■松茸山

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 松茸山 更新日:2020年01月24日

◆日付・天気

2006年03月04日(土曜日) 天気:晴れ

◆コース(所要時間:5時間30分)

【起点】ビジターセンタートイレあり09:45…(1時間10分 汁垂隧道...金沢橋...早戸川橋)…10:55早戸川口…(50分)…11:45P570.5 11:55…(10分)…12:05松茸山お弁当ポイント[1][昼食]12:40…(35分)…13:15水沢川口お弁当ポイント[2]…(10分)…13:25奥野隧道トイレあり[3]13:35…(20分)…13:55P484…(50分)…14:45荒井自治会館…(10分)…14:55虹の大橋…(20分)…15:15ビジターセンタートイレあり【終点】 KML地理院地図
【参考】[1] 山頂に東屋がありますが、広場はないので大人数では窮屈です。 [2] 東屋もありますが河原で食事も良いでしょう。 [3] 仮設トイレです。
【注意】奥野隧道から登山道でない小道(山と高原地図2002年版の黒破線。2005年版には記入なし。)の尾根道を歩いて津久井馬術場に向かいましたが、注意が必要な個所もありました。

◆コメント

宮ヶ瀬湖の西に位置する松茸山は自然の森公園として整備され、3箇所の登山口から山頂へのコースが設定されています。標高584mの低山で、早戸川口(約280m)からの標高差は300mほどです。特に急登もなくファミリー向けです。
今回は宮ヶ瀬湖畔のウォーキングと組み合わせて訪れてみました。2001年の12月からずっと気になっていた山でしたが、やっとスッキリしました。
【注意】梅雨〜秋はヒルに注意が必要です。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

【移動】辻堂07:22==(JR東海道本線・茅ヶ崎乗換えJR相模線:320円)==08:10厚木08:15==(小田急小田原線:120円)==08:17本厚木08:40==(神奈中バス:650円)==09:30宮ヶ瀬BS
本厚木でバス待ちはほとんどがハイカー。満員で座れず、ぼやく人たちを乗せて定刻に発車。何組かの団体のようで、車内はうるさかった。勘弁して!
広沢寺温泉方面に行きたかった団体さんらしく、運転手に確認してバスルートが違うことを悟り、煤ヶ谷(すすがや)BSで下車。車内に残ったのは10人弱。何と静かなこと!
高取山方向
09:35 宮ヶ瀬湖畔園地・メイン階段から東の景色です。けやき広場とクリスマスツリーで有名なモミの木。右手は水の郷大つり橋。宮ヶ瀬湖の先には高取山・仏果山Googleフォトで大きな画像を見る
高取山からダムサイトへ下る尾根道には送電鉄塔が見えます。そう、ベンチのある休憩所があの付近。思い出しながら、しばし休憩。
早戸川林道へ 09:45 宮ヶ瀬ビジターセンターを出発。
ビジターセンター裏の県道を横断して、ガソリンスタンド横の林道に進み、車止めのゲートは脇を抜けます。
虹の大橋 早戸川林道はバードウォッチングに最適。この日も何人かの鳥見人に出会いました。
途中、虹の大橋が綺麗に見えるポイントもあります。
汁垂橋 10:10 汁垂橋(しるたればし)と続く汁垂隧道が見えてきます。
橋から下を覗くと・・・けっこう怖い!
舗装林道 野鳥を探しながら歩けば林道歩きも楽しいですよ。会話もはずみます。ひとりだとちょっと寂しく単調(探鳥とかけた洒落)かな?
日陰では路面が凍結している箇所もありました。足元にも気を付けて。
金沢橋 10:30 林道├字路は右の金沢橋へ。橋のさび具合もこれゆかし。
早戸川橋 送電線の下を過ぎる頃、青い早戸川橋が見えてきます。
案内板 10:55 早戸川を渡って右に少しのところが散策路入口(早戸川口)です。
大きな案内図があるのでコースを確認しておきましょう。Googleフォトで大きな画像を見る
階段 ジグザグに階段を上っていきます。段差が小さいので歩きやすい。
尾根 早戸川口から10分ちょっとで小さなピークに到着し、尾根道らしくなります。
P450付近 続くP450は穏やかなピークで、どこがピークだかはっきりしません。
自然林の道 左(西)に開けたところでは冠雪の丹沢主脈の蛭ヶ岳から黍殻(きびがら)あたりを望むことができます。

11:30 再びジグザク登り。階段の丸太や柵は少し傷んでいるけど大丈夫。自然林の山は気持ちがいいね。
P570.5 11:45 三角点とテレビアンテナ(?)のあるP570.5(登山地図ではこちらが松茸山?)。モミの木がいいね。

あれ?デジカメ撮影不能。あら!古い画像を消し忘れていました。1枚ずつ削除していたら10分近くかかってしまいました。
この間、妻はちゃっかり休憩!
11:55 続行。
大きなモミの木 感じの良いモミの道
樹間ながらも左に蛭ヶ岳から続く丹沢主脈。いつか歩いてみたいなぁ。
種 そして足元にはモミの(種麟)。
松茸山 12:05 少し登り返したところが東屋のある松茸山
先客は一組のペアハイカー。東屋のベンチを分けていただきました。
蛭ヶ岳 南西に樹間から蛭ヶ岳。その左に丹沢三峰も確認できます。
丹沢主脈
丹沢主脈、焼山(やけやま)方向です。葉が茂ると見にくくなるかな?

