■ハナニラ(花韮)

トップページ > 季節の花たち > ハナニラ 更新日:2020年11月02日

ハナニラ(全体) 【科名】ヒガンバナ科(旧ユリ科) 【別名】--
【撮影】2010年03月下旬 藤沢市

いつの頃からか道端で見かけるようになりました。
南米原産の園芸品種ですが、野生化して群生していることがあります。
球根(鱗茎)で増えるそうですが、これほど生育地が広がる理由が解せない・・・

高さは10〜20cmで、白〜淡青紫色の花はいかにも園芸種。
葉にはニラ(韮)のような匂いがあるのでこの名、とのこと。
葉の形もニラに似ますが、直立せずに地表に広がります。
花(正面から) 花(横から) :花の直径は3〜4cm、花被片(花冠と萼を合わせた総称を花被と言い、特に区別が難しい場合に使われる。個々の要素を花被片と言う)は6個。

:花茎を伸ばして先端に1個の花を付けます。
白い花青っぽい花花被の基部は合着
上左と中央:雄しべは6個。内花被片にへばり付いた雄しべが目立ちますが、外花被片にへばり付いた短い雄しべもあります。花のつくりは少しスイセンに似る・・・かな?
花は白っぽい〜青っぽいまで変化があり、それぞれに内側の筋(脈)の色が薄い〜濃いまで変化があります。
上右:花被片の基部は合着して筒状。

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