■江の島道標

トップページ > ハイキング&ウォーキング > 江の島道標 更新日:2015年12月12日

◆日付・天気

2015年09月13日(日曜日) 天気:曇り 一時小雨・・・濡れるほどではありませんでした。

◆コース(所要時間:自転車で3時間25分)

【起点】法照寺08:45==橘の辻==永勝寺==白旗神社トイレあり==真徳寺==市役所新館トイレあり==砥上公園==泉蔵寺トイレあり==密蔵寺==片瀬市民センタートイレあり西行戻り松==湘南江の島駅==江島神社トイレあり==腰越行政センタートイレあり==12:10八部公園トイレあり【終点】 KML] 迅速測図をトレースして作図した藤沢周辺の道(KML)ファイルもご利用ください。(参考:辻堂古道について

◆コメント

「江の島道」と呼ばれる道はいくつかあり、前回はもっとも有名な藤沢宿大久保町から江の島に続く道を歩きました。道中、杉山和一(検校)が寄進したと言われる道標(ここでは仮に「検校道標」と呼びます)があります。
前回は道標確認が目的ではなかったので、今回は現存する検校道標と周辺に存在するその他の道標類を確認し直しました。
自転車なのでほとんど歩かず、本来はレポートに加えるべきではないかも知れませんが、「関連資料」として残しておきます。
【添付】ウェブアルバムにも画像があります。Googleフォト

◆一覧

以下にまとめてみました。ほとんどが移設されたもので本来の設置場所は分かりません。
【参考】[1] は「二世安楽/(梵字)ゑ能し満道/一切衆生」です。 画像リンクはGoogleフォト。マウスホイールで拡大できます。
道標等一覧
場所
北緯東経
種類
藤沢市指定重要文化財
表記 備考
1 白旗神社境内
35.350111,139.478722
検校道標
[1]
2 遊行寺内真徳寺境内
35.347305,139.487840
検校道標(上部のみ)
×
[1] 上部のみ
3 遊行通りロータリー
35.342059,139.488629
検校道標
[1]
4 藤沢市役所新館南東角
35.338943,139.490324
検校道標
[1]
5 藤沢市役所新館南東角
35.338943,139.490324
検校道標
[1]
6 藤沢市役所新館南東角
35.338943,139.490324
角柱型道標(修復)
×
「(江?)の嶋道/當所龍ノ口」
7 ミネベア工場南端
35.328834,139.489948
板駒型庚申塔
×
「従是左ふじさ王道/従是右か満くら道」 35.328081,139.489868から移設?
8 片瀬小学校南門脇
35.319017,139.487175
検校道標
[1]
9 密蔵寺入口脇
35.316412,139.488333
皿状角柱型道標
×
「密蔵寺十丁半・泉蔵寺?丁/弘法大師道/向 江之嶋道」 見落しました。
10 密蔵寺南のY字路
35.315970,139.487985
検校道標
[1]
11 密蔵寺南のY字路
35.315970,139.487985
山角頭角柱型庚申塔
×
「左ゑ能し満道」
12 本蓮寺入口西行法師戻り松
35.314215,139.487840
角柱型庚申塔
×
「(ゑのし満道)?」
13 片瀬市民センター
35.313711,139.487475
検校道標
[1]
14 西行戻り松
35.313541,139.487615
検校道標
[1] 背面に「西行能もとり松」
15 湘南江の島駅北のY字路
35.312241,139.487658
尖頭角柱型道標
「左龍口道/従是右江ノ嶋道/願主江戸糀町」
16 えのでんはうす脇
35.309894,139.486574
検校道標(頭部欠損)
[1]
17 江島神社辺津宮下の福石
35.300596,139.479997
検校道標
[1]
18 法照寺入口脇
35.338873,139.473308
検校道標
[1] いたずらで「二切衆生」
19 鵠沼海岸7丁目民家
不明
検校道標
×
未確認
20 たちばな歯科そばY字路
35.336632,139.481365
板駒型庚申塔
×
「右ゑのしまみち道」 橘の辻
21 腰越行政センター端
35.313766,139.500917
検校道標(修復)
×(鎌倉市ゆえ)
[1] 35.307858,139.493565から移設

◆アルバム

検校道標 法照寺の入口に検校道標。鳥居の前に解説板があります。 
改ざん 本来は「一切衆生」ですが、いたずらで「一」の上に一本足されて「二切衆生」。
庚申塔群 境内には庚申塔がたくさん集められています。道路や鉄道の整備、宅地や工場の開発で行き場がなくなったのでしょう。
本堂 法照寺。右は「宿庭(しゅくにわ)町内会館」。

08:45 次へ。
橘の辻 あとで気づいたのは、「大東の辻から一本松を経由した方が何か発見があったかも?」ということ。
そこまで考えずにJR東海道本線に沿う道を行き・・・

