■ミヤマキケマン(深山黄華鬘)

トップページ > 季節の花たち > 花の名前 更新日:2009年04月25日

ミヤマキケマン(全体) 【科名】ケシ科 【別名】--
【撮影】2005年04月中旬 松田町・最明寺史跡公園近く

山地の日当りの良い場所で見かけます。高さは脛ぐらい。深山(みやま)の名ですが、高山植物ではありません。
目立つ黄花は綺麗ですが、全草有毒。嘔吐などの中毒症状を起こすそうです。

同じ仲間のフウロケマンとよく似て、区別がはっきりしません。フウロケマンは中部地方以西、ミヤマキケマンは近畿地方以東とのことなので、本種ではなかろうかと・・・

【MWの関連ページ】最明寺史跡公園
花(総状花序) 葉 :軸に多数の花をつけます。(総状花序)
花の長さは2cmぐらい。先は唇状に開き、後部は距(きょ。袋状に突き出す。)になっています。

:葉は細かく深く切れ込んで(1〜2回羽状複葉。小葉は深裂。)、ニンジンのようです。
同じ仲間のムラサキケマンに比べて「硬い」感じ。

花序(総状花序)花(横から)花(正面)
【撮影】2009年04月中旬。松田町・最明寺史跡公園近く
:フウロケマンと比べると花数が多く、花はやや長いとのことです。この時は、まだ咲き始めのようでした。

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