■金時山

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 金時山 更新日:2021年03月18日

◆日付・天気

2017年10月10日(火曜日) 天気:晴れ・・・例年より気温が高く、けっこう汗をかきました。

◆コース(所要時間:5時間40分)

【起点】地蔵堂BSトイレあり09:35…(25分)…10:00夕日の滝トイレあり10:05…(30分)…10:35金時山/足柄峠分岐…(1時間20分)…11:55猪鼻砦跡お弁当ポイント12:10…(55分)…13:05金時山トイレあり[1]お弁当ポイント[昼食]13:50…(20分)…14:10金時神社分岐…(20分)…14:30矢倉沢峠トイレあり[2]14:35…(25分)…15:00金時登山口BSトイレあり[3]15:10…(5分)…15:15仙石BS【終点】 KML地理院地図
【参考】[1] バイオトイレ(100円) [2] 茶屋の仮設トイレ(50円) [3] ラーメン蔵一の隣。靴洗い場あり。

◆コメント

金時山は展望がよいので人気の山です。ゆえに、土日祝は賑わい、ハイシーズンの大型連休や紅葉時期は特に混雑します。(覚悟が必要です)
登山口はいろいろありますが、今回は金太郎伝説が多く残る南足柄市の地蔵堂を起点にして、箱根町の仙石原に下りました。
【注意】金時山の山頂部はハシゴやロープが付いた個所があります。気を付けて登降すれば問題ありません。ただ、混雑すると、すれ違い待ちになります。また、細い急な階段・岩場では、すれ違いに注意が必要です。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

【移動】辻堂07:53==(JR東海道本線:500円)==08:26小田原08:36==(伊豆箱根鉄道・大雄山線:270円)==08:57大雄山・関本BS09:05==(箱根登山バス:450円)==09:22地蔵堂BS
平日なので地蔵堂行きのバスにハイカーは少なく、矢倉沢BSで下車した女性1(矢倉岳かな?)と、終点で降りたペア1組と男女各1だけ。
地蔵堂 バス停の隣の茶屋は廃業していました。あらまぁ!
地蔵堂。本尊の地蔵菩薩立像と、これを納めた逗子は神奈川県指定重要文化財とのこと(裏の収蔵庫に収納)。
金時山の他に足柄峠や矢倉岳、浜居場城跡に続くハイキングコースもあります。

09:35 出発!まずは道標「夕日の滝」へ。
遊び石 09:40 「金太郎遊び石広場」。ベンチあり。
伝説で金太郎が遊んだとされる「たいこ石」と、田んぼの中に「かぶと石」。
矢倉岳 振り返ると「お椀を伏せたような」と形容される矢倉岳

広場の向かいには「金太郎生家跡」があります。礎石だけですけど。

「←足柄古道」を分け、イノシシの毛皮干しを見て進み・・・
キャンプ場 09:55 「←夕日の滝/金時山↑」分岐。近いので夕日の滝まで往復してみましょう。

キャンプ場(ezBBQ COUNTRY)に沿って行きます。(キャンプ場を過ぎた左側に公衆トイレあり)
夕日の滝 赤い橋を渡り、上流に続く遊歩道へ。

10:00 夕日の滝。落差23mとのこと。迫力があります。
金太郎が生まれた時、産湯用にこの水が使われたとの伝説あり。
豊かな水量で水しぶきを上げ、周りは濡れています。岩場は滑りやすいので、足元に注意。

10:05 堪能したら引き返します。
分岐まで戻ったら「←金時山」の林道へ。
沢道 すぐに湿った未舗装の道になり、沢沿いをゆるやかに登ります。
斜面道 左に折れ、沢を離れて山腹の斜面道。勾配はゆるやかで快適です。
ほとんど植林ですが、部分的に自然林も交じります。

左下の内川には砂防堰堤が見え、河川整備用に作った林道かも?
四阿 10:30 忽然と四阿(あずまや)。
最後に来たのは13年前。もう崩れているかと思いましたが、頑張っていました。
分岐 10:35 四阿から5分で「←金時山/足柄峠→」分岐
共に「金時山」の表示があるので悩むかも知れません。
金時山までのコースタイムはどちらも同じです。今回は「←金時山」へ。
丸太橋 すぐに丸太橋。でも、崩れていました。妻は少しビビりました。
この先、しばらくは沢道です。
丸太橋 2つ目の丸太橋
沢 飛び石で沢渡り。
コケむす石 コケがきれい。誰にも出会うことなく、静かな山歩き。
丸太橋 3つ目の丸太橋で橋は終わり。
植林は間伐されて少し明るくなったようです。
尾根に乗る やがて沢を離れて左の尾根へ。取付きの植林はやや荒れて、少し歩きにくい。

11:15 尾根に乗りました。この先はずっと尾根道。
何度か平坦と坂道を繰り返しながら、徐々に高度を上げていきます。
小広場 しだいにササが茂るようになり・・・

11:50 小広場に出て、左に金時山がはっきり見えます。
休憩によいところですが、もう5分ほどでベンチがある猪鼻砦跡なので、もうひと頑張り。

ひと登りしたら・・・
猪鼻砦跡 11:55 猪鼻砦跡(いのはなとりであと。P962。丸鉢山)。ベンチがある富士山展望ポイント。
ここで休憩していたハイカーが3人。「こんにちは」の時に目が合って・・・
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
お互い「ん?あっ!」 何と、妻も知っている、かつての会社の上司たち!ビックリしました。
リタイア後、山歩きを楽しんでいるとのこと。足柄駅から足柄古道で足柄峠、この先は金時山〜矢倉沢峠〜仙石原とのこと。
しばし談笑後、彼らは先発。
登り坂 私:「こんなこともあるんだね!」 妻:「ホントね!」

