道がなく、危険なので箱根峠BSを起点にしました。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

【移動】辻堂07:44==(JR東海道本線・小田原、熱海乗換え:1140円)==09:01三島09:15==(沼津登山東海バス:940円)==09:55箱根峠BS
ハイキングガイドに従って芦ノ湖カントリー入口BSでバスを降りる予定でしたが、県境を跨いでみようと気が変わり、ひとつ先の箱根峠BSで降りました。1分もかからぬ距離ですが、料金は100円アップ。一気に上がるね。
【注意】三島駅はJR東海(TOICA)です。JR東日本(Suica)ではありません。SuicaエリアとTOICAエリアをまたぐICカードの使用はできません(清算が必要です)。さらに沼津登山東海バスはICカードが使用できません。(2015年10月)
【参考】三島駅BS(南口)の近くに観光案内所があります。バス待ちの間に関連資料を入手しておくとよいでしょう。
起点 箱根峠BS。写真は箱根方向。歩道はありませんが「バス停」エリアがあるので安心。ここではカメラだけ準備して、身支度はエコパーキングで。
他におばさんひとりが下車しましたが、どこに行ったのでしょう?

10:00 出発!引き返して三島方向(南)へ。歩道がないので車に注意。芦ノ湖スカイライン分岐点も注意。
箱根エコパーキング すぐに「神奈川県箱根町」と「静岡県函南町」の県境。ここが「箱根峠846m」。目の前の「箱根峠」交差点(廃ガソリンスタンドあり)から石畳風の遊歩道があります。

10:05 遊歩道を進むと箱根エコパーキング(北端)。
峠の地蔵 「新箱根八里記念碑(峠の地蔵)」。全部で8体。八里だから?
左:「おしん辛抱 橋田寿賀子」と右「花見る人は皆きれい 黒柳徹子」。
草ボーボーがちょっと残念。
箱根山を見る エコパーキングの南端にトイレと休憩舎あり。
振り返ると神山駒ヶ岳。今年6月に大涌谷周辺が一時、噴火警戒レベル3(入山規制)に引き上げられました。この時はレベル2ですが、大涌谷の立入規制は継続中。

10:15 準備完了。続行!「↓箱根関所跡2.5km/箱根旧街道入口→」に従ってゴルフ場方向へ。
西坂入口 10:20 「箱根旧街道」西坂の入口
解説板と道標「←三島宿11km/箱根関所3km↓」があり、「是より江戸二十五里」の石柱と仮設トイレがあります。
この辺りはイバラが茂っているので「茨ヶ平(ばらがだいら)」とのこと。
四阿 入るとすぐに四阿と案内板。
左(写真方向)の篠竹の細道は「箱根八里記念碑 井上靖」で行き止り。
笹のトンネル 石畳の兜石坂を下ります。両側は篠竹でトンネル状

国道に出たら歩道を下り、接待茶屋BSの先、「接待茶屋」で山道に入ります。
兜石 すぐに「かぶと石」。兜を伏せた形なので、あるいは豊臣秀吉が小田原征伐の時に兜を置いて休息したから、とのこと。
かつては兜石坂にあった(「兜石跡」石碑あり)が、昭和初めに国道1号の拡張工事の時、上部を切り取って移設したそうです。

そして分岐。近いので「施行平・三島市眺望地点→」に寄ってみます。
施行平 10:40 100mほど緩やかに登って施行平(せぎょうだいら)。
大きな石碑が建ち、「箱根八里記念碑 東山魁夷」もあります。
眺望地点
草地の広場になっていて団体の休憩・食事にはよさそうです。西側が開けて、「三島市眺望地点 施行平」があり・・・
富士山 やや右方向(西)に薄っすら冠雪の富士山。よい眺め。
見かけたのはセンブリリンドウなどの秋の花。

10:50 引き返して継続します。
石畳を下る 函南町と三島市の境界を下り・・・

10:55 「明治天皇御小休趾」碑。

また石畳
念仏岩 11:00 突き出た大きな石が「念仏石」。その前で寄り添うように「南無阿弥陀仏」碑。
旅の行き倒れを供養したそうです。

国道に下る舗装道を左に分け(仮設トイレあり)、右に上る簡易舗装道を分けて下ります。(国道から送電保守用に車を入れる道でしょうか?)
植林地 11:10 「東海道400年祭 箱根西坂森づくり広葉樹植林地」の標柱を見て上ってみたら明るく開けました。団体の休憩・食事によいかもしれません。
ほとんどが篠竹か植林の道だったのでホッとします。ん?あの建物は何?

