■オオアラセイトウ(大紫羅欄花)

トップページ > 季節の花たち > オオアラセイトウ 更新日:2013年05月11日

オオアラセイトウ(全体) 【科名】アブラナ科 【別名】ショカツサイ(諸葛菜)、ムラサキハナナ(紫花菜)、ハナダイコン(花大根)
【撮影】2013年04月下旬 伊勢原市

中国原産で江戸時代に渡来したようです。高さは膝ぐらい。明るい林縁や畑縁、道端などで野生化しています。
スミレ色の花は遠くからよく目立ち、群生すると華やかですが・・・気品を感じない(失礼な!)のは私だけ?
同じ仲間(科)のハマダイコンに少し似ています。
オオアラセイトウ 和名、別名について
●オオアラセイトウ(大紫羅欄花):アラセイトウ(語源未詳。漢名:紫羅欄)は同じアブラナ科の園芸花ストック(南ヨーロッパ原産。英名:stock)のこと。アラセイトウより大柄(ハテ?)なのでこの名・・・かな?
●ショカツサイ(諸葛菜):中国の三国時代の宰相・諸葛亮(孔明)が広めた(食用・採油用?)から、とのこと。
●ムラサキハナナ(紫花菜):見た目通り。
●ハナダイコン(花大根):花の形や色が大根に似ているから。【参考】同じ名の園芸花(アブラナ科ではあるが属が異なる別種)があるので、混乱を避けるために使わない方がよいとのこと。
花雄しべ、雌しべ花序
上左:花は淡紫色で直径3cmぐらい。花弁は4個で縁は波打つ。
上中央:雌しべは1個で飛び出す。雄しべは6個。このうち、2対4個(写真の手前と奥)は長く、残りの2個(写真の左右)は短い(4強雄しべ)。
上右:総状花序で下から咲き上げる。萼も紫色。
上部の葉 :上部の葉は茎を抱く。
下部の葉は羽状に深裂し、先端の1個(頂裂片)が大きいとのことですが・・・確認を忘れました。

トップページ <<前のページ|▲このページの先頭|次のページ>>
inserted by FC2 system