■アブラチャン(油瀝青)

トップページ > 季節の花たち > アブラチャン 更新日:2013年03月25日

アブラチャン(全体) 【科名】クスノキ科 【別名】ムラダチ(群立)
【撮影】2013年03月下旬 藤沢市・大庭城址公園

山野のやや湿った場所に多く、幹は叢生(株立ち)し、高さは5mぐらい。
春、葉の展開に先立って黄色い花をつけます。でも、小さい花なので、あまり目立ちません。静かで控え目、つつましい感じです。
油分が多く、生木でもよく燃え、果実から灯用の油を採取したのでこの名、とのこと。
チャンは瀝青(れきせい)のことで、ピッチ(pitch。原油などの蒸留後に残る黒色粘性物資)やコールタール(coal tar。石炭乾留でできる黒色粘性物質)、アスファルト(asphalt。黒色の炭化水素化合物)などの総称とのこと。
別名は幹が叢生して群がり立つから、とのこと。
アブラチャン(雄花) 雌雄異株(しゆういしゅ)で、木(株)によって咲く花の雌雄が分かれます。
写真は雄花。雌花は雄花より小さいので、雌株はさらに目立たないようです。
雄花序(つぼみ) 雄花序 :つぼみの花序(かじょ。花をつける部分、または花のつき方)。5個ぐらいの花が集まった花序には柄があります。
同時期に咲く同じ仲間のダンコウバイ(檀香梅)と似ますが、ダンコウバイには柄がないとのこと。

:雄花序。内側雄しべの黄色い腺体(蜜腺)が目立ちます。
雄花 こんな子も! 雄花
:花は直径5mmぐらい。花被片は6個で透明感のある淡黄色。
雄しべは外側6個と内側3個。

:普通は花被片6個ですが、なかには8個の子も。雄しべは8個+4個。

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