■辺室山・鍋嵐

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 辺室山・鍋嵐 更新日:2020年09月26日

◆日付・天気

2008年04月26日(土曜日) 天気:曇り・・・ジワッと汗ばむ季節になりました。

◆コース(所要時間:4時間25分)

【起点】土山峠08:40…(55分)…09:35辺室山お弁当ポイント09:45…(30分)…10:15鍋嵐分岐…(50分)…11:05鍋嵐[昼食]11:25…(35分)…12:00鍋嵐分岐…(10分)…12:10物見峠お弁当ポイント…(15分)…12:25煤ヶ谷/三峰山分岐…(40分)…13:05煤ヶ谷BS【終点】 KML地理院地図

◆コメント

辺室山は今回が初めてでした。展望は樹間越しながらも、なだらかな山頂は落ち着けます。
山々は萌える新緑。ヤマザクラやミツバツツジの花が色を添えていました。
物見峠に下山する途中で鍋嵐(P817)まで往復してみましたが、このコースは登山地図に記載のないバリエーションコース[1]です。
【注意】[1] ヤセ尾根や急坂などきびしい個所があります。道標はないので地図読みや地形判断が必要とされます。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆アルバム

【移動】辻堂07:01==(JR東海道本線)==07:04茅ヶ崎07:08==(JR相模線:JR計320円)==07:31厚木07:37==(小田急小田原線:120円)==07:39本厚木07:50==(神奈中バス[2]:540円)==08:30土山峠BS
【参考】[2] 本厚木==宮ヶ瀬湖のバス便は1時間に1本ほどです。
登山口(土山峠) 土山峠BSで下車したのは、私と男性ハイカーのふたり。彼はすぐに辺室山に向かって出発しました。
登山者カード投入箱の横には「ヤマビルご注意!」の看板。夏場は気を付けなきゃね。

08:40 道標「仏果山/辺室山1.9km・物見峠3.3km」に従って私も出発
新緑 細い階段をジグザグに登って尾根に乗ると、左に向きを変えます。
眼下には樹間越しに宮ヶ瀬湖。そして青、白、赤の橋が見えます。

気持ちの良い尾根道。若葉の頃かな?もう新緑と呼ぶのかな?
石祠 08:45 山の神の石祠(下)。
少し先に、もうひとつ石祠(上)。
P503 09:00頃 道標の立つピークがP503
ここでコースは右(南西)に向きを変えて一旦、下り。
ヤマザクラ ところどころで見かける桜はヤマザクラかな?
標高500m級だけど、まだ十分見頃だね。
モミの尾根 鞍部の先は、やや急登。振り返ると樹林越しに仏果山〜半原越の稜線が見えます。

09:20 丸太階段を登りきるとモミの林
急坂は終わり、この先はゆるやか。
三角点 09:30 道標が立ち、右に折れるピークが三角点(644.3m)。
山頂はもう少し先。
広い尾根
明るい林の道。気持ちいいね。紅葉の季節も良さそうです。
辺室山 09:35 辺室山(へんむろさん、へむろさん。653m)。
ベンチなし。山頂を示すのは道標支柱の「辺室山々頂」の文字。
木々で開けませんが、北に宮ヶ瀬湖と仏果山方面。西の丹沢三峰は・・・雲の中。

09:45 では続行。道標「↓土山峠1.9km/物見峠1.4km↑」へ。
山頂付近はいくつか作業道が付いていました。
宮ヶ瀬尾根と鍋嵐
階段でグングン下ると、右手(西)が少し開けます。宮ヶ瀬尾根に隠れながらも、鍋嵐が頭を出しています。
辺室山 09:55 新緑萌ゆる鞍部の先は登り返し。振り返ると辺室山
階段登り 丸太階段をコツコツ登ったらP641。
仏果山 ピークを越して進むと、やがてが茂る階段登り。よいしょ!

右(北)に高取山仏果山が開けます。ふー。
鍋嵐分岐(上) 10:15 道標「←物見峠/辺室山↓」と山の神の石祠があるピーク。
一般ハイキングコースは左下に続きますが、西の鍋嵐まで往復してみました。
ピークの先はヤセ尾根。短いながら急下降。慎重に下って、登り返しはロープの急斜面。
【注記】鍋嵐までの経路は険しい個所があります。安易に進まないで下さい。
巻き道分岐 尾根下の斜面のトラバースは特に緊張。進むと・・・

正面の木の○印に書かれた赤矢印」に進めば巻き道。
私は直進してピークに登ってみました。
能ノ爪 10:25 740m圏ピークが能ノ爪(熊ノ爪じゃないのね)。
ピークからから北に下る尾根が宮ヶ瀬尾根
しっかり踏跡がありますが、一般ハイキングコースではありません。
引き続き、尾根を西へ。
ミツバツツジ 途中でミツバツツジを見かけます。やさしい淡紅紫色。

