トップページ > 季節の花たち > ドクダミ | 更新日:2013年10月22日 |
【科名】ドクダミ科 【別名】-- 【撮影】2009年06月上旬 藤沢市 半日陰の湿った場所を好むようです。高さは脛ぐらい。地下茎を伸ばして群生します。 独特な臭気があります。たまに臭ってみてはいかが? でも、乾燥させると不思議とその臭気は消え、煎じて飲めば、まずくはありません。加熱しても臭いは消えるとのことです。 いろいろと薬用効果があり、民間薬として利用されます。 和名のいわれは「毒や痛みに効能があるので『毒痛み』から」。あるいは「臭気ゆえに毒が入っていると考えられて『毒溜め』から」とのこと。 |
上左:4個の白い花びら・・・に見えますが、これは総苞片[1]と言って花を包んでいたもので、花びらではないとのこと。へぇ〜!
[1]苞は萼の外側にあって花やつぼみを包んで守る葉のようなもの。キク科など花序全体を包む苞を総苞といい、個々の鱗片を総苞片という。
上中:萼も花弁もない小さな花(雄しべと雌しべ)が密に多数つきます(穂状花序)。上右:開花前は白い総苞が花穂を包んでいます。托葉の形はちょっとめずらしい。 |
【撮影】2013年06月上旬 鎌倉市・東慶寺 左:一面が全て八重の花でした。 突然変異ですが、園芸用に栽培・販売されているようです。 右:ウェディングドレスっぽいね。 園芸品の流通名は「白雪姫」と言うらしい。 |
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