12:10 続行!私たちも県境の尾根を金時山へ。
快適な下りは短く・・・

登り返し。しだいに勾配が強くなります。
分岐 12:20 金太郎道標「←金時山30分/桑木・新柴・足柄駅130分→」。
ハァハァ・・・
ハシゴ 急階段を登り・・・

12:20 ハシゴNo1。ハシゴは全部で12本。テープで十二支の「ねずみ」〜「いのしし」の表示あり。
ハシゴは楽です。手すりがあるのでバランスがとれ、腕の力で補助できます。さらに段差は均一で踏みやすい。ハシゴがない場所の方が危険です。
急坂 岩場の急坂が続きます。すれ違う時は少し広い場所で。

突然、「ウッ!」と妻が悲鳴。「ふくらはぎがつった!イテー!」 ストレッチ&マッサージで対応。
ふくらはぎをかばって登っていたら、今度は「太ももがつった!イテー!」 衰えたね。ふふ。
なので、休み休み登りました。
ハシゴ 12:55 No12の「いのしし」でハシゴは終わり。ブナを見るようになります。

しだいに勾配がゆるみ、登山者数調査用カウンターを通過したら・・・
金時茶屋 13:05 金時山(きんときやま。1212.4m)。妻は痛みに耐えながらも達成感。

山頂には2軒の茶屋があり、こちらは金時娘で有名な「金時茶屋」(静岡県小山町)。
金太郎茶屋 こちらは目の前に三角点がある「金太郎茶屋」(神奈川県箱根町)。

いくつもベンチがありますが、ふたつの茶屋が設置したものなので、「何も買わない人は使わないで!」かつ「ガス禁止」です。
他に猪鼻神社、バイオトイレ(100円)、展望方位盤があります。
展望
「天下の秀峰」を名乗るだけあって、展望は雄大。南側が開けて神山〜三国山〜丸岳、仙石原ススキ、芦ノ湖が見渡せます。Googleフォトで展望画像を見る
西には雄大な富士山ですが・・・残念ながら全貌を現すことはありませんでした。
リンドウ 岩場に咲くリンドウ
昼食 山頂は岩場ですが、そこここに小さな空所があるので、空いている場所で昼食
ただし人気の山なので、ハイシーズンは満杯になることがあるので注意。
お腹減ったね。今日はおにぎりとジュース、果物は柿。いただきまーす!

おにぎりを食べたら妻は回復。足の筋肉は復活。よかったね!
山頂標 静岡県小山町の山頂標は「天下の秀峰 金時山」。
好天に恵まれると、この後方に富士山が見えます。
山頂標 こちらは神奈川県箱根町の山頂標(2017年寄贈)。大きなまさかりです。

13:50 到着が遅れたので、もうこんな時間。元上司パーティーより一足先に下山
私たちも矢倉沢峠〜仙石原コースなので、またこの先で会うでしょう。
「仙石原・明神ヶ岳・金時神社入口バス停」方面に下り・・・
岩場 直下の岩場。ビビらなければ問題なし。
階段 外国人グループとすれ違いました。ずいぶん軽装でしたが、下山時は大丈夫かな?

土留め階段。粘土質なので滑らないように。
分岐 14:10 金時神社分岐。右から公時神社からの道が合流します。
道標は「↓金時山20分/仙石原40分・明神ヶ岳110分↑/金時神社経由仙石原50分→」。
このまま直進して外輪山(南足柄市と箱根町の境界尾根)を下ります。

ササと低木で展望のない道を下り・・・
展望
大きな石がある、ちょっとザレた斜面の小広場で開けます。なだらかなピークの明神ヶ岳(左)と神山(右)。
マツムシソウ ちょうど金時隧道の真上あたりでマツムシソウ
明神ヶ岳経路 14:25 正面(東)に明神ヶ岳に続く経路が見えます。
階段 14:30 段差が低い、歩きやすい丸太階段
正面(南)に水色屋根の「うぐいす茶屋」が見えてきます。
うぐいす茶屋 14:30 「うぐいす茶屋」がある矢倉沢峠。ベンチあり。茶屋の右脇に簡易トイレ(50円)あり。
平日ゆえか、この時は茶屋は閉じていましたが、2014年に20年ぶりに営業を再開したそうです。
ここで休憩。元上司パーティーも下ってきて、しばし会話。

14:35 「お先に・・・」と続行。「←明神ヶ岳95分」を分けて「仙石原30分→」へ。
山道はまだ続きます。粘土質の滑りやすい個所があるので、気を付けてね。
植林 展望のない植林をジグザグに下り・・・

少し明るくなって・・・
矢倉沢口 14:55 舗装道に降り立って「矢倉沢口」。山道はここまで。
「金時山登山口」の案内図があります。Googleフォトで案内図を見る
「←仙石原」に左折して・・・
舗装道 別荘や保養所に面した一般道を下ります。
登山口 15:00 国道138号に出て金時登山口。向かいはラーメン蔵一。
金時登山口BSがありますが、バス便は少ないです。
左に5分ほど歩けば仙石BSで、箱根湯本・小田原方面のバスは豊富です。
でも、その前に・・・
トイレ 車に注意して横断歩道を渡り、向かいのトイレ・靴洗い場へ。トイレでスッキリ。
備え付けのブラシで靴の泥を落としていたら、元上司パーティーも合流。また少しおしゃべり。
15:10 続行。

15:15 仙石BS。ちょうど来たバスに乗れましたが、元上司パーティーは間に合いませんでした。
また、どこかで出会えるかな?お疲れさまでした。
【移動】仙石BS15:16==(箱根登山バス[遅延]:1000円)==16:24小田原16:36==(JR東海道本線:500円)==17:09辻堂
移動に関するひとことコメント(あれば)

◆メモ

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