10:35 杭番号「No.A46」がP719。この下りも侮れない。
【注記】P719から北に下る尾根の踏跡が明瞭なので要注意。
急登 ここまで尾根の真上で「通せんぼ」する木を抱くように通過したり、倒木の脇を通過したり・・・

10:55 最後は・・・拒むように立ちふさがる急登
木の枝、根などつかめるものはフル活用。
復路の下りは緊張するだろうなぁ・・・
鍋嵐 11:05 ふー。杭の立つ狭いピークが鍋嵐(なべあらし、なべわらし。P817)。
木には手作りの山頂標。杭には「鍋嵐 鍋荒」の文字も。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
丹沢三峰方面 西に少し開けます。送電鉄塔が見えるので、やや雲に隠れるものの本間ノ頭のようです。

ここで昼食。単独の時はコンビニおにぎり。
速攻食べ終えて、付近の踏跡を少しだけ確認しました。
11:25 さて、ザックを背負って引き返し。
急坂を慎重に下り、復路はP719と「能ノ爪」ピークの巻き道を歩きました。巻き道と言っても、斜面の細道は侮れません。
経ヶ岳〜華厳山
能ノ爪を越えた斜面から左(北東)に辺室山。その先は経ヶ岳華厳山。往路では後方になるので気付きませんでした。足場が悪いので、それどころではなかったし・・・
そしてロープで下った鞍部にはにも経路あり。往時に気付いていたけど、ハイキングコースに続くはず。
鍋嵐分岐(下) 12:00 道標「物見峠0.3km/辺室山1.1km」の後方からハイキングコースに合流しました。(振り返って撮影)
枝バリケードがありましたが、ほとんど機能していませんでした。
ヤブツバキ ところどころでヤブツバキを見かけます。
物見峠 12:10 物見峠。ベンチには3人のハイカー。
そう言えば、起点の土山峠で男性の背を見送って以来、ここまで誰にも出会いませんでした。(静かでした)
十字路の道標は「←煤ヶ谷3.4km/↑三峰山/↓辺室山1.5km/黒岩2.7km→」。
【注意】この時は「黒岩への登山道は崩落のため通行禁止。隣接する唐沢林道での迂回は可能」の表示あり。迂回は「↑三峰山」に少し登り、次の分岐で右に下るようです。
注意板 「←煤ヶ谷」への斜面は整備が進むも、一部に崩壊あり。
山側を気にしつつ(落ちてこないで!)、ゆるやかな下り。
【注意】「この先、800m区間は崩壊個所が多数あります。特に崩壊場所に(は?)足下が悪いので、落石に十分注意して通行してください。」の表示あり。
新緑 生き生きとした新緑
分岐 12:25 やがてベンチのある「←煤ヶ谷2.2km/三峰山2.8km→」の分岐。
さて、思案・・・
煤ヶ谷BSで次発のバスまで40分。距離は下り2.2km。間に合うかな?
間に合わなければ、もうひと歩きして別所温泉で汗を流すかな?
登山者カード投入箱 分岐から先は、おおむね植林地。少し急ぎました。
砂防ダム到着が12:58。そして・・・

13:00 登山者カード投入箱。あと4分!
先の分岐は道標に従って左へ。
煤ヶ谷BS 13:05 煤ヶ谷(すすがや)BS。
到着したのはバス時刻表と同刻の13:04。誰もいない。すでに出たあとか?
少し待ってみて、来なかったらバス通りを歩こう。
遅れているのなら、自由乗降区間だから手を上げれば止まってくれるはず。
歩き始めようとした、まさにその時、バスが到着!日頃の行いかな?
【移動】煤ヶ谷BS13:06[3]==(神奈中バス:470円)==13:45本厚木14:04[3]==(小田急小田原線:120円)==14:06厚木14:10==(JR相模線)==14:35茅ヶ崎14:40==(JR東海道本線:JR計320円)==14:44辻堂 【備考】[3] 遅れていました。
本厚木に到着した頃からポツリポツリと雨。本降りにはなりませんでしたが、早めの行動で正解でした。

◆メモ

  • 辺室山は雑木林が多く、紅葉の頃にも良さそうです。
  • 煤ヶ谷BSで待つようなら、少し歩いて清川村役場近くの「清流の館」(以下の「関連サイト」を参照)を訪れてみるのも良いでしょう。

◆関連サイト(新しいウィンドウで開きます)

◆MWの関連ページ

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