■イガオナモミ(毬雄なもみ)

トップページ > 季節の花たち > イガオナモミ 更新日:2007年09月29日

イガオナモミ(全体) 【科名】キク科 【別名】--
【撮影】2007年09月下旬 藤沢市・引地川河口

戦後に帰化し、生育地を広げているようです。遠目ではオオオナモミに似ていますが、相違点は、
  • 実(トゲトゲの総苞)が2〜3cmと大きい。
  • トゲ(総苞片)にはさらに小さなトゲや毛がある。
  • 高さは膝腰ぐらいで、あまり高くない。
  • 葉はゆるく3裂する。
オナモミの仲間はキク科とは思えない、かなりの異端児だね。
雄頭花と雌頭花 雄頭花(拡大) :オナモミの仲間は雄/雌の2種類の花があります。
雌頭花は子供の遊び道具、ひっつき虫になる、いわゆる「実」の部分。雄頭花は小さな花(筒状花)が球状に集まっています。

:雄頭花の拡大。
雌頭花 雌頭花(拡大) :雌頭花は花びらがなく、総苞片(トゲ)が合着(がっちゃく)して硬い殻となり、先端から雌しべを出します。

:トゲの拡大。トゲの付け根にはさらに小さなトゲ!

トップページ <<前のページ|▲このページの先頭|次のページ>>
inserted by FC2 system