■ヒイラギモクセイ(柊木犀)

トップページ > 季節の花たち > ヒイラギモクセイ 更新日:2011年11月11日

ヒイラギモクセイ(全体) 【科名】モクセイ科 【別名】--
【撮影】2007年10月下旬 藤沢市・引地川親水公園

生垣や庭木に使われます。
ギンモクセイヒイラギの交雑種(推定)とのこと。ギンモクセイの芳香と、ヒイラギのトゲトゲ葉の特徴を引き継いでいるように見えます。
芳香はキンモクセイほどに強くなく、ほのかな香り。しとやかだね。

ヒイラギに比べて葉のトゲは多く、浅い鋸歯。よく見ると鋸歯のない葉も見かけます。
葉腋に小花が束生花(通常は4裂)花(まれに5裂)
:白い小花が集まって咲き、花の直径は1cmぐらい。深く4裂しているので「4枚の花びら」のように見えます。よく見るとたまに5裂する花も。
雌雄異株(しゆういしゅ)で雄株だけとのこと。2本の雄しべは目立ちますが、雌しべは退化していて結実しません。

ヒイラギモクセイ 【撮影】2011年11月上旬 横浜市・三渓園

鶴翔閣の前庭で咲いていました。よい香り。
ヒイラギモクセイ(葉) 葉は対生。先はとがり、縁には刺状の鋸歯がある。
ギンモクセイにはこのような刺状はなく、細かい鋸歯があるか、または全縁(鋸歯なし)。

トップページ <<前のページ|▲このページの先頭|次のページ>>
inserted by FC2 system