■キダチアロエ(木立アロエ)

トップページ > 季節の花たち > キダチアロエ 更新日:2020年11月02日

キダチアロエ(全体) 【科名】ツルボラン科(ススキノキ科)(旧ユリ科) 【別名】キダチロカイ(木立蘆薈)
【撮影】2009年12月下旬 藤沢市・辻堂海浜公園

高さは膝〜腰、時には人の背丈ほど。南アフリカ原産とのこと。なるほど容姿は異国のご出身。
「アロエ」とは総称がですが、普通はこの子を単にアロエと呼んでいます。「医者いらず」とも呼ばれ、民間薬として有名です。(但し、腹痛や皮膚炎を起こすこともあるようです。)
原産地では高さ数mになって木質化するので「木立」の名とのこと。
別名のロカイは、Aloeをロエと呼んで「蘆薈」を当てたが、読みが変化した、とのこと。
キダチアロエ(花序)下向きに咲く花(先端)
上左:花茎を立ち上げて総状に多数の花が付きます。不気味に感じるのは私だけ?
上中央:下から咲き上げて、開花時は下向き。
上右:花の長さは3〜4cm。内外各3個の花被片は先端が平開。6裂した筒状花のように見えます。
キダチアロエ(葉・上から) 葉は多肉質で厚く、縁にはトゲ。
葉の緑色部分は苦いですが、葉肉のゼリー状部分には苦味はありません。
アロエヨーグルトとして販売されているのは本種ではなく、同じ仲間のアロエベラです。

花序(つぼみ・全体) 花序(つぼみ・拡大) 【撮影】2010年12月上旬 藤沢市・辻堂海浜公園

つぼみの姿は異様。
花序は苞がうろこのように重なって、爬虫類か魚類のように見えます。

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