■大山南尾根

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 大山南尾根 更新日:2021年01月26日

◆日付・天気

2006年02月12日(日曜日) 天気:曇り一時雪のち晴れ(変な天気!)

◆コース(所要時間:5時間30分)

【起点】大山ケーブル駅BSトイレあり08:25…(15分)…08:40追分駅トイレあり…(35分)…09:15下社トイレあり09:30…(35分)…10:05蓑毛越お弁当ポイント…(15分)…10:20NTT無線中継所…(30分)…10:50林道交点…(25分)…11:15高取山お弁当ポイント[昼食]12:00…(35分)…12:35念仏山お弁当ポイント12:40…(20分)…13:00善波峠…(30分)…13:30吾妻山お弁当ポイント…(25分)…13:55弘法の里湯【終点】 KML地理院地図

◆コメント

地図を見ると秦野/伊勢原の市境尾根は「大山南尾根」の呼び名がピッタリですが、正式なのかな?よく分かりません。基本的には尾根下りですが、アップダウンはあります。
このコースで一番疲れたのは最初の下社までの女坂上りでした。ケーブルカーを利用すればずいぶん楽になるでしょう。
木々が葉を落とす冬場、特に鉄塔フェチの人(?)にはおすすめのコースです。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

【移動】辻堂07:01==(JR東海道本線・茅ヶ崎乗換えJR相模線:320円)==07:32厚木07:38==(小田急小田原線・本厚木乗換え:180円)==07:53伊勢原08:05==(神奈中バス:300円)==08:25大山ケーブル駅BS
車窓から見た大山から南に下る尾根。蓑毛越が700m弱だから、尾根の下半分を歩く感じかな・・・なんて考えながら。

08:25 大山ケーブル駅BSを出発。参道を上って追分駅に向かいます。コマを数えながら上ると、もう開いている店もありました。
分岐 08:40 15分で追分駅。ケーブルカー始発は20分後。にらむ妻を説得して女坂上り
圧雪 日陰では、踏み固められた雪がツルツルに凍った箇所も。

不動前駅からその先は疲れる石段上り。ふー。
下社 09:15 下社(しもしゃ)。ケーブルカーは当然先着。
私たちは汗だく。周りの観光客の中で完全に浮いていました。(恥ずかしい)
【参考】大山名水・神泉で水を補給することができます。

江の島は霞んでやっと見えるぐらい。でも、少し青空が見えてきて・・・Good!

09:30 身支度・休憩後、続行。社殿の左側へ。
蓑毛越へ 蓑毛越へは地図では水平移動のような巻き道
実際は小さなアップダウンがあります。の付いた箇所もあります。
雪 日陰では凍ったも残り、慎重に進みました。
高取山〜浅間山
09:50 下社からも見えていた浅間山の電波塔が近くなりました。南には白い電波塔が建つ高取山が見えます。
蓑毛越 10:05 十字路の峠が蓑毛越(みのげごえ)。高取山へは道標「浅間山」の指す左へ。
すぐ先に浅間山(679m)の電波塔が見えます。
でも、ハイキングコースは浅間山を巻いているので、電波塔に近付くことはありません。
尾根道 楽チン歩き。植林で展望が利かないのが残念。
2本の電波塔 10:20 大きな2本の電波塔。写真左(南)はNTT無線中継所
写真右(北)は防衛庁の設備のようで、張力センサー、赤外線センサー、監視カメラ、暗視カメラあり。重装備だね。
【参考】手前に尾根を歩く踏跡があり、そちらに進んだピークがP636のようです。
未舗装の林道へ ここで舗装林道から未舗装の林道に入ります。(近道階段の場合は点線方向から)
【注意】登山地図では一本の林道でつながっているように見えますが、実際は脇に入ります。またススキが生い茂り、道標を隠している場合があるので注意してください。以前、コースが分からずウロウロしました。
電波塔 10:25 またもや無線中継所(電波塔2本)。
前回は下草が育って歩きにくかったけど、冬場なので楽チン。
防火帯? 10:40 林道(旧?)は今では防火帯なのかな?
雪もほとんど残っていないし、草も刈られて歩きやすい。
送電鉄塔 10:45 「秦浜線No9」鉄塔。送電線下の植林が伐採(最近?)されて東西が開け、展望が利きます。
方向的には富士山も見えそうですね。
林道交点 前方下に林道が見えてきた頃、乗り入れた軽自動車が1台。運転席に数台の無線機・・・ハンターです。
帰宅後に調べたら、今年度の狩猟期間は2月15日まで。この日は期間中最後の日曜日。そういえば尾根道は鹿の足跡だらけでした。

10:50 林道交点(浅間山林道)に降り立ちます。
不動越 林道を横断してすぐに不動明王の石碑(ふたつに折れていた)があります。

その先の鞍部が「不動越」。道標は「↑鶴巻7km・弘法山5km/小蓑毛2km野菊と信仰のみち→」。
「小蓑毛」を分けて直進。
階段 10:55 高取山への直線的な登り。よいしょ。「登りきったら高取山?」と思いがちですが・・・
残念!まだ手前の530m圏ピークです。
一時雪 ピークの先をなだらかに進むと「何か白いものが降ってきたよ!」と妻。小雪。雨じゃなくてよかった。

