■ナルコユリ(鳴子百合)

トップページ > 季節の花たち > ナルコユリ 更新日:2020年11月02日

ナルコユリ(全体、下から) 【科名】キジカクシ科(クサスギカズラ科)(旧ユリ科) 【別名】--
【撮影】2010年05月下旬 藤沢市・新林公園

山野の林内に生え、茎は弧状になって高さは膝〜腿。
花は葉の裏側に隠れ、目立たない「はにかみ屋」さん。
ホウチャクソウに似ますが、ホウチャクソウは分枝して枝先に花をつけ、花被片は分離します。
葉の付け根(葉腋)から1〜5個の花が垂れ下がりますが、この様子が鳴子(鳥獣から田畑を防ぐ、音を出す仕掛け)に似るのでこの名、とのこと。
】この子はナルコユリより大型なオオナルコユリかもしれません。
花花(先端)葉
上左:花の長さは2cmぐらい。緑白色で先端が少し濃い。ぶら下がる花の数はいろいろですが、これは11個と最多賞。
上中央:6個の花被片は筒状に合着し、先端部は分離して6裂。 上右:葉は互生。

果実 【撮影】2010年09月下旬 藤沢市・新林公園

果実は球形で直径1cm弱。暗緑色でつやがありましたが、まだ熟していないのかな?図鑑では色は黒紫色とのこと。

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