■飛竜の滝・浅間山

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 飛竜の滝・浅間山 更新日:2020年10月29日

◆日付・天気

2020年10月21日(水曜日) 天気:晴れ・・・ハイキング日和でした。

◆コース(所要時間:4時間30分)

【起点】畑宿BSトイレあり09:35…(15分)…09:50夫婦桜…(40分)…10:30飛竜の滝10:35…(35分+その他10分)…11:20芦之湯/湯本分岐11:25…(15分+撮影5分)…11:45鷹巣城跡お弁当ポイント[昼食]12:10…(30分)…12:40浅間山お弁当ポイント…(10分)…12:50大平台分岐…(1時間+休憩5分)…13:55浅間山登山口…(10分)…14:05大平台駅BS【終点】 KML地理院地図

◆コメント

「飛竜の滝自然探勝歩道」(畑宿…芦之湯)は「探勝」の名ゆえ「楽ちん?」と想像しがちですが、滝の近くは急斜面のジグザグ細道で、足場が悪い石坂です。雨後など、濡れている時は注意が必要です。
昨年(2019年)の台風19号[1]により、このコースも被害を受けて通行止めになり、翌2020年02月に通行可能になりました。
どんなところに被害があったのでしょう?行けば分かるかな?と思い、13年ぶりに歩いてみました。
浅間山からの下山は、まだ歩いたことがない大平台コースへ。このコースは仙元神社から登山口まで、標高差300mぐらいがずーっと石ゴロゴロ&ジグザグなので・・・疲れました。(弱)
【参考】[1] 2019年10月12日伊豆半島に上陸。記録的な大雨により西〜東日本で甚大な被害が発生。神奈川県では川崎市のタワーマンションが冠水して停電・断水しました。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

【移動】辻堂08:03==(JR東海道本線:510円)==08:40小田原08:48==(箱根登山電車・小田急線:320円)==09:02箱根湯本09:10==(箱根登山バス:400円)==09:24畑宿BS
バスの車内、4人組のおばさんたちのおしゃべりがうるさかった。Go Toトラベル利用者かな?COVID-19の感染が収束せず、皆が気を使っているのに、浮かれて迷惑に気付かない人もいる。残念なことです。
バス停 畑宿BSにはきれいなトイレがあります。トイレ後、身支度。
近くに「箱根旧街道・畑宿一里塚」もあるので寄ってみてもよいでしょう。

09:35 出発。バス通り(県道)を上へ。
国道1号 ここから歩道を歩き・・・
案内図 09:40 登山口の目印は大きな「飛竜の滝 自然探勝歩道」案内図Googleフォトで案内図を見る
鋭角に右折して道標「↑芦之湯3.3km・飛竜の滝1.5km」に進みます。
しばらく箱根新道に沿ってコンクリート舗装の上り坂。
夫婦桜 09:50 畑宿夫婦桜(めおとざくら)。休憩用のベンチあり(以前は丸太の腰掛でした)。
2本のヤマザクラが下部でくっついています。樹齢100〜150年とのこと。あらまぁ、お盛んなこと!
舗装 水道設備の先は(わだち)のような舗装に変わります。
橋 10:00 新しくなった。この橋は昨年の台風19号で被害を受けて、再建したとのこと。
渡ると山道らしくなります。
登山道 沢沿いの道は石ゴロゴロ
一部、石畳や石垣があり、昔の人たちが通行や交易に使っていたことを物語っています。

また、山側の崖に柱状節理を見ることもできます。
ところどころでホトトギスが咲いていました。
落石注意 落石注意」って言われてもね。
集団にならず、十分に距離を開けて歩き、被害を最小限にとどめることしかできません。

滝に近づくにつれて急坂になります。
ジグザグに高度を上げますが、ゴツゴツ石の階段は歩きにくく、疲れます。
道標 10:30 「←飛竜の滝0.1km/畑宿1.5km↓/芦之湯1.9km→」分岐。
飛竜の滝はすぐ先です。(「0.1km」表示はかつての上部観瀑地点までの距離でしょう。)
滝を見るには水が流れるガレを進み・・・【注意]増水時注意
【参考】支柱に「この水は飲めません」とあるのは、この上流部に箱根町の環境センター(ごみ処理場や最終処分場)があるからでしょうか?
橋 道はこので行き止まり。現在の観瀑地点です。
以前はこの先、もう一段上まで登って滝を見ることができました(「飛竜の滝」解説板がありました)。
行けなくなったのは、昨年の台風19号の被害なのかもしれません。
飛竜の滝 ちょっと変わった?飛竜の滝
かつての解説板には「上段15m、下段25mと二段に分かれて流下し、その姿は、あたかも竜が飛揚するかのような形」とありましたが・・・微妙。
13年前の写真と比べるとゴロゴロの石だらけになった気がします。

10:35 続行。道標まで戻って「芦之湯1.9km」に向かいます。

ジグザグに石段・丸太階段を登り・・・
右折 10:50 コースは「芦之湯1.6km→」で右に折れます。

その前に、好奇心でちょっと寄り道してみました。(寄り道する必要はありません)
直進して笹地の踏跡(巡視路)に進むと・・・
パイプ橋 あら、こんなところに単管パイプ橋
沢の下流側が滝口ですが、ここから見ても滝があるとは思えません。

