■ヒロハノレンリソウ(広葉の連理草)

トップページ > 季節の花たち > ヒロハノレンリソウ 更新日:2009年06月10日

ヒロハノレンリソウ 【科名】マメ科 【別名】シュッコンスイートピー(宿根スイートピー)
【撮影】2009年06月上旬 藤沢市

線路の金網フェンスに絡んで、人の背を越える高さでした。
ヨーロッパ原産とのこと。観賞用に栽培されますが、野生化しています。
花材として流通する時は、サマースイートピーや別名のシュッコンスイートピーと呼ばれるようです。
花はハマエンドウに似ますが、野生化したこの子たちはグチャグチャに絡まって品がありません。(失礼な!)
連理とは「木の枝が他の木の枝と連なり、木理(もくり。木目)まで相通じること。これより男女の契りの深いこと」。葉の付き方が対になる様子からこの名、とのこと。
ヒロハノレンリソウ(花) ヒロハノレンリソウ(花序・つぼみ) :花はマメ科らしい蝶形で横幅は3cmぐらい。やや派手なれど、見栄えがするね。

:つぼみ。花序は総状。
茎と葉 巻きひげ :特徴は翼のある平べったい茎。オオカマキリの胸部のようです。(かえって分かりづらい?)
葉は一対の小葉(2出複葉)。この様子が男女の契り。
】マウスポインタを画像に重ねると、画像が切り替わります。

:小葉の間から巻きひげを出して手当たりしだいに絡みつきます。巻きひげ同士もこんがらかって・・・人間関係だったら修復不可能だね。

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