橘の辻にある庚申供養塔。右面に「右ゑのしまみち道」と刻まれています。
六本松古戦場 藤沢宿に向かう途中に「六本松古戦場」。
解説板があり、「源頼朝と大庭影親(景親では?)の軍が激戦を交えて多数の死者が出たところ」とのこと。
頼朝は石橋山では平氏方の景親軍に惨敗するも、千葉に逃げたのち再挙して鎌倉に入り、平氏軍のを破ったのち、降伏した景親を処刑したらしいです。
永勝寺 ぎんなんが落ちて転がる永勝寺(えいしょうじ)。山門前と境内に「飯盛女の墓」解説板があります。
江戸時代、旅籠屋の飯盛女(給仕のほか男を相手にする遊女)たちを供養したそうです。
本堂 永勝寺本堂
白旗神社 東海道を横断して白旗神社。大鳥居をくぐり・・・
検校道標と庚申塔群 参道階段の左側に石塔がずらり。
右端が検校道標。いろんなタイプの庚申塔が並んでいます。
白旗神社 源義経を祭る白旗神社。社殿の下には「源義経公鎮霊碑」。
「奥州で自害した義経の首は奥州路を経て鎌倉に運ばれ、腰越の浦で首実検ののちに捨てられた。首は潮に乗り、境川をさかのぼってこの付近に流れ着いた。」らしい。首を運ぶのに40日以上。あな恐ろしや。
真徳寺 遊行寺(清浄光寺)いろは坂に面した赤門・真徳寺。中に入り・・・
検校道標 堂の左前に検校道標。上半分だけ。折れて上部だけ残ったのでしょう。

引き返して遊行寺橋(旧・大鋸橋)を渡って江の島道起点。
検校道標 遊行通りロータリーにポツンと検校道標
この辺りは藤沢駅北口再開発で道が変わりました。工事中はどこかに避難していたのでしょう、工事が終わって道標が復帰しました。

ロータリーから遊行通りを進んで庚申堂。敷地にはたくさんの庚申塔が集められています。
市役所新館 寄り道して藤沢市役所新館。南東角に道標が3基。
右の2基は検校道標。左の1基(修復)は「(江?)の嶋道/當所龍ノ口」と刻まれています。

江の島道に戻って継続。
庚申塔 砥上(いしがみ)公園道祖神庚申塔。隣にも・・・
庚申塔 馬頭観音庚申塔
いずれにも行先表示はなく、道標機能はないようです。
庚申塔 大源太公園(恐らく江戸時代の「石上の渡し」)で進路を東に変え、河川改修後の境川を渡ります。

ミネベア工場とミネベア湘南ガーデン(社宅アパート?)の境界に庚申塔
「従是左ふじさ王道/従是右か満くら道」と刻まれ、この先の「←新林公園400m」分岐から移設されたとしたら合点です。
庚申塔 片瀬小学校南門に庚申塔3基。小広場とベンチあり。
検校道標 その先、校庭端に検校道標。お隣は泉蔵寺
検校道標と庚申塔 次のお寺が密蔵寺。入口に「弘法大師道」道標があるそうですが、見落しました。

密蔵寺から50m南下したY字路に検校道標庚申塔。江の島道は左。
庚申塔の右面に「左ゑ能し満道」の文字。左面に銘文があるので右面に刻んだか?
市民センター 本蓮寺入口の「西行法師戻り松」のそばに庚申塔。左面はたぶん「ゑのし満道」。

片瀬市民センターにも検校道標。駐車場に面しているので車があると見落とします。
西行戻り松 市民センターの右向かいが「西行戻り松」。小さなスペースに腰掛が2台。
裏面 ここにも検校道標。裏面にも「西行能もとり松」と刻まれてるのが異例。

常立寺(じょうりゅうじ)を過ぎ・・・
道標 湘南モノレール「湘南江の島駅」手前のY字路に道標。文字は「左龍口道/従是右江ノ嶋道/願主江戸糀町」。
一見すると検校道標のようですが、別物。検校道標ではありませんが、検校道標と一緒に藤沢市の文化財に指定されています。
検校道標 江ノ電江ノ島駅を過ぎ、観光客で賑わう「すばな通り」を進みます。

「えのでんはうす」の一角に検校道標(頭部欠損)。1999年、この先で道路工事中に地下から発見されたとのこと。
福石 江の島に上陸したら土産店ひしめく参道を上り、「瑞心門」をくぐって右の石段へ。

踊り場(辺津宮/江の島市民の家分岐)に検校道標
「福石」庚申供養塔がありますが、大小いろんな石があり、どれが福石でしょう?
検校道標 この道標は保存状態がよく、きれいです。
もっとも、江の島に江の島道標は必要ないと思われ、移設されたと考えるのが普通でしょう。

さあ、次は鎌倉市へ。もうひとっ走り。
龍口寺から別経路の江の島道(小袋谷龍口)へ。県道304号に出たら・・・
鎌倉市の検校道標 腰越行政センターの駐車場の端に検校道標
解説板によると、「[小動(こゆるぎ)]交差点の北西200m地点から移設」とのこと。「江嶋道見取絵図」で神戸川の東、龍口道と浜道の分岐点と思われます。

12:10 八部(はっぺ)公園。さぁ、お家に帰ろう。最後のひとっ走り。お疲れさまでした。

◆メモ

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