トップページ > 季節の花たち > ヤマオダマキ | 更新日:2015年08月11日 |
【科名】キンポウゲ科 【別名】-- 【撮影】2015年07月中旬 秦野市・大倉尾根 山地の草地や林縁に生え、高さは脛〜膝ぐらい。普通は分枝してもっと花を付けるようですが、この子は小ぶりでした。 葡萄色と黄色の花は、小豆餡とカスタードクリームのお菓子みたい。花の色には変化があり、黄花種(キバナノヤマオダマキ)もあるそうです。 花の大きさや色、形は異なりますが、少しヒメウズに似ています。 「苧環(おだまき)」とは本来は麻などを紡いで糸巻に巻き取って中が空洞で球状に丸めた糸玉のこと。 糸巻には四角い枠糸巻(四角柱状に4本の木を対にして十字形の横木で支え、軸を設けて回転するようにした道具)があり(六角枠もある)、距が立った花の形が枠糸巻の突き出た角(つの)に似るので、本来は「枠糸巻草」であるべきを、誤って「苧環」にしたようだ、との説あり。 外部リンク:西陣の糸屋 >> 木枠、 WEB家紋帳 >> 糸巻の「枠糸巻」 |
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