■ヤブカンゾウ(藪萱草)

トップページ > 季節の花たち > ヤブカンゾウ 更新日:2017年07月22日

ヤブカンゾウ(全体) 【科名】ユリ科 【別名】オニカンゾウ(鬼萱草)
【撮影】2017年07月上旬 山北町

明るい林道ばたで咲いていました。土手や草地、林縁に生え、高さは腿〜腹ぐらい。
花の高さと目立つ橙赤色で、草藪に交じっていてもよく目立ちます。
八重の花はボリューム感はありますが、しべ(蕊)が花弁化していて、怪しい感じ。
カンゾウは中国で自生するホンカンゾウ(本萱草。八重ではなく一重花。漢名は萱草。)のこと。甘草(カンゾウ。マメ科。根を乾燥すれば生薬の甘草。)とは別物です。
ちなみに、ホンカンゾウやヤブカンゾウなどのつぼみを茹でて乾燥させれば生薬の金針菜(きんしんさい)とのこと。
ヤブカンゾウ(花序) 花茎を高く伸ばし、花序は上部でY字形に2分岐を繰り返します。
つぼみの数は多いですが、同時に咲くのは1〜数個。
立派な花なのに一日花。花は1日で枯れて、やがてカサカサになって脱落します。
ヤブカンゾウ(花) 花は直径8cmぐらい。
花被片は6個ですが、雄しべと雌しべが花弁化して八重咲きになっています。
結実することはなく、匍匐枝を出して増えるとのこと。
花(花弁化) すべてが花弁化する花もあれば、花弁化が不完全だったり、雄しべが残っている花もあり、けっこういろいろ。
この花は雄しべ6個は残っているので、中心で複雑に花弁化している(複数の花弁に見える)のは雌しべのようです。
葉 葉は根生し、基部は抱き合い、扇のように平面的に出ます。
広線形で表の縦中央で谷折りになり、先の方は弓状に垂れ下がります。

分かりにくい写真でごめんなさい。
虫か獣に食べられたのか、まともな葉がありませんでした。

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