■ホソバテンナンショウ(細葉天南星)

トップページ > 季節の花たち > ホソバテンナンショウ 更新日:2009年05月23日

ホソバテンナンショウ(全体) 【科名】サトイモ科 【別名】--
【撮影】2009年05月上旬 静岡県小山町・足柄古道

葉(小葉)は細く、全体にマムシグサより華奢な感じなので本種であろうと判断しました。
高さは脛ぐらい。道路脇の暗い林下で見かけました。
花のように見えるのは花序を包む苞で、仏像の光背に見立てて「仏炎苞(ぶつえんほう)」と呼ぶそうです。

【MWの関連ページ】足柄古道
【参考】マムシグサは変異が多く、分類が困難なので、むしろ分類しない考え方が主流のようです。「ホソバテンナンショウもマムシグサの変異」と考え、「マムシグサ(別名:ホソバテンナンショウ)」と示すようです。
ホソバテンナンショウ(仏炎苞)付属体葉(鳥足状複葉)
上左と中央:仏炎苞は緑色。舷部(上部の舌状部分)は筒部より短い。開口部は襟のよう(耳状)に張り出す。筒部から突き出した棒状の付属体は細い。
上右:葉は2枚。鳥足状複葉の小葉は9個ぐらいで、縁には荒いギザギザ(鋸歯)がありました。

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