さて私たちも昼食。おかずだけは持ってきたけど今日はコンビニおにぎり。ペアさんはコンロでビーフン。おいしそう!
食後に少しお話し。鳥屋(とや)BSから奥野隧道、そして水沢川口から登ってきたとのこと。
話を聞いて勘違いに気付きました。私は直進すれば分岐があると思い込んでいましたが、山頂手前に分岐があったとのこと。
案内板をしっかり見ていませんでした。危うく奥野口に下るところでした。
分岐 12:40 下山。水沢川口に下ります。

来た道を少し引き返すと見落としていた分岐がありました。道標はありません。
その代わりか、「未来へ 津久井町立鳥屋小・中学校」の板(何でしょ?)がありました。Googleフォトで看板を見る
階段 ジグザグに階段下り。
赤松がたくさん植樹されています。まだ若木ですが、大きく育てばマツタケが採れる・・・かな?
防火水槽 12:55 防火用水のある分岐。道標はありません。
左は水沢橋方面に下り、水沢川に沿って水沢川口に続く遊歩道のようです。私たちは右に直接水沢川口へ。
落葉樹林 ジグザグに下って・・・
東屋 13:10 落葉樹林が植林に変わった先に東屋。水を飲んで一息ついて、この先の経路を確認。

ふれあいの橋を渡って・・・
水沢川口 13:15 八丁林道に出たところが水沢川口。大きな案内図があります。
駐車場もあり、河原に下りることもできます。

私たちは八丁林道を左へ奥野隧道に向かいました。
奥野隧道 13:25 奥野隧道。この手前には・・・
東屋とトイレ 東屋と傷んだベンチの広場があります。仮設トイレを覗いてみましたが・・・悲惨な状態でした。
取り付き トンネルを抜けたところに右に踏跡(振り返って撮影)。
ここから取り付きますが、もう少し周辺を確認しました。
林道を少し下り、右にカーブする付近に左に入る経路がありました。こちらは焼山に続くハイキングコースのようです。

13:35 引き返してトンネル端から取り付いて、P484〜P427.2の尾根を歩いてみます。
松茸山を見る
13:40 いきなり急登。尾根は細く要注意。夏場はヤブかな?右(南西)に松茸山を見ることができます。

南のP484に続く尾根の途中、送電鉄塔に向かう巻き道もありました。歩きやすそうな巻き道に進みましたが、これが失敗。先で細くなり、急斜面を山側に両手を付いて、わずかな手がかりをつかみながらのカニ歩きでした。怖かった!お勧めできません
分岐 送電鉄塔の尾根に出て一安心。妻を残してP484まで往復してみました。
P484 13:55 P484では眼下に宮ヶ瀬湖と虹の大橋、そして高取山も見えますが樹間越しです。
葉が茂ると見えなくなるでしょう。

引き返して・・・
植林 送電鉄塔から北東に下る尾根道はしっかりしていました。鉄塔巡視路かな?

14:20頃 P427.1を右に巻いて通過して・・・
右折 舗装道に出ました。左は谷ヶ原浄水場なので、右折して野球場津久井馬術場を見て下ります。

「重要な水道施設 立入り禁止」の浄水場ゲートを出ると2001年にも歩いた道。
津久井馬術場入口を通過して・・・
荒井自治会館 14:45 荒井自治会館で右折。
県道に出たら虹の大橋を目指します。
宮ヶ瀬湖を見る
14:55 オレンジ色の虹の大橋Googleフォトで大きな画像を見る
県道に歩道はありますが、車はカッ飛んでいるので少し怖いです。歩道縁石に事故跡がたくさんあるのでなおさらです。

15:15頃 ビジターセンター。1時間に1本しかないバスの発車までセンター内を見学しながら時間調整。いろいろ勉強できるのであっという間に時間が過ぎます。

◆おまけ

【移動】宮ヶ瀬BS15:50==(神奈中バス:380円)==16:10別所温泉入口BS
「汗を流して帰りましょか?」ということになり、途中下車して別所の湯へ。バス停からコンビニ横の道に進み10分弱で到着します。
乾杯! 風呂上りはビール。たまりません。乾杯!

【料金】入浴料700円(3時間まで)、瓶ビール500円*2、サバの味噌煮350円、たこの唐揚げ400円?

別所の湯を出た時はすでに真っ暗。夜空に光る三日月が綺麗でした。お疲れさま。
【移動】別所温泉入口BS18:08==(神奈中バス:430円)==18:50本厚木18:55==(小田急小田原線:120円)==18:57厚木19:09==(JR相模線・茅ヶ崎乗換えJR東海道本線:320円)==19:42辻堂

◆メモ

  • モミの球果(モミぼっくり?)の鱗片(種鱗)は独特の形をしていますね。クリ(栗)のような形で薄く、万年筆のペン先のようなものが付いています。木の下にたくさん落ちていました。
  • 今回は奥野隧道から尾根に取り付いてみましたが、お勧めできません。奥野林道をそのまま進み、鳥屋(とや)で橋本方面へのバスを利用するのも良いでしょう。(バス本数に要注意)
  • 浄水場の道から荒井林道に出た付近に玉肌の湯(温泉ではない)がありますが、うーん・・・あのスピーカーで流す音楽は・・・ちょっと引いてしまいます。(失礼な!)

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