引き続き下ると集落(農場?)。本来は直進したようですが、立入禁止なので左折して国道(農場前BSあり)を横断して迂回します。
解説板 「三島市」に入った先で「←山中城跡・三島宿」に下ります。

「箱根旧街道 願合寺地区の願合寺地区の石畳復元・整備」の解説板。復元区間や整備区間(石が少なかったところや全くなかったところは石を補てん)が図解されています。
雰囲気 杉並木と石畳。
雲助徳利の墓 11:35 とある雲助の墓で、通称は雲助徳利の墓
雲助とは江戸時代に宿場や街道で荷物運搬や川渡し、駕籠かきをした人足のうち、無宿のならず者の蔑称。
終生、酒を愛したことから上に杯(さかずき)、下に徳利を配した墓石。
山中城跡へ 歩道橋を渡れば山中城跡。でも、車が途切れたので国道を横断。
諏訪・駒形神社 11:40 道標「山中新田 山中城跡」から登ると諏訪・駒形神社
神主さんに続き、供物を捧げた人たちが行列。「今日は例大祭です。」とのこと。
山中城跡の公園の一角のようです。
大カシ 境内の大カシ(アカガシ)。推定樹齢500〜600年(立札は650年)で、県指定天然記念物とのこと。大きいね!
架橋 国指定史跡の城跡はとても広く、きれいに整備されています。お好きなように散策なさればよいでしょう。

本丸跡から「架橋」。木橋ゆえ、破壊して堀を越えられないようにする仕掛けらしい。
渡った先は広い「北ノ丸」。
本丸 引き返して「本丸」。
二ノ丸
広い二ノ丸(北条丸)は斜面。
西ノ丸 西ノ丸。奥に見晴台があり、天候に恵まれると富士山がきれいです。
昼食 12:05 昼食。いただきまーす!
公園で残念なのはベンチがないこと。国道を挟んで北側と南側にそれぞれ2箇所の休憩舎がありますが、ベンチも適所にあればうれしいです。
西櫓 散策続行。

「畝堀」を見ながら進んで「西櫓(にしやぐら)」。
障子堀 西ノ丸と西櫓の間は「障子彫り」。堀の中を区画するように畝を堀り残しています。
堀の斜面にはツツジが植えられ、花咲く頃は華やかでしょうね。

休憩所から溜池に進み、途中の北斜面でテイショウソウの花を見ました。
バス停に向かい・・・
四阿 国道を横断して南側へ。「案内所・売店」がありますが、「うどん・そば」の暖簾が目立っていて気付きにくい。

御馬場曲輪の四阿
すりばち曲輪 南端が「すり鉢曲輪」。レジャーシートで休憩する家族あり。
国道側に物見台があり、展望がいいです。

引き返して・・・
石畳 13:20 西坂下りを継続。新しく整備した石畳は江戸時代の石畳に比べて歩きやすい。
工事中 13:30 国道に合流。国道は「笹原山中バイパスを作っています」で工事中。
【参考】ここで悩みました。「三島夢街道」マップでは横断して向かいの石畳に入る絵ですが、正しくは「100mほど国道を下って右の石畳に入る」です。

国道を進んで分岐がありましたが、工事中のため通行止。あら!
富士見平 なので国道歩き。バリバリうるさいバイク団に消沈しながら歩道を歩き・・・

13:40 食堂がある富士見平
駐車場にたくさんの車がありましたが、この日は見晴学園のお祭で、その臨時駐車場のようです。
通行止 コースは国道を横断して続きますが、この先も「通行止」。
一応、下降点を確認したら「石畳部工事中につき通行できません」とのこと。富士見平下はバイパス工事とは別のようです。

指示に従って迂回路の国道歩き。大きな「芭蕉句碑」を見て下り・・・
三島大吊橋 13:50 賑わう見晴学園。バスで移動中にお祭(みはらしフェスティバル)の開催を知りました。

左から西坂を合わせる手前から大きな吊り橋が見えてきました。広い駐車場や建物、エスカレータは工事中。何?道の駅?
【参考】「三島大吊橋」とのこと。おとな1000円。名所になるや、否や?