引き返して継続。
階段 ずーっと続く丸太階段。でも段差(蹴上)はそれほどでもないので、コツコツ登れば問題なし。
【注】楽をしたいだけの理由で階段の脇を歩かないでください。ちゃんと階段を歩きましょう。
制止標識 11:10 「登山道ではありません」の経路は作業道です。(巡視路かも知れません)
そばに「↓畑宿2.2km/芦之湯1.2km↑」道標あり。
この先は、勾配がゆるみます。
水を飲み、塩分補給をして先へ。
湯坂路合流 11:20 湯坂路に合流
道標は「←芦之湯40分/↓飛竜の滝20分・畑宿50分/小涌谷50分・湯本110分→」
ところで「芦之湯40分」ってどこ?バスのピクトグラムが描かれているけど、ここから芦之湯BSまでの距離を机上で計測したら約1km。15分ぐらいです。
ちなみに、ここから国道1号を40分歩くと精進池の先まで行けます。はて?
【参考】以前の道標「←芦之湯1.0km/↓飛竜の滝0.9km・畑宿2.4km/小涌谷4.0km・湯本8.0km→」の表示でよかったのに。
案内図 そばに「飛竜の滝 自然探勝歩道」案内図があります。Googleフォトで大きな画像を見る

すぐ先なので国道1号まで出てみました。
湯坂路入口 国道1号との合流点が「湯坂路(鎌倉古道)」入口。大きな標柱が立っています。(国道から入口を撮影)
湯坂路入口BSは国道を芦ノ湖方向(西)に少し歩いたところにあります。
引き返して・・・

11:25 続行。
広い道 歩きやすいなだらかな道
防火帯なのか、車が通れる道幅です。
ヤマラッキョウ 日当たりのよいところで咲いていたヤマラッキョウ
サラシナショウマ 白い試験管ブラシに見えるサラシナショウマ
その他、リンドウヤマトリカブトゲンノショウコなどが咲いていました。
ススキ 秋らしいススキの道。明るくて快適!
鷹巣城跡 11:45 鷹巣城跡。ベンチと解説板があります。Googleフォトで解説板を見る
地理院地図ではこの手前に鷹ノ巣山ピーク(834m)ですが、気付きませんでした。
弁当 11:50 いただきまーす!弁当中央の灰色は・・・鰆の塩焼きです。
風は少し冷たいけど、気持ちいい。

12:10 続行。
下り坂 鷹巣城跡からはジグザグの急下降。
滑りやすいところもあるので慎重に。
林道 鞍部で林道(鷹ノ巣山林道)がX字に交差します。
すぐ先にある「←小涌谷35分・千条の滝20分」の分岐を分けて、ツバキの道を進みます。

やがて尾根道は明るくなって、ツリガネニンジンを見かけるようになり・・・
浅間山広場 12:35 開けたL字浅間山広場。「←小涌谷35分・千条の滝20分/↑大平台50分・湯本100分/芦之湯55分・鷹巣山25分↓」の分岐点。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
あら、コース案内図方位記号が南北逆!(2013年08月の案内図は正しかった。)
ベンチは1台ですが、昼食場所によいところ。4人組の女性ハイカーが談笑しながら昼食中でした。

浅間山の三角点は少し先にあり・・・
浅間山 12:40 浅間山(地理院地図801.5m。解説板は804m)。ベンチ1台と解説板あり。Googleフォトで解説板を見る
【解説板】昔は下鷹ノ巣山といわれていました。江戸時代富士山への信仰から浅間信仰が起こり、この山の中腹に浅間神社を祭ってから、浅間山と呼ばれるようになりました。鷹巣城があったのはこの山と思われます。
三角点 そして三角点。上部が損傷して、むき出し。かわいそう。

浅間山の下りは、勾配はゆるやかですが、滑りやすいので注意します。
下り坂 カエデ。紅葉は1ヶ月ぐらい先でしょうか?
妻は滑らぬようにちょっとへっぴり腰。
分岐 12:50 「←大平台40分」分岐
まだ歩いたことがない大平台へと下ってみます。
ゆるやか しばらくは快適!
植生はササ、マツ、ヤマザクラ、カエデなどいろいろ。展望がないのが残念。
仙元神社 13:00 石碑を祭った仙元神社
やや傷んだベンチと「十合目 1540m 大平台観光協会」の標柱あり。
「1540m」は標高ではない。されば大平台の登山口からの距離でしょうか?
下り坂 仙元神社の先は地理院地図で等高線が密集するところ。
ササの急斜面をジグザグに下ります。
ゴロゴロ石が歩きにくくて、疲れます。
ベンチ 何か所かベンチあり。
補修されているものの、コケが生えて座る気にはなりませんでした。(失礼な!)
下り坂 私は石ゴロゴロの道は苦手です。特に下り坂はね。
妻はのように下っていきます。
登山口 鳥居がないまま(撤去した?)・・・

13:55 浅間山登山口。数台のベンチあり。
道標は「↓浅間山・湯坂路コース60分/大平台駅5分↑」。
浅間山からの下りで70分ぐらいかかりましたが、60分で登れるの?(私が弱すぎ?)
ストックを片付けて・・・
山神神社 バス通りに出るとすぐに大平台BSがあります。
バス本数は豊富かつ大平台駅は近いので駅まで散策。

「歓迎 大平台温泉」に進めば温泉街。日帰り温泉もあるようですが、今回はパス。

駅の手前に「山神神社」。
大平台駅 お隣が大平台駅。登山鉄道でもバスでもお好きにどうぞ。

14:05 駅の向いが大平台駅BS。小田原駅まで乗り換え不要ゆえ、バスを選択。
お疲れさまでした。
【移動】大平台駅BS14:16==(箱根登山バス[遅延]:620円)==15:05小田原15:07==(JR東海道本線:510円)==15:37辻堂
空席がないほどバスは満員。多くはおばさん。Go Toトラベルかな?でも、皆さんお疲れのようでぐっすり。なので車内は静かでした。

◆メモ

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