■見城・日向山

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 見城・日向山 更新日:2020年11月10日

◆日付・天気

2007年07月07日(土曜日) 天気:小雨のち曇り・・・珍しい「7並び」の日。七夕ですが、同時に梅雨真っ盛り。

◆コース(所要時間:2時間55分)

【起点】広沢寺温泉入口BS09:30…(15分)…09:45広沢寺駐車場トイレあり[1]…(50分)…10:35見城10:40…(10分)…10:50七曲り峠…(10分)…11:00日向山お弁当ポイント11:10…(10分)…11:20弁天の森分岐…(15分)…11:35日向薬師トイレあり[昼食]12:15…(10分)…12:25日向薬師BSトイレあり【終点】 KML地理院地図
【参考】[1] 駐車場の奥に仮設トイレとバイオトイレがあります。

◆コメント

今年(2007年)4月、大沢林道を歩いて気付いた「見城山頂→」の道標。当日はパスしましたが、気になっていました。
登山地図(2005年)には広沢寺駐車場〜見城〜七曲り峠の記載はありませんが、コースはよく整備されています。
山頂からの展望も良いようです。適度なアップダウンで、「短時間でひと歩き」にはお勧めのコースです。
【注意】夏季にはヤマビルに注意が必要です。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

【移動】辻堂08:02==(JR東海道本線)==08:06茅ヶ崎08:07==(JR相模線:JR計320円)==08:35厚木08:46==(小田急小田原線:120円)==08:48本厚木…厚木バスセンター[2]09:00==(神奈中バス:350円)==09:27広沢寺温泉入口BS
【参考】[2] 厚木バスセンターは本厚木駅から少し歩きます。土日祝の七沢行きバス便は9時〜11時台は20分間隔ですが、7時、8時、12時台は1本/1時間です。広沢寺温泉行きは8時、12時台に各1本です。
鐘ヶ嶽は雨雲の中 09:30 ポツポツと。あらまぁ。手早く身支度して広沢寺温泉入口BSを出発。
大沢川沿いの車道を広沢寺温泉方向へ。

正面の鐘ヶ嶽もぼんやり。これ以上降らなければいいんだけど・・・
傘をさして あらら、しだいに雨は大粒。折りたたみをさしてGo!
傘をさしながらのカメラ撮影はちょっと大変です。
広沢寺駐車場 09:45 橋を渡った左が広沢寺駐車場
奥に仮設トイレ、バイオトイレがあります。
愛宕社入口 駐車場の隣が愛宕社。赤い幟と由来の案内板が目印。
入口には「←見城山頂へ1.0km約40分」の新しい道標。
愛宕社の社殿 09:50 短い石段を登ったら小さな社殿
土止め階段を尾根へ コースは社殿の右手の丸太階段へ。
防鹿柵をひとつ抜けて登っていきます。
道標 10:00 道標「↓広澤寺駐車場へ0.3km約10分/見城山頂へ0.6km約25分→」で尾根に登ったようです。
コースは右に曲がり、なだらか。そしてアップダウン。
尾根道 感じの良い尾根道。青葉は乳白色のベールの中。
木々の切れ間から目を凝らしても・・・何も見えません。残念。
山の神 10:10 やがて山の神
雨は小降りになりました。傘はなくても大丈夫。さすが神様。

モミの尾根はなかなかよい感じ。
やや急坂 やや急な登りには、ご丁寧にロープが付けてありました。
【写真どころじゃない】 木の根がむき出しになった急坂を登り終えたとき、違和感。足には10数匹のヤマビル!!! なかなかおぞましい光景です。
靴や靴下に取り付いたヤマビルを引き剥がし、すでに血を吸ってプックリ君もそっと剥がします。はたいたぐらいでは落ちません。
愚かな私は本日短パン。これじゃ当然。妻は被害なし。よかったね。
取り終えたら虫除けスプレーをたっぷり吹き付けて作業終了。10分近くかかりました。
大釜弁財天分岐 気を取り直してGo!

