■ヒガンバナ(彼岸花)

トップページ > 季節の花たち > ヒガンバナ 更新日:2012年10月06日

群生 【科名】ヒガンバナ科 【別名】マンジュシャゲ(曼珠沙華)など。
【撮影】2006年09月下旬 藤沢市、茅ヶ崎市 小出川上流

高さは脛〜膝。田の畦や川の土手などで群生を見かけます。
不思議なのは開花時期。日本全土でほぼ決まって秋の彼岸の頃です。
栽培する理由は以下とのこと。
1. 球根には毒があるので、畦に植えておけばネズミ避けになる。
2. 毒をよく洗い流せばデンプンがとれるので、飢饉に備えることができる。(救荒作物)

【MWの関連ページ】茅ヶ崎里山公園・小出川彼岸花
【参考】日本テレビ > 所さんの目がテン! > 毒をもつ!ヒガンバナ!(新しいウィンドウで開きます)
花 鮮やかな紅色は遠くからでも目立ちますが、よく見ると妖気を感じ・・・私は苦手。(失礼)
5〜7個の花が輪のように散形状に付きます。
縁が縮れた6個の朱色の花被片と、グンと飛び出す雄しべと雌しべが特徴的。
花は立派ですが、日本の彼岸花は結実せず(しても発芽しないらしい)、球根(鱗茎)で増えます。

代表的な別名はマンジュシャゲ(曼珠沙華)。全国各地でいろんな呼び名があります。
【参考】藤沢市・遠藤から茅ヶ崎市・芹沢の小出川上流部では、地元の方々の努力で土手は年々華やかです。
つぼみ 白花 :つぼみ。発芽するとグングン花茎を伸ばし、開花まで一週間だそうです。すごい成長力!

:白花も見かけます。ショウキズイセンとの交配種で、シロバナマンジュシャゲと言うようです。

葉 【撮影】2006年10月下旬 茅ヶ崎市・小出川上流

花の後に葉が出ます。ワサワサ生え、高さは脛〜膝。
「厚いニラ」って感じ。
冬を越し、春に枯れてしまいます。

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