■ヤエムグラ(八重葎)

トップページ > 季節の花たち > ヤエムグラ 更新日:2008年04月12日

ヤエムグラ(全体) 【科名】アカネ科 【別名】--
【撮影】2008年04月上旬 茅ヶ崎市

道端や荒地などで普通に見かける典型的な雑草。
全身の細かいトゲ(刺)を引っ掛けながら立ち上がると膝丈を越えますが、対象がないと斜上しています。
幾重にも折り重なって生える様子、あるいは輪生状の葉の様子から八重。
葎(むぐら)は「生い茂って草むらを作る雑草の総称。茎や枝に刺がある。」とのこと。
輪生状の葉花(頭頂部)花(葉腋)
上左:8枚ほどの葉が輪生(一箇所から3枚以上の葉が出ること)するように見えます。
でも、「本来の葉は2枚。他は葉と同様になった托葉。」とのこと。
上中央と右:花に気付く人は稀。淡黄緑色で直径2mmと小さく、4裂します。雄しべ4個、雌しべ2個。
果実ひっつき虫
上左:2個の丸い果実(2分果)はトゲが多く、衣服にくっ付きます。形はちょっと「男性のあそこ」に似ているかも?
上右:「ワッペン」とか「勲章」とか言って、服に付けて遊びましたよね。オオオナモミなどと共に、「ひっつき虫」のひとつ。

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