■アレチウリ(荒れ地瓜)

トップページ > 季節の花たち > アレチウリ 更新日:2011年10月12日

アレチウリ(全体) 【科名】ウリ科 【別名】--
【撮影】2011年10月上旬 寒川町・目久尻川

河原や荒れ地で大規模に繁茂する、つる植物。
その姿はとても荒々しく、北アメリカ原産とは納得。
かわいくないので、これまでは撮影する気にもなりませんでした。(失礼な!)
荒れ地に育つウリの仲間ゆえこの名、とのこと。

雄花と雌花があり、花序ごとに雌雄が分かれます。
花は直径1pぐらい。薄黄緑色で5裂した合弁花。でも、離弁花説もあるらしい。
雄花序 雄しべ 雄花

:葉腋から毛深く長い花序を出し、散房状に花を付ける。
花は枯れ落ちても花柄が残り、「根」のように見えます。

:花糸も葯も合着し、雌しべの柱頭のよう。写真は花粉を出す少し前。
雌花序 雌しべ 雌花

:花序は短く、毬のような散房状。

:柱頭(雌しべの先端)は3個。
アレチウリ(葉)巻きひげミツバチ
上左:葉は円心形で浅く5〜7裂。 上中央:巻きひげで絡みつきます。草刈りは厄介。
上右:ミツバチが多数集まっていました。

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