「←大釜弁財天へ0.5km約20分/見城山頂へ0.1km約2分」の分岐。山頂は近い。
見城山 10:35 見城(375m)。倒された防鹿柵の向こうに山頂標。
東に開け、横浜ランドマークタワーや都心部も望めるようですが、もちろんこの日は無理。
ヤマビルがいるのでザックを下ろすこともできず、立ったまま休憩。

10:40 続行。日向山へは先ほどの分岐に引き返し、「大釜弁財天」に向かいます。
七曲り峠 10:50 一気に下ると七曲り峠
「緊急時位置確認表示板・日向薬師コースNo.2」の道標は「←七沢温泉30分/↑日向薬師40分/広沢寺温泉40分→」。日向山は直進です。
新しく取り付けられた「↓見城山頂へ0.3km約10分」の道標には手書きで「KENJO? MISHIRO?」の加筆あり。そして「みじょう」の加筆も。
正しくは何と読むのでしょうね?
防鹿柵沿い 峠から防鹿柵沿いの登り。そして10分ほどで・・・
日向山 11:00 日向山(ひなたやま。404m)。石の祠には、かつて弁天さまが祀られていたそうです。
展望が良いようですが、今回も・・・何も見えませんでした。

しばらくして同じく七曲り峠から登ってきた若い3人グループ。
「ヒルは大丈夫でしたか?」と問うと、「えっ!いるんですか?」とのこと。「うじゃうじゃいますよ。」と答えました。
案内図 以前に歩いた日向薬師への近道(日向薬師奥の院経由)は閉鎖されたようです。
入口には特に「立入り禁止」表示はありませんでしたが、道標「日向薬師20分」は撤去され、案内図のコースも消されていました。Googleフォトで大きな画像を見る
市境尾根 11:10 「うわぁー!きゃー!!!」飢えたヤマビルが3人に攻撃を開始したようです。
大事無きことを願いつつ、道標「弁天の森分岐0.5km・梅の木尾根0.7km」へ。

このあたりは伊勢原/厚木の市境尾根。モヤの植林地を下り・・・
急な下り 丸太階段を一気に下り・・・
弁天の森分岐 11:20 十字路が弁天の森分岐
2本の道標は「←日向薬師0.7km/↑梅の木尾根0.18km/↓日向山0.5km」。
そして表示は見当たりませんでしたが、右が「弁天の森キャンプ場」。
日向薬師へ 分岐から日向薬師に進むと、尾根を離れて斜面の下り
日向薬師奥の院コースは閉鎖 以前はここから左上に登り、奥の院〜日向山でしたが、「日向山0.5km」は外されていました。
ん?黄色いプラスチック・チェーン。通行止なのでしょう。落ちて役に立っていないのが残念。
日向梅園 やがて開けてベンチのある日向梅園。約100本とのこと。
林道 駐車場のある舗装道(薬師林道)に降り立ちます。
横断して進めば日向薬師(かながわの景勝50選)の境内です。
日向薬師 11:35 日向薬師(宝城坊)の無料休憩所で昼食。ヤマビルの山ではゆっくりできないからね。

食後はのんびり拝観。
萱葺きの本堂。重厚だね。
菩薩 以前は奥の院に祀られ、現在は霊樹の虚(うろ)に安置された「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」や・・・
宝城坊の二本杉 推定樹齢800年といわれ、「かながわの名木100選」に選ばれた「宝城坊の幡(はた)かけのスギ(宝城坊の二本杉)」。
大きいね。

12:15 バス停に向かいます。
石段の参道を下り・・・
吽形 振り返って参道途中の仁王門
左は吽(うん)形の力士(像高3.4m)。
右は阿形の金剛(像高3.52m)。
人通りのない夜道では出会いたくないね。

12:25 バスはすでに日向薬師BSに到着。
乗車と同時にエンジン始動。ピッタリ!お疲れさまでした。
阿形
【移動】日向薬師BS12:25==(神奈中バス:270円)==12:45伊勢原12:55==(小田急小田原線・本厚木乗換え:180円)==13:13厚木13:30==(JR相模線)==13:55茅ヶ崎14:03==(JR東海道本線:JR計320円)==14:07辻堂

◆メモ

  • 「見城」の正しい読みは?気になります。【追記】「見城山」とは呼ばず、単に「見城」と言われ、「みじょう」と読むようです。レポートを修正しました。(2008年1月)
  • ヤマビルに血を吸われても冷静に。痛くも痒くもなく(痒みをともなう場合もあります)、毒もありません。難点は血が止まりにくいこと。姿はおぞましいけど、まずは落ち着いて、そしてしっかり確認!
    特に女性にとっては指でつまむのには勇気が必要ですね。「虫除けスプレーで簡単に落ちる」とも聞きます。本当かな?今度、試してみましょう。少なくとも虫除けスプレーはヒル忌避剤としての効果があるようです。
    そして山歩きを終えたら再度確認。お互いで確認し合い、見つけたら潰して殺します。ヤマビルを拡散しないようにね。
  • 空気の澄んだ冬季に・・・もう一度、歩いてみようと思いました。

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