トップページ > 季節の花たち > カシワバハグマ | 更新日:2015年10月29日 |
【科名】キク科 【別名】-- 【撮影】2012年10月上旬 相模原市緑区・南山遊歩道 山地の木陰に生え、高さは脛〜腿。この子は脛ぐらい。 茎は枝分かれせず直立し、同じ仲間(コウヤボウキ属)のコウヤボウキが分枝してヒョロヒョロしているのと見た目が異なります。 もうひとつの特徴は葉が茎の中央部に集まってつくこと。 【!】茎と頭花が見にくいので画像を加工しました。マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。
葉がブナ科カシワ(柏)に似て、ふさふさした頭花(小花の集まり)が白熊(はぐま)[1]に似るのでこの名、とのこと。[1]ウシ科ヤクの尾の毛のこと。これを束ねて払子(ほっす。僧の装身具)や旗、槍の飾りに使われる。
【MWの関連ページ】南山遊歩道 |
|
1本の茎を直立して伸ばし、上部に穂状に頭花がつきます。 コウヤボウキは普通、枝先にひとつ。 |
上左:頭花は直径2cmぐらい。10個ぐらいの小花(筒状花)からなり、白いイソギンチャクのよう。小花の数は突き出た雌しべ(合着した雄しべが筒状に囲む)を数える。小花の花冠は細長く5裂し、リボンのような裂片の先端はカールする。 コウヤボウキは先端がくるりとカールするが、カシワバハグマはひねりも入る。(内村航平!) 上中央:総苞は長めで3cm弱。総苞片の先端は丸い。 上右:葉は茎の中央部に集まってつく。長い柄があり、卵状長楕円形。縁に浅い鋸歯がある。 |
■トップページ <<前のページ|▲このページの先頭|次のページ>> |