■ガマ(蒲)

トップページ > 季節の花たち > ガマ 更新日:2004年08月06日

フランクフルト・ソーセージ? 【科名】ガマ科 【別名】--
【撮影】2004年08月上旬 藤沢市・大庭大橋近く

池や川のふちなどの浅い水辺に群生することが多いですね。写真は、田んぼの脇の荒地でニョキニョキ。同じ仲間にはヒメガマも。

フランクフルト・ソーセージに見える部分は雌花穂。これに接して上部にモサモサしているのが雄花穂(やがて枯れ落ち、軸だけになります)。
ガマの仲間の花粉は「蒲黄(ほおう)」と呼ばれる漢方薬で、外傷・火傷に薬効があるそうです。秋深まれば雌花穂は白い綿毛のある種子(穂綿)を作ります。
さて、「因幡(いなば)の白兎(しろうさぎ)」説話で、皮をはがれたウサギがくるまったのは・・・?
(1)傷を治すために花粉、 (2)外見は元通りになる穂綿
歌では「穂綿」になっていますが、古事記では花粉を付けたと書かれているそうです。さらに古事記にはウサギの色は「白」との記述もないそうです。後世にできた歌は、子供にも分かりやすいように脚色されたのでしょうね。
ついでに、蒲(がま)の字を持つ言葉を調べてみると・・・
蒲団(布団)
蒲の葉で編んだ円座。また、蒲の穂などを布で包み円形に作ったもの。現在では主に寝具のことを指すようになった。
蒲鉾
「がまほこ」とも。ガマ科の植物の花穂(かすい)が鉾(ほこ)の形に似ていることから、蒲の穂のことをいう。食品のカマボコは、室町時代に、すり身を竹に塗りつけて焼いた姿(現在の竹輪)が蒲鉾に似ることから。
蒲焼
昔、ウナギをまるのまま(筒切りとの資料もある)縦に串刺しにして焼いた、その形、色が蒲の穂に似るところからこの名。

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