この先、急に獣っぽい何かが飛び出してきてビックリ!よく見ると発信機を付けた猟犬。
先ほどのハンターの連れでしょう。脅かさないで!
分岐 通報番号39」(振り返って撮影)で「←栗原」(加筆)を分け・・・Googleフォトで大きな画像を見る
高取山 11:15 ひと登りして高取山(たかとりやま。556.3m)。三角点あり。山頂は小広く、ベンチがふたつ。
「展望よい」と紹介されていますが、葉が茂ると東の伊勢原市街がわずかに開けるだけです。
葉が落ちたこの時期は樹間から大山などが望めます。
白い電波塔 山頂の一角にはNHKの白い電波塔が立っています。
山頂は20人級の団体ハイカーに加え、続々と登ってくるハイカーでちょっと窮屈。
昼食 11:35 私たちは電波塔の下で昼食。この頃には雪も止みました。
下茹で済みの野菜とウィンナーを暖めて、カップ麺で「いただきまーす。」

12:00 下山。前回は「寺山」方面へゴルフ場…東中学校と下ったので、今回は念仏山へ。
分岐 階段を下るとすぐに分岐。「←聖峰(ひじりみね)25分」を分けて「↑弘法山」へ。
やや急坂 12:05 階段の先はザレ気味の急坂。滑らないでね。

P454は右に巻き、コースは南西に向きを変えます。
防鹿柵に沿う下りは直線的で、逆コースは疲れるだろうな・・・
念仏山の石仏 尾根道は落葉樹も多く、冬場は樹間から展望があります。葉が茂ると・・・無理かな?

12:35 念仏山(ねんぶつやま。350m級)。ベンチが1台。
西へ少し進めば石仏と祠があります。赤いマフラーがあるから寒くはないね。
念仏山からの展望 山頂は特に南西に開け、秦野市街渋沢丘陵が望めました。
霞んでいたので箱根の山々までは無理でした。

12:40 続行。
尾根道 快適な尾根下り
送電鉄塔通過 12:45 送電鉄塔の真下を通過。見上げると・・・鉄塔フェチ(そんな人いる?)にはたまらんねぇ。
【!】画像にマウスポインタを重ねると、画像が切り替わります。

鉄塔を過ぎたら鹿避け策の扉。ちゃんと閉めてね。
【参考】左にプラスチック階段が下っていますが、何でしょう?
送電鉄塔 小さなアップダウンで尾根を下り、国道246号のトンネル上部を過ぎると・・・

またしても送電鉄塔(鶴巻線1)。大山南尾根は電波塔・送電鉄塔てんこ盛りです。
「名古木→」を分けて、左にラブホテル街を見て下ると・・・
善波峠 13:00 切通しの善波峠(ぜんばとうげ)。石仏が並びます。
向かいの上部には御夜燈(おんやとう)がありますが、「鶴巻3.1km」に従って左へ。

弘法山公園・吾妻山コース」に合流するので、吾妻山〜鶴巻温泉へと向かいました。
穏やかな尾根道 13:10 穏やかなアップダウンの尾根道。
樹間から大山を見て「今度は逆コースで頂上まで登ってみるかな?」なんて考えながら・・・

13:25 「←矢倉沢道へ」を分けたら・・・
吾妻山 13:30 四阿(あずまや)とベンチのある吾妻山
樹間から念仏山から高取山に向かう尾根が確認できます。

蓑毛越からの市境尾根歩きもそろそろ終わり。
ここから15分ほど下ると東名高速道路。高架下を抜けて鶴巻温泉駅を目指しました。

◆おまけ

13:55 鶴巻温泉駅手前にある日帰り温泉施設・弘法の里湯。駐車場は満車で駐車待ちの車も数台。「混んでいるだろうな・・・」と思ったけれど、「時間制限2時間だから回転は速いだろう。」と寄ってみました。
脱衣所で旧友のA君と邂逅!お互い「あらまぁ!」。こんなこともあるんだね。
風呂上りにはビール。最高です。【料金】入浴料:1,000円(土日祝、2時間まで) 缶ビール:330円(500ml)

15:35 弘法の里湯を出て帰路へ。鶴巻温泉駅はすぐ先です。お疲れさまでした。
【移動】鶴巻温泉15:42==(小田急小田原線・本厚木乗換え:210円)==16:00厚木16:02==(JR相模線・茅ヶ崎乗換えJR東海道本線:320円)==16:39辻堂

◆メモ

  • 浅間山林道交点にあった道標には「大山山頂2時間・下社1時間」と書かれていたけど、このコースタイムは厳しすぎるでしょう。1.5倍ぐらいをみておいた方が良いのでは?
  • 高取山手前10分ほどのところにあった「山火事注意 通報番号39」の標識。よく見ると左(東)の道を指して「栗原」と手書きで刻まれています。ここが登山地図の鶴丸分岐で、伊勢原カントリークラブに下るコースのようです。
  • 高取山から西に寺山方面に下るコースは綺麗になった印象です。もっとも下り口を少し見てみただけですが・・・
  • 高取山、念仏山ともに思ったよりもハイカーが多かったですね。1000m超の山には雪が残っているので、この時期は低山が人気なのでしょう。

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