14:00 三島大吊橋入口の向かいで国道を分けて西坂へ。
農地
開けた農地。気持ちいい。歩きやすい石畳を進み・・・
一里塚 14:10 「笹原一里塚」の碑。一里塚は左の階段を上ったところにあります。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
こわめし坂 国道に出たら石畳は終わり。車に注意して横断歩道を渡って正面に続く道へ。

集落の坂道。「下長坂」または「こわめし坂」と呼ばれ、西坂で最も険しい急坂。あなどることなかれ。

バス通りに合流したら直進(バス通り)。
大礼祭でしょうか、山神社(やまじんじゃ)は、お祭りでカラオケ大会。
眺望地点 坂小学校の手前、道路が左にカーブするところで、分けて直進する細い下り坂へ。

14:40 元は学校っぽい坂公民館。角に「三島市眺望地点→」道標。近くなので寄ってみます。
三島市眺望地点 坂公民館」。富士山は雲の中。

14:45 引き返して公民館前。継続。
六地蔵 道標に従って進み、幼稚園で右へ階段を下ります。
車道に下りたら、左のバス通りへ。

14:55 12体ある六地蔵
伊豆フルーツパーク 「市の山区公民館」の先で案内板がある右上へ。すぐに石畳の下り坂になって、「臼転坂(うすころげざか)」。
わずかにショートカットできるも、またバス通り。しばらく集落の道を歩きます。

15:15 大きな石「箱根路」で国道に合流し、バスが経由した「伊豆フルーツパーク」が見えます。
松並木 国道を歩いて伊豆縦貫自動車道を跨ぎ越し・・・

国道両側が松並木。右側は石畳風遊歩道(旧・石畳は松並木の間。国道1号上り車線)。「街道」って雰囲気です。
一里塚 15:25 「錦田一里塚」。対で保存され、旧態を保っていて貴重です。
東海道分間絵図で「一里塚/松一本/はつねのござ松(初音の御座松)と云」と書かれたところ。
ベンチがあるので休憩。ふー。

15:30 三島宿まであと2km。もうひと頑張り。続行!
踏切 「五本松」交差点を横断して国道を離れ、右側(北側)の石畳の歩道へ。
やがて下り坂になって「愛宕坂」。さすがに下りに飽きてきます。(失礼な!)

15:50 大きな「箱根旧街道図」があるJR東海道本線の踏切。日が傾いてきました。
踏切を渡り、舗装道を緩やかに下ります(今井坂)。
眺望地点 大場川に架かる新町橋。「三島市眺望地点」があります。
富士山は雲の中。今日はありがとう。この先は平坦です。
三島大社本殿 16:05 三嶋大社の大鳥居。ここが三島宿の中心部。参道に進み・・・

総門、神門をくぐって、舞殿の先が本殿

16:25 三島駅までもうひと歩き。妻:行くぞ! 私:はい。
水辺の文学碑 桜川沿いの遊歩道(水上通り)。三島にゆかりのある文人たちの碑(水辺の文学碑)があります。
さすが三島。水量は豊富。
三島駅 16:40 JR三島駅。もう日が暮れそう。お疲れさまでした。
【移動】三島17:12==(JR東海道本線・熱海、茅ヶ崎乗換え:1140円)==18:28辻堂
三島駅のホームで電車を待っている時、空にムクドリの群れが現れ、舞い飛びながらどんどん増えていく。すごい数!駅前ロータリーの木をねぐらにしているのでしょう。糞に注意。